打ち鳴らされる太鼓と鉦の音に誘われて、今年も訪れた泉州は岸和田。
だんじりの周辺に身を置けば、祭り気分はいやが上にも高揚する。
真夏を思わせる青空の下で‘だんじり娘’が出番を待つ。
‘だんじりキッズ’は見事な彫刻を観賞中。
休憩中のだんじり内は子供達の指定席だ。
「北町だんじり」のパレード曳行が始まった。
一年ぶりに眺める晴れ姿である。
2012年9月 大阪府岸和田市
打ち鳴らされる太鼓と鉦の音に誘われて、今年も訪れた泉州は岸和田。
だんじりの周辺に身を置けば、祭り気分はいやが上にも高揚する。
真夏を思わせる青空の下で‘だんじり娘’が出番を待つ。
‘だんじりキッズ’は見事な彫刻を観賞中。
休憩中のだんじり内は子供達の指定席だ。
「北町だんじり」のパレード曳行が始まった。
一年ぶりに眺める晴れ姿である。
2012年9月 大阪府岸和田市
陽が落ちると灯入れ曳行が始まる。
誰もがこの祭りが終焉を迎えつつあることを知っている。
提灯に彩られただんじりは過ぎゆく夏を惜しむかのようにゆっくりと進む。
北町のだんじりを見送り帰途に就いた。
2011年9月 大阪府岸和田市
豪快無双に岸和田城下を駆けぬけるだんじり。
先頭の綱先から最後尾の集団まで、その全長は200mを超えると聞く。
その全体像を捉えることはプロのカメラマンでも難しいであろう。
撮っても毎年同じようなアングルの写真になってしまう。
されど、巡りくる季節に、馴染みの町を訪ね、非日常の風を感じることはマンネリではない。
2011年9月 大阪府岸和田市
「やりまわし」と呼ばれる豪快な方向転換、時には民家の軒を吹き飛ばす場面が映像で紹介される。
しかし、だんじりの魅力はそれだけではない。
500人を超える子供から壮年の曳き手が一体となって綱を曳く姿は実に美しい。
町衆の連帯意識、家族の絆がこの祭りを見ていると実感できるのである。
2011年9月 大阪府岸和田市
昼間の曳行が終了して灯入れ曳行が始まるまでの黄昏時。
町内では黙々と提灯の飾り付けが始まる。
見物人にとっても祭りの緊張感から解き放たれる何とも言えない和みの時間帯。
名残のだんじりにゆっくりと付き従おう。
2011年9月 大阪府岸和田市