遠くへ・・・

自転車で走った記録

BRM913宮城1000km その3

2013年09月25日 | 自転車

どうにか太平洋岸へ出てきたので、行ける所までどんどん書いていかないと。 (^^ゞ

  

 

~PC5

釜石駅すぐ手前のコンビニがPC4で、ここで補給してすぐ左手に釜石駅。

No46 大渡橋南 322.2kmで県道4号へ。

道沿いの店舗はごく普通に見えた。

 

県道4号を走っていくと、右手が一気に開ける。 そこには、1階の外壁がボロボロになって、鉄骨がむき出しになった建物。

 

No48 323.8kmで国道45号(釜石BP)に合流して、アップダウンが始まる。

国道を走って居るとこんな標識の繰り返し。

 

 

 

2年半前の記録

 

 

 

こんな写真を撮ることに意識が行ってしまい、No51 大槌BP南口 333.3kmを通過していたのに気が付かなかった。

区間距離3.0kmなのに、5km以上来ている。

あわてて、Uターン。

 

No51 大槌BP南口 333.3kmから県道280号に入ると、山添のバイパスから降り込む。

県道の周りは夏草が生い茂っている。

ただ、舗装された道の両脇には、コンクリートで家の基礎やアスファルトに白線を引いた駐車場がある。

2年半前まで、ここには確かに何かが有った所。

 

何も無い所に、崩れ落ちそうなコンクリの大槌町役場。

 

多くの方の人生が変わった場所 合掌。

 

 

ただ、県道沿いにも、プレハブで営業している店舗もある。

自力でどうにかなる世界もあるだろうし、助けが必要な世界もあると思う。

海と険しい山のごく僅かの平地で暮らしている方に、何もせずに「高台へ住め」というのは、関東平野で暮らしている「○○」の傲慢さ。

国が、海沿いの山を全部平にするぐらいの根性据えて掛からないとどうにもならないと思う。

何しろ、とどにいが必死に登る国道脇の僅かな空き地に、プレハブの仮設住宅が建っているのですから。

自由に車で移動できれば良いけれど、そうでないと生活すること自体が大変な空間がアチコチに見受けられました。

 

とどにい個人は微力ですが、なんとかしたいものです。

 

No56 375.8km辺りで宮古。

この先は久慈まで補給困難区間との宮城情報なので、とりあえず補給のためにローソンで休憩予定。

出かけにとど妻が「あまちゃん」の所でウニ買って来い。と言っていたが、そもそも「あまちゃん」って、どこが舞台だか良く知らん。 (^^ゞ

宮古の駅へ行ってみるが、何も無い。 と言うか、お祭り準備で忙しそう。(^^ゞ

どうも、ここは違うようなので、ルートからちょっと外れたローソンで補給。

 

ルートに復帰して走り始めるが、それにしても暑い。国道の温度計は、29度と30度を行ったり来たり。 (ーー;) 

 

群馬から見れば、きわめて海沿いを走っている国道45号だが、実際はひたすら山の中を走り続ける。

登って降って、自分がどこに居るのか良く判らないし、道路標識に出てくる「久慈」までの距離が全然減らない。 (:_;)

 

国道45号はここいら一帯を縦貫する大幹線で、産業便も多いが、皆さん自転車海苔に優しくて、しっかり車間を取って抜いていく。

その中で唯一、後ろからクラクション鳴らしてすぐ脇を抜けていくトラック。

活魚運搬車のような荷台だが、排水ホースから腐りかけたような酷い魚の臭いがする水を撒き散らしながら走っていく。

臭くてたまらん。 (ーー;)

 

No58 小本 407.3kmで、国道45号は中野峠経由の旧道になる。

標高差は150m程度だが、平均8%を超える登攀。(:_;)

やっと登り切った所で、Rタイヤの感触がおかしい。

スローパンクで、空気が抜けはじめていた。

 

「もう、暑くてやってられん。」

 

とりあえず、ヘルメット脱いで一休み。 

すぐにW@Hさんとお連れにチェックされる。 (^^ゞ

 

お二人が走り去った後、パンク修理していると、時折どこからともなく人の声が聞こえる。

最初はW@Hさん達の話し声かと思ったが、そうでもない。

辺りは雑木林に覆われていて、人の居る気配は無い。 (@_@)

 

まだ、17時位でお化けには大分早いが、気持ち悪いのでとっととパンク修理してスタート。

走り始めてすぐ、左手に空き地が出てきて、無人の広場にスピーカーから夏祭りの音楽が流れている。 脅かすなよ(^^ゞ 

 

この辺りは群馬の感覚から言うとちょっと不思議で、何も無い山の中にドッカンと国道45号が走っているが、ほとんど人家は見当たらない。

でも、道の駅があったり、GSが有ったりと人が住んでいるのは間違いない。

 

唯一人家が集まっていた田野畑村役場付近で、とっくに抜いていった臭い活魚運搬車がまた荒い運転で抜いていく。

あんな運転じゃ、活魚運搬車に積まれた魚は皆痛んでしまう。

雑なやつには雑な仕事しか出来ないってことだ。 (ーー;)

 

トータルで登っている感覚はあるが、意外とピークは低かった。

 

ピークは低いが、ずいぶんと長い降りが続いて、少し楽になった。\(^o^)/

 

また、登りを登って行くと、不思議なオブジェがライトアップされている。

鮭の子供がサーフボード(ボディボード?)を持っている。 良く意味が判らん。 (^^ゞ

 

このオブジェからは、たいした登りも無く、やっと、PC5 ローソン久慈野田店 454.4km到着。

 

 

どうにかPC5にたどり着いたので、その4へ続く。

コメント (2)
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