12月定例会文教民生常任委員会

　12月10日から3日間、本会議2日目に付託を受けた議案審査のため、常任委員会が開催されました。10日は総務産業常任委員会、11日は私が所属する文教民生常任委員会、12日は私が委員長を務める予算決算常任委員会が開催されました。
　今回の常任委員会では、付託された議案審査とともに、11月に行われた『議会と語ろう会』で出された市民の皆さんからの意見・提案を班会議⇒班長会議⇒常任委員会へと精査された項目について、市行政の見解を聴き、委員間討議を行います。そのため、9時半に始まった委員会の終了が、夕方5時を回りました。　
　文教民生常任委員会では、6議案の審査の後、2つの陳情書の審査を行いました。陳情第１号「訪問理容（出張理容）サービスの介護保険法市町村特別給付とすることについて（要望）」、陳情第２号「平成31年度西脇市就学前・教育・保育関係予算に対する要望書」でした。
　陳情者から意見陳述が行われた後、私たち委員からの質疑を行い、どう回答するのかについて委員間討議を行いました。委員間での意見交換の進行がなかなか大変でした。
　その後、私が、「平成31年度認定こども園等への応募状況について」質疑を行いました。今年度西脇市の子ども園において、2歳児で3名の待機児童がうまれました。その中の一人は、私も知っている方の子どもで、黒田庄に実家に帰ってくる予定でしたが、待機児童になったため、残念ながら帰ることができませんでした。来年度も心配であるため、10月31日で締め切った応募状況について質疑を行いました。担当課は、こども園に入園応募したすべての子どもが入所できるべく、調整を行うとの答弁でした。
　5月・11月の議会と語ろう会に係る確認事項では、①通学路への防犯カメラ設置について、②医療費等助成について（ア．幼児・児童へのインフルエンザ予防接種助成の拡大について、イ．乳がん検診受診の助成対象の拡大について、ウ．　高校３年生までの医療費無償化の拡大について）、③卓球を市民スポーツにするための取組について、④昼間消防力の向上策について、⑤こども園における幼児教育の充実について、⑥高齢者の運転免許証返納者に対する特典の付与についての6件でした。
　また、議会による事務事業評価確認事項では、①高齢者見守りサポート事業、　　②奨学金貸付事業の2件でした。
　さらに高校生版議会報告で出された意見、①「駅伝のまち」のＰＲについて、②「きれいなまち西脇」についての2件について、委員間討議を行いました。
　課題の残る委員間討議であったと、反省しています。