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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書』

2025-06-19 06:01:13 | 市議会活動

 6月16日(月)、私が所属する総務産業常任委員会が開催され、本会議で負託を受けた議案3件の審査を行いました。3件とも全員一致で可決すべきものと決しました。

 また、市民の方から出されていた『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出』に関する請願の審査を行いました。最初に、請願者より、請願理由として「再審法の不備により、裁判所の裁量に寄ることや検察の不服申し立て等により再審開始まで長い年月を要すること、検察が持っている証拠開示の必要性とともに検察による証拠の捏造が行われていること等」が分かり易く説明されました。

 委員間での意見交換でも、先日、無罪が確定し検察官が謝罪した袴田事件等のえん罪事件を踏まえ、全員一致で請願が採択されました。請願採択を受け、意見書を正副委員長が中心となって作成し、午後の常任委員会で了解されました。6月25日の本会議で意見書が採択される予定です。総務産業常任委員会で可決された意見書を紹介します。

 

   『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書』

 

 再審制度は、三審制のもとで確定した有罪判決について、一定の重大な瑕疵があった場合にこれを是正し、有罪判決を受けた者を救済する非常救済手続である。

 えん罪は有罪とされた者や家族の人生に大きな影響を及ぼし、時にはその生命をも奪いかねない最大の人権侵害である。えん罪の発生を防ぐことはもちろん、不幸にしてえん罪が発生した場合には人権救済の観点からも速やかに救済することは国の基本的責務であり、再審制度は重要な意義を持っている。

 通常審については、戦後間もなく刑事訴訟法が改正され、刑事手続における基本的人権の保障と公正な裁判を実現するべく詳細な規定が

置かれたほか、近年でも、証拠開示制度の整備、国選弁護制度の拡充、

取調べの録音・録画等刑事手続の改善が進められている。

 しかし、再審手続について定める刑事訴訟法第4編(再審法)は、戦後の法改正から取り残された結果、今なお戦前の規定がほぼ踏襲され、審理手続を具体的に定めた規定はないに等しい状態にある。

 また、過去の多くのえん罪事件では、警察や検察庁といった捜査機関の手元にある証拠が再審段階で明らかになり、えん罪被害者を救済するための大きな原動力となっているが、現状では捜査機関の手元にある証拠を開示させる仕組みについて、現行法に明文化された規定がなく、再審請求手続において証拠開示がなされる制度的保障はない。そのため、裁判官や検察官の対応いかんで、証拠開示の範囲に大きな差が生じているのが実情であり、これを是正するためには、証拠開示のルールを定めた法律の制定が不可欠である。

 さらに、再審開始決定に対する検察官の不服申立てについては、これにより誤った再審開始決定が是正されている事案も存在するものの、不服申立てによって更に審理が長期化し、えん罪被害者の救済が遅延することが指摘されるとともに、検察官は不服申立てによらずとも、再審公判において主張の機会が保障されており不都合はないとの見解もある。

 えん罪は減らすことはできても無くなることはない。慎重な裁判を行うことでその誤りを防ぐ三審制が採用されているにもかかわらず、幾つもの再審無罪判決が出されてきたことを考えれば、再審に係る確固たる手続規定が整備されなければならない。

 ついては、国におかれては、えん罪被害者を迅速に救済するため、刑事訴訟法の再審規定の改正を速やかに行うよう強く求める。

 

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

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令和7年度西脇市消防団消防実践操法大会

2025-06-18 06:01:08 | 市議会活動

 6月15日(日)、令和7年度西脇市消防団消防実践操法大会がオリナス駐車場で開催されました。心配された雨が上がったのですが、濡れた地面で足を滑らせないか心配でした。

 実践操法大会は、消防団員の負担軽減のため、一昨年より隔年の開催になりました。しかし、実際の火災に対応できるように、操法大会のための訓練ではなく実践に即した訓練にしようと工夫されています。また、広く市民の皆さんにも関心を持ってもらおうと、高規格消防自動車の展示も行っていました。

 実践操法大会の出動人員は、団員840名中350名で、7分団の予選を勝ち抜いたチームが出場しました。小型ポンプの部には6分団、ポンプ車の部には7分団が出場しました。仕事を終え、夜大会に向けて練習を積んでこられたと思います。夜勤者の多い部は、早朝に練習したとも聞いています。どの部とも、きびきびとした動きで、素早い操法を繰り広げてくれました。ただ、放水できなかった部がひとつあり、残念な思いがしました。焦ってしまい、日ごろの訓練が思い出せなかったように思います。今回の失敗を糧に、実際の火災現場でそのようなことがないようにしていただきたいと思います。

