人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

清水和音「オール・ショパン・プログラム」を聴く~芸劇ブランチコンサート「名曲リサイタル・サロン」スタート / 新交響楽団第246回演奏会のチケットを取る

2019年05月23日 07時20分21秒 | 日記

23日(木)。先日のブログに、赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノールの効用について書きましたが、昨日の朝日朝刊・医療面に「ポリフェノール摂取でアルツハイマー予防?」という記事が載っていました 記事によると、植物に含まれる成分ポリフェノールの一種「タキシフォリン」に、アルツハイマー病にかかわる異常なたんぱく質の蓄積や炎症を抑える効果があることが、国立病院機構京都医療センターなどのマウスの実験で分かったとのことです 実験によると、「タキシフォリン」がタンパク質の一種アミロイドβをつくる細胞を活性化させる酵素の働きを抑えているようだということです 「タキシフォリン」はアザミなどの植物に含まれるそうです ワイン、チョコレート、そして今度はアザミです ただし、人での効果は確認されていないといいますから、今後の研究を待つしかありませんね

ということで、わが家に来てから今日で1693日目を迎え、25日に来日するトランプ米大統領が東京・国技館で大相撲を観戦する際に、土俵近くの升席に椅子を置いて座って観戦し、複数の警護官(SP)が周囲について座布団が舞った場合に備えることが明らかになった というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      日本はせいぜい座布団が飛ぶくらいで済むけど 北朝鮮だったらミサイルが飛ぶぜ

 

         

 

昨日、夕食に「鶏の唐揚げ」と「トマトとレタスの卵スープ」を作りました この前作った時に娘から「唐揚げなのに何でカラっとしていないんだろう」とクレームが寄せられたので、今回は初心に立ち返って 栗原はるみ先生のレシピ通りに作りました 先生のレシピは「250グラム程度の鶏もも肉の切り身を特製のうまみ醤油に漬け込んでポリ袋に入れ、片栗粉を入れてシャカシャカして全体にまぶしてから180度の油で3分+3分揚げる」のですが、以前は600グラム分をいっぺんに作るので、片栗粉をまんべんなくまぶすために、シャカシャカしないで片栗粉を鶏肉に揉み込んでいました。これが揚げた時にグチャグチャになる原因になっていたのです 今回は2つの袋に鶏肉を300グラムずつ別々に入れてシャカシャカしたものを揚げました 結果は大成功でした

人はこうして失敗のうえに成功体験を積み重ねながら成長していくのでしょうね まだまだ修行が足りないな

 

     

 

         

 

7月15日(月・祝)午後2時から東京芸術劇場コンサートホールで開かれる新交響楽団第246回演奏会のチケットを取りました   プログラムは①ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」より抜粋、②プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より抜粋、③バーンスタイン:「ウエストサイドストーリー」より「シンフォニックダンス」です 指揮は矢崎彦太郎です

 

     

 

         

 

昨日、池袋の東京芸術劇場で「芸劇ブランチコンサート 第1回名曲リサイタル・サロン」を聴きました これは、これまで隔月に開いてきた「芸劇ブランチコンサート『名曲ラウンジ』」が好評で、毎回満席に近い状況に欲を出した、もとい、気を良くした主催者が、今度は出演者が一人だけの「リサイタル」(ギャラが一人分で済む)を開いてみようと企画した新シリーズです 両方ともチケット代は@2400円なので、リサイタル・サロンはボロもうけではないか 清水和音氏が1枚絡んでいることは間違いありません それを証拠に、第1回目の「リサイタル・サロン」の出演者は清水氏その人です

プログラムはショパンの①即興曲第2番 嬰へ長調、②4つのマズルカ(第22番 嬰ト短調、第23番 ニ長調、第24番 ハ長調、第25番 ロ短調)、③バラード第1番 ト短調、④ノクターン第5番 嬰へ長調、同第14番 嬰へ短調、⑤ワルツ第6番 変ニ長調「子犬のワルツ」、同第7番 嬰ハ短調、同第8番  変イ長調、⑥ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」です

 

     

 

これまでの『名曲ラウンジ』ほどではないにしても、1階席を中心にかなりの集客率を誇っています

”必殺仕掛け人”清水和音氏が登場し1曲目の「即興曲第2番嬰へ長調」の演奏に入ります この曲はフレデリック・ショパン(1810‐1849)が1839年に作曲した作品です

「名曲ラウンジ」の初代ナビゲーター八塩圭子さんが当シリーズでカムバックし、清水氏にインタビューしましたが、彼は「ショパンはこの作品を失敗作と言っていましたが、私は好きな曲です」と語ったうえ、次に演奏するマズルカとワルツの違いについて「同じ3拍子の曲でも、ワルツは貴族のための曲で、マズルカは庶民のための曲です」と解説しました

4つのマズルカ」(第22番 嬰ト短調、第23番 ニ長調、第24番 ハ長調、第25番 ロ短調)は1837年から1838年にかけて作曲され、R.モストフスカ伯爵令嬢に献呈されました 清水氏の演奏は長調と短調の弾き分けが見事でしたが、個人的には第23番の元気のいいマズルカが好きです

続けて演奏された「バラード第1番 ト短調」(1835年に完成。シュトックハウゼン男爵に献呈)について清水氏は、「この曲は苦労して作曲した形跡があります。迷いながら書いている感じがします この曲は指回りが難しいので嫌いです」と語っていました。プロの演奏家が「嫌いです」と言っていいのか 嫌いな曲を弾くピアニストの演奏を 気持ちよく聴けると思うか 嫌いだったら わざわざプログラムに載せなければいいだろう ショパンの作品は山ほどあるんだから こういうところが清水氏はどーもなぁ、と思うのです

この曲はクラシックを聴き始めた頃に、よくホロヴィッツのCDで聴きました まさに感動的な名演です


     


次にノクターン第5番 嬰へ長調(1830~31年に作曲)、同第14番 嬰へ短調(1841年に作曲)を演奏、続けて1846年から翌47年にかけて作曲したワルツ第6番 変ニ長調「子犬のワルツ」、同第7番 嬰ハ短調、同第8番  変イ長調を演奏しました 「ノクターン」は夜想曲のことですが、アイルランドのピアニスト、ジョン・フィールド(1782‐1837)が創始者と言われています 個人的には第13番ハ短調作品48-1(レント)のノクターンが一番好きです

次に演奏するポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」について清水氏は、「ショパンの曲は初期の作品に有名な曲が多いんです 幻想即興曲にしても、子犬のワルツにしてもそうです。その一方、このポロネーズは後期の1842年に作曲された作品です ショパン・プログラムのアンコール曲と言えばこの曲がよく選ばれます」と語り、演奏に入りました。パワフルな清水氏にはこういう曲が向いているように思います


     

コメント
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