旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

紅燃ゆる教林坊

2020-12-08 21:26:47 | その他

かつては観音正寺の末寺が三十以上もあり繁栄を極めたというが、現在は教林坊というささやかな寺が一つ残っているだけである・・・ 白洲正子「かくれ里 石の寺」より

 

滋賀県近江八幡にある天台宗の古刹

 

境内を真っ赤に染め上げる紅葉はことのほか素晴らしい

 

小堀遠州作の庭には苔むした庭石巨石が点在し

 

別名「石の寺」とよばれる

 

秋の夕陽に照る山紅葉

 

晩秋の透過光を求め高低差のある境内を散策

 

書院脇の蹲踞は水琴窟で琴のように澄んだ響きが聞こえます

 

緑の苔と散り紅葉

 

境内を埋める紅葉の古木

 

侘び寂びの隠れ里

 

茅葺の書院を覆う紅葉

 

本堂のまわりは紅もみじ

 

過行く秋を惜しみ散る紅葉

 

ディープマゼンダの絨毯

 

小堀遠州の美意識が宿る名庭園

 

庭の隅には冬の風情も

2020年11月 滋賀県近江八幡市

コメント (5)
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