東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

加美区の秋

2009-10-27 22:58:15 | その他
 10月27日、秋晴れの一日でしたが、私は、多可町加美区の視察や相談を受け、一日中加美区にいました。西脇市長・市議会選挙は終了しましたが、多可町では、11月5日告示で町長選挙・町議会議員選挙が行われます。国道427号線沿いには、各候補者の選挙事務所やのぼりが立っており、選挙が間近であることがよく分かりました。
 8月1日未明の集中豪雨による災害状況も、再度見回ることが出来ました。復旧工事は、国の災害査定も終わり、今後、加東土木事務所多可事業所、加東農林事務所、加古川流域土地改良事務所の監督の下、順次工事が進んでいくものと思われます。
 加美区は、戦後、町を挙げて植林が行われたため、他地域と比べ人工林が圧倒的に多いところです。杉原川沿いに、植林された山々が迫り、紅葉した里山をあまり見ることができません。しかし、北はりま森林組合を中心に、間伐や林道整備がしっかり行われている地域です。北はりま森林組合を訪れると、池田新組合長さんが、率先して汗を流されていました。今年8月末で引退された山口前組合長さんにも、久しぶりにお会いすることが出来ました。



 加美区は、三谷渓谷と岩座神(いさりがみ)地域が山の谷間に位置します。岩座神の棚田も、秋の取り入れを済ませ、ひっそりとしていました。岩座神の棚田を見ていると、長年、この地域の方々が山々を切り開き、水田を広げていった苦労がよく分かります。棚田オーナー等を通じて、都市部の方々との交流を進めておられますが、交流人口の増と共に、定住する若者の育成が急務だと感じました。



 奥荒田で木工を仕事にされている笹倉徹さんにも、久しぶりにお会いすることが出来ました。『徹工房』と名付けられた作業場で、笹倉さんご夫妻が一つひとつの作品(仕事)を丁寧に仕上げられていました。笹倉さんに作っていただいた私の家の図書室の机や椅子が、芸術品のような輝きを今も持っています。
 
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