4月2日(火)、桜が一気に開花した好天気でしたが、文教民生常任委員会の傍聴を済ませると、多可町中区で開催されている黒澤正治さんの米寿記念『花絵展』に楽しみに行ってきました。
黒澤さんは、多可町中区で長らく洋服店を営まれていました。私も、一着オーダーで背広を仕立てていただいたことがあります。大変着心地がよく、重宝させていただきました。様々な洋服のデザインを考案され洋服の仕立てをされながら、絵画や植物画にも取り組まれるようになられたそうです。特に、植物画は、教室を各地で開かれるほどにもなられました。黒澤さんの描かれる植物画は、本物を見ているような繊細さで、色彩も鮮やかでした。黒田庄町でも教室が開設され、私の知り合いもたくさん習われていました。
私は、北はりま第九合唱団で一緒させていただいたことが縁で仲良くしていただいています。米寿を迎えられ、足腰は弱られていますが、植物画に対する情熱は今も熱く持たれています。私が会場を訪れたとき、黒澤さんと第九合唱団やらららコーラスで一緒されていた女性の皆さんが、来られていました。コーラスのこと、絵画のことなど様々な話題でしたが、黒澤さんの記憶力の良さに皆さん感心されていました。
会場の作品の額縁や椅子は、多可町加美区の笹倉徹さんが作られていました。我が家の図書室のテーブルや椅子も笹倉さんに製作していただいたこともあり、座り心地の良い椅子に座って、楽しく話しました。黒澤さんには、健康に十分気を付けられて、これからも植物画を描き続けていただきたいと願っています。