 大会の結果は、小型ポンプの部では、優勝第4分団大木部・準優勝第2分団坂本部(坂本・蒲江・大野合同チーム)、ポンプ車の部では、優勝第2分団下戸田部・準優勝第5分団上比延部でした。

 坂本・蒲江・大野合同チームが準優勝したのは、チームワークの勝利だと思いました。小西北はりま消防長が、来賓あいさつで、消火活動において、団員それぞれが自分の役割をしっかり果たすことでチームとして目的を達成することができること、操法は指揮者・1番員~4番員・補助員がそれぞれの役割を果たす訓練だということを力説されました。その通りだと思いました。北藤西脇消防署長が講評で、消防団員の日頃の取り組みを丁寧に評価されていました。非常備消防である西脇市消防団と常備消防の北はりま消防の連携が、日ごろから取られるていることを嬉しく思いました。

 実践操法大会を通じて、各部・各分団・西脇市消防団の士気が上がり、実際の消火活動や災害救援活動に活かしていただきたいと願っています。

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『西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議』の委員会否決

2025-06-16 06:01:04 | 市議会活動

 6月13日(金)、文教民生常任委員会が開催され、付託を受けた議案3件の審査が行われました。

 議案の中、提案者・森脇議員、賛同者・東野議員から出された議員提出議案『西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議』に質疑が集中しました。

 最初に、3月15日の黒田庄地区保護者への説明会に全議員が参加したが、議員としてどのような思いで参加したのか?保護者の切実な声をどう受け止めたのか?との問いかけがありました。すべての質疑を紹介することはできませんが、決議文の文面の修正はあっても、趣旨に賛成かどうか議員の姿勢が問われるという意見が出されました。私もその通りだと考えます。住民代表である議員は、住民の声に応えて、議会で意思表示をするべきだと考えます。

 ただ、残念ながら、3対3の可否同数になり、浅田委員長の反対により、否決すべきものと決しました。私は、6月25日に行われる本会議において、賛成討論をしようと考えています。決議文の紹介をします。

 『西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議』(案)

 西脇市教育委員会は、令和6年12月に統合中学校の活用施設を含む「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画(以下「推進計画」という。)」を改定した。その後、対象地域での住民説明会や保護者説明会を開催したが、関係者の十分な理解は得られず、開校まで2年を切った現在に至っても開校準備委員会が開催できていない。

 説明会終了後、黒田庄地区区長会は、「西脇東中学校と黒田庄中学校の統合を中止し、西脇中学校を含めた3中学校による統合を前倒しすること」を求める署名活動を実施し、令和7年5月22日に署名7,725筆(市内在住者 6,390筆、黒田庄地区在住者 4,084筆(地区住民の約7割))と要望書を教育委員会に提出した。

 今回提出された署名は、黒田庄地区住民が中心ではあるものの黒田庄地区以外の市内住民の署名も2,300筆を超えており、広く市民の意思を集約したものである。

 また、黒田庄地区区長会から出された「西脇東中学校と黒田庄中学校の統合計画を白紙撤回し、令和20年度に予定している西脇中学校を含めた3中学校の統合を前倒しする計画に改める。」との要望は、黒田庄地区も含む西脇市全体の将来を考えたものである。

 教育委員会と市長は、これらのことを西脇市に住む人々と市外から西脇市に期待を寄せる人々の民意として真摯に受け止め、推進計画における中学校統合計画の見直しを求める。   以上決議する。

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『議会と語ろう会』始まる

2025-06-12 06:01:11 | 市議会活動

 令和7年度の議会報告会『議会と語ろう会』が始まりました。今年度は10月に市議会議員選挙が行われることもあり、1班が市内4自治会に出向いて行います。

 西脇市議会の議会報告会は、当初、市内8地区を回っていましたが、私たちが就任した頃からきめ細かく市内を回ろうということで、市内80自治会の公民館に出向いて行う『議会と語ろう会』に変わりました。15人の議員が3名づつ5班に分かれ、春・秋に4自治会ずつ回り、年間40自治会、2年間で全自治会を回る方法に変更されました。公民館に出向いての議員との懇談するのですから、自治会でも好評でした。しかし、回を重ねるにつれ、マンネリ化にもなり、自治会の役員だけしか集まらないこともよくありました。そのため、一昨年から、自治会だけでなく、PTAや消防団、商工会議所等の各種団体にも広げて行うようになりました。

