平成生まれの子供たちが、
招き板を誇らしげに掲げ、
令和の時代を駆け抜ける。
勇壮な舁き山笠の露払いを務める博多っ子。
子供たちが参加しない山笠なんてさび抜きの刺身。
わんぱく世代の子供たちは山笠行事に無くてはならない存在。
時には笑顔で、
時には歯を食いしばり、
豪快無双の山笠行事に愛らしい彩を添えてくれる。
2019年7月 福岡県福岡市
平成生まれの子供たちが、
招き板を誇らしげに掲げ、
令和の時代を駆け抜ける。
勇壮な舁き山笠の露払いを務める博多っ子。
子供たちが参加しない山笠なんてさび抜きの刺身。
わんぱく世代の子供たちは山笠行事に無くてはならない存在。
時には笑顔で、
時には歯を食いしばり、
豪快無双の山笠行事に愛らしい彩を添えてくれる。
2019年7月 福岡県福岡市
祭りには遊び心も必要かと思っている。
俺と勝負するのか?
私は本気よ
引き分けやな~
オット、今年は旗で避けてやるぜ
甘いな~
普段は厳しい表情の赤手拭も思わず微笑む。
アーツ、 水まきのおっちゃんが来たぞ!!
「 お願いですから、止めてください」 子供たちが笑わせてくれる。
嘆願する子供たちの頭上に勢い水が飛んだ。
山笠スピリットの洗礼である。
博多っ子のはしゃぎ声は舁き出しの序曲。
冷て~
2019年7月 福岡県福岡市
あの「山笠のぼせ」達を冷やせ!!
中洲流怒涛の進撃が始まった。
これでもか!! と言わんばかりに降り注ぐ勢い水に送られて、
最後の「流舁き」が始まりました。
土居流の舁き出し時刻は17時00分。
構成各町から次々と舁き手が集結する。
舁き出し前の厳かな儀式。
半日後に迫った「追い山」に向けて最後の調整である。
見物客にとっては至近距離で疾走する山笠を見ることができる最後のチャンス。
山笠ビギナーにとっては肩を入れる最後の機会となる。
自町の通りをくまなく回り、
山笠行事の期間中、世話になった町内に感謝を込め最後のご挨拶。
山笠が地域に根ざした祭礼であることを実感する。
土居通りを帰途に就く子供たち。 お腹が空いたよ~
追善山が始まりました。 亡くなった流の功労者の霊を弔い、感謝する行事です。
帰還した山笠の棒を洗い清め、
慎重にゆっくりと山小屋へ運びます。
流舁き終了時刻は18時00分。 直会で英気を養った後、明朝の「追い山」に挑む。
2019年7月 福岡県福岡市
「博多千年門」は歴史的文化財が残る博多の寺社エリアへ観光客を導くウェルカムゲート。
承天寺通りは朝の散歩に格好な遊歩道。
山号は「萬松山」 臨済宗東福寺派の名刹「承天寺」
開山は高名な聖一国師。
庭は人が訪れない早朝に愛でたいものだ。
雨に濡れた石畳。
心静かにゆっくりと拝観したい。
質素にして格調高い禅の庭。
方丈の前には石庭「洗濤庭」が広がる。
玄界灘の波を表現した見事な枯山水庭園。
雨の朝に眺める緑の庭。
こちらは塔頭の「天與庵」
禅寺の様式美が伝わってまいります。
本堂前の枯山水庭園も美しい。
夏を彩る木槿を眺めながら博多の中心部へ向かいます。
2019年7月 福岡県福岡市
おじいちゃん早く、もっと速く!!
7月13日は「集団山見せ」です。
どうした? 落とし物でも探しとるのか? 知識のない県外者ならそう思うだろう(笑)
いかなる天候でも山笠行事は執り行われます。
いっそ、土砂降りのほうが臨場感あふれる光景が見れたかもしれない。
紺の水法被に紅一点の締め込み姿が存在感を主張しております。
「集団山見せ」は昭和37年に福岡市の要請で始まった行事。
舁き手で埋め尽くされた明治通り。
呉服町交差点から福岡市役所まで、
舁き山笠が商人の町から城下町福岡に入る。
この行事に限って台上がりは福博の知名士が務める。
走らんか!!
街路樹が美しい明治通り、揃いの水法被は祭礼の美学。
台上がりを務める小松政夫氏は博多出身、違和感なく山笠に溶け込んでおります。
博多っ子は山笠で育つ。
「集団山見せ」は七流すべて参加する行事。
先走りで招き板を掲げる子供たち。
オイサッ、オイサツ、オイサッ
公式行事ではないが「櫛田入り」の山笠練習になんとか間に合いました。
無料で桟敷席に入場できるとあって、雨にもかかわらず多くの山笠ファンが取り囲んだ。
2019年7月 福岡県福岡市