試楽祭夜のお楽しみ。
伝承された作法に則り、
針綱神社前広場で夜車山の準備が始まりました。
昼車山行事が終わると車山群は駅前組と神社組二手に分かれ提灯を纏う。
パンフレットには載ってないが、
提灯の点灯に向けた一連の作業は見所の一つ。
伝統の手法で時間を睨みながら手際よくすすめられる。
点灯前の素提灯姿も美しい。
365個の提灯は昔ながらの蝋燭が用いらており、
揺らぐ炎に浮かぶ車山の姿は、
幻想の極みである。
心配された天気も雨の心配はないようだ。
やがて全ての提灯が灯り、
花冷えの御城下へ打って出る。
2017年4月 愛知県犬山市