 今回の『議会と語ろう会』では、3月定例会で議論があった「統合新中学校改修工事実施設計業務委託料4800万円」の付帯決議や国保税の値上げ等について報告した後、「消滅可能性自治体からの脱却を目指して」をテーマに意見交換を行います。

 5月23日(金)比延地区堀町、6月3日(火)黒田庄町船町での2班の『議会と語ろう会』を傍聴してきました。

 私の班・4班は、高瀬弘行議員と藤原桂造議員の3人です。7月5日(土)黒田庄町黒田、7月18日(金)重春地区高田井町、7月29日(火)津万地区大野の3ヶ所の予定が決まっています。

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第108回西脇市議会6月定例会が始まる

2025-06-09 06:01:41 | 市議会活動

 6月6日(金)、第108回西脇市議会6月定例会が始まりました。6月定例会は、6月27日(金)までの22日間の会期です。

 本会議開会に先立ち、村井正信議員が議員在任15年表彰を受けられました。本会議で、市行政から補正予算関係(一般会計・介護保険特別会計)、工事請負契約、損害賠償額の決定、消防自動車の購入、条例の改正等の議案6件が提案されました。

 また、森脇久夫議員から議員提出議案「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議」が提案されました。私は、賛同者として名前を連ねました。この議案は、黒田庄地区区長会から提出された署名(総数7,725筆、黒田庄地区住民の7割を超える4,084筆)と要望書は、黒田庄地区住民を含む市民の強い意思を示すもので、教育委員会と市長はこれを真摯に受け止め、推進計画における中学校統合計画の見直しを求める内容です。要望書にあった①令和9年度開校を目途とする、統合新中学校にかかる開校準備委員会の開催は取りやめる②西脇東中学校と黒田庄中学校の統合計画を白紙撤回し、令和20年度に予定している西脇中学校を含めた3中学校の統合を前倒しする計画に改める方向での議論を、議会の中で行っていく必要があると考えています。

 市民の方から出された「刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出」の請願の紹介議員の高瀬弘行議員から説明がありました。大崎事件や袴田事件で明らかになったように、再審請求手続きに関して、捜査機関の手元にある証拠開示の規定がないため、免罪被害者の速やかな救済が妨げられている現状があります。今回の請願は、時宜を得た請願だと考えます。私の所属する総務産業常任委員会で、請願審査を行います。

 さらに、監査委員から出された定期監査報告書の審査を総務産業常任委員会において審査を行うのですが、私は議選監査委員として委員からの質疑に応える立場になります。

 6月定例会に提出される議案数は少ないですが、議員間で意見の分かれる内容もあり、しっかりと議論を行い、議会としての方向性を出せればと考えています。

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令和6年度西脇市へのふるさと納税寄附額が約17億円に!

2025-06-07 06:01:48 | 市議会活動

 先日、西脇市の「ふるさと納税」で、令和6年度の寄附金額が初の15億円越え、約17億円を達成したとの報告を受けました。

 ふるさと納税制度は返礼品がもらえる上、税額控除が受けられるために利用する人が全国的に増加しており、西脇市も地場産品のPRや認知度向上、事業者支援などを目的に、ふるさと納税の寄附額増加に力を注いでいます。

 令和6年度、西脇市の寄附実績は前年度比の約 1.4倍、過去最高の約17億円となりました。県内で寄附金額15億円を超えるのは6自治体で、北播磨地域では加西市と西脇市の2自治体です。令和6年度西脇市ふるさと納税の状況(速報値)ですが、寄附金額・16億9,960万円(前年度比36%増)、寄附件数・4万6,211件(前年度比29%増)です。

返礼品数 1015品(前年度比2%増)の内、人気の返礼品は、1位:播州織製品(25.6%)-地場産業「播州織」のオーダーシャツのオーダー券、子ども服が特に人気で、前年度より約70%増。2位:クリーニング(19.4%)-保管サービス付きのクリーニングで、前年度より約15%増。3位:日本酒(13.6%)-西脇市は酒米「山田錦」の産地で「醸し人九平次」が大人気。4位:牛肉(11.0%)-手頃な寄附金額で、日常使いに便利な「黒田庄和牛」の小間切れ肉やプレミアムな神戸ビーフが人気。申込みから1週間以内に届くことも人気の理由。

 西脇市が寄附増加に向けた主な取組は、

  • 返礼品の拡充

  ・お米は、一度に大量に送付するのではなく、複数回に分けて届ける定期便の返礼品として提供

      ・人気の返礼品(日本酒)は、先行予約や季節限定での提供

  ・申込みからお届けまでの期間を1週間以内に短縮するなど、市場ニーズに合わせた返礼品の提供

 ②リピーター・ファンの拡大

  ・寄附者との交流イベントへの出展

  ・メルマガの定期配信(観光情報・返礼品紹介)

 ③返礼品のPR強化

  ・返礼品の写真を再撮影し、見栄えアップを実施

  ・WEB広告、冊子広告への掲載

  ・市長自らサイト事業者と面談し、連携強化

 ④その他

  ・寄附取扱いサイトの追加(計17サイト)

 全国の多くの自治体において、「ふるさと納税」により財源の確保を図ろうと頑張っています。自治体の努力によって「ふるさと納税」が目に見えて増えるのですから、担当部署が頑張る値打ちがあります。ただ、首都圏の自治体においては、国が一定程度補填するといっても税収が減少することになりますから、「ふるさと納税」の反対意見も出されています。今後、「ふるさと納税」が継続されるのかどうか、また「ふるさと納税」の基準や納付の仕方も見通せない状況にあります、西脇市の「ふるさと納税」が約17億円に達したことを評価するとともに、今後の「ふるさと納税」に不安も感じています。

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第108回西脇市議会6月定例会の告示

2025-06-02 06:01:41 | 市議会活動

 5月30日(金)、第108回西脇市議会6月定例会が告示され、6月定例会の運営について議会運営委員会が開催されました。

 6月定例会は、6月6日(金)~6月27日(金)までの22日間の会期で行われます。市行政から提案される議案は6件で、補正予算関係(一般会計・介護保険特別会計)、工事請負契約、損害賠償額の決定、消防自動車の購入、条例の改正等です。

 西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議」が、提案者・森脇議員、賛同者・東野から出されます。この議案は、黒田庄地区区長会から提出された署名と要望書は、黒田庄地区住民を含む市民の強い意思を示すもので、教育委員会と市長はこれを真摯に受け止め、推進計画における中学校統合計画の見直しを求める内容です。

 また、「刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出」に関する請願が市民の方から提出されています。大崎事件や袴田事件で明らかになったように、再審請求手続きに関して、捜査機関の手元にある証拠開示の規定がないため、免罪被害者の速やかな救済が妨げられている現状があります。今回の請願は、時宜を得た請願だと考えます。

 さらに、監査委員から例月出納検査の結果報告(2月・3月)と定期監査報告書が提出されました。16日の総務産業常任委員会において審査を行うのですが、私は議選監査委員として委員からの質疑に応える立場になります。

 6月定例会に提出される議案数は少ないですが、議員間で意見の分かれる内容もあり、しっかりと議論を行い、議会としての方向性を出せればと考えています。

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漆職人の金継ぎワークショップ

2025-05-23 06:01:21 | 市議会活動

 5月20日(火)、北はりま田園空間博物館(道の駅)体験教室で行われていた「漆職人の金継ぎワークショップ」を見学してきました。漆職人の金継ぎワークショップ は、4/8、15、22、5/13、20の全5回開催で、5月20日は最終回でした。

 職人の福﨑雄真先生の指導のもと、4名の女性の方が熱心に作業をされていました。福﨑先生は、大阪出身で大学卒業後、輪島の漆塗り職人に弟子入りされて修行をされたそうです。約10年間の修業の後独立をされ、大阪に近い多可町加美区豊部に移住してこられたそうです。今回の企画は、北はりま田園空間博物館のスタッフの加美区の越川さんが温めてこられたもので、福﨑先生との出会いで実現できました。人の出会いは不思議なものだと、おはなしを聴きながら思いました。

 教室体験教室は、欠けた陶器を持ってくること、汚れてもいい服装、エプロン、アームカバーを用意することが参加の条件です。4人の受講生は、大変熱心で、福﨑先生の説明をメモに取ったり、作業されている様子を動画に撮ったりされていました。

 陶器の欠けた部分に、漆ととの粉を十分に混ぜ合わせ、筆で塗り込んでいきます。丁寧さと根気強さが求められます。出来上がった作品も見せていただきました。何もなかった欠けた陶器が、別物になったように蘇っていきます。本当に、職人技を見せていただきました。

 北はりま田園空間博物館は、藤原孝三前理事長・藤原晃現理事長のもと、西脇市と多可町の魅力を都市部(阪神間)の人々に発信しています。また、布ぞうり作りやしめ縄づくりなどの体験学習にも力を入れています。北はりま田園空間博物館の素晴らしさを感じていただき、リピーターとしてさらに多くの方々に来ていただこうと企画作りに取り組んでいます。

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みどり園のリサイクルプラザ

2025-05-19 05:12:19 | 市議会活動

 5月16日(金)、西脇多可行政事務組合の臨時議会がみどり園で開催されました。(仮称)西脇多可新ごみ処理施設建設工事のインフレスライドによる請負契約の変更議案と南部収集車両の取得の議案審査のためでした。

 新ごみ処理施設は、多可町中区で来年4月1日稼働予定で建設中です。工事請負契約書において、人件費・材料費等の物価高騰の際はインフレスライドを採用するとの条項があるため、今回変更契約をする運びとなりました。変更増金額は3億2564万4000円で総額90憶464万4000円となりました。多額な費用ですが、市民生活に欠かせないゴミ処理施設ですので、賛成しました。

 帰りに、みどり園内には設置されているリサイクルプラザを見学してきました。大型ごみや陶器類、衣服類、図書等の廃品が持ち込まれます。みどり園では、廃品を整理し、リサイクルできるものは磨いてリサイクル品として販売しています。リサイクル品の中で希望の多い品物については、購入希望者による抽選によって決定されます。

 大人用やこども用の自転車は新品のように磨かれており、安価な値段ということもあり購入希望者が多いそうです。机やソファーなどの家具類も購入希望者が多いとのことでした。陶器類や衣類、本等を見て回りましたが、雑貨商にいるようで楽しかったです。

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ハローワーク西脇・新所長を訪問

2025-05-17 06:01:01 | 市議会活動

 5月14日(水)、4月1日付でハローワーク西脇の所長に就任された漆戸所長を訪問してきました。3月末に転任された寺尾前所長から新所長のことを伺っていたので、楽しみに訪問してきました。

 漆戸所長は、20年前にハローワーク西脇で約2年間勤務されていたそうで、20年ぶりの西脇勤務を楽しみにされているとのことでした。着任後、精力的に管内を回っておられるようで、前日も多可町加美区の企業を訪問されたとのことでした。ハローワーク西脇は、西脇市・小野市・加東市・加西市・多可町の4市1町を管内に持ちます。それぞれの市町は、ものづくりのまちとして特徴がありましたが、現在も製造業の割合が高い地域です。

 令和7年3月分の管内の有効求人倍率は、1.11倍(フルタイム1.14倍・パートタイム1.08倍)で、対前年同月比0.11アップです。ちなみに全国平均1.26倍、兵庫県平均1.00倍です。

 漆戸所長は、人材不足が全国的に問題になっている中、「企業誘致をしても働き手(労働者)はいるのか?」という状況にならないよう、雇用の確保に頑張りたいと話されていました。そのためには、大学進学のために都市部に出た若者がUターンできるように情報発信に努めるとともに、Uターン就職の際に付加価値(国県の補助や奨学金の免除等)を付け本人負担を減らせるよう企業に働きかけたいと話されていました。また、事業継続のためには、若者の正規雇用が必要であるが、管内の中高年の働く場の確保に力を注ぎたいとも話されました。ワークシェアリングを行い、高齢者2人で一人前の仕事ができる仕組みを企業で作ってもらい、高齢者を採用する企業を増やしたいと考えておられます。西脇市には、国民年金受給の高齢者が多く、生活のために働き続けたいと思われている高齢者の方々が数多くおられます。フルタイムは無理だけれど、週3日間とか午前中勤務だけとかという働き方ができればと考えます。事実、高齢者介護施設では、夜勤専属の高齢者の方々がおられます。

 漆戸所長には、4市1町の管内をくまなく知っていただき、管内の実態にあった提案をどしどししていただきたいと願っています。次回は8月頃に伺いたいと考えています。

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