BRM611群馬600 西会津の山並みと日本海 を走ってのいろいろなメモ的雑感です。(あまり読む価値は無いと思う)
コース情報や本BRMを走る上で役に立つ情報はありませんのであしからず。 (^^ゞ
●装備品
2日とも好天が予想されているが、雨準備も含めてフル装備。
600だが、7月の北海道を見据えての目一杯の満載(過積載か (^^ゞ)
車体装備 カッパ上下、着替え一式、ロングボトル、ツール缶、Rフェンダー
背中には、ハイドレーション、インナー1枚、ウィンドブレーカー、PCへの挨拶文(これは装備ではないか (^^ゞ)
●睡眠
前日(27日(金))が会社の歓送迎会
それなりにセーブして飲んでいたが、立派な酔っ払い。
睡眠時間としては、6時間程度は確保したが、睡眠の質はかなり悪く、熟睡できない。
おまけに明け方「ブルベで先頭を曳いていてルートが判らなくなってミスコース、そのときフロントがパンク、雨が降り出してチューブに空気を入れても水がどんどん入って行く」なんて、出走直前なのに最悪の悪夢 (;_;)
28日 スタート後
田島で、昔仮眠した精米所を確認してから、目が仮眠可能な場所を探してスピードが落ちる。
雑貨屋の店先にベンチを発見して、すかさず停止。
がりがり君を食べてベンチで仮眠 たぶん、5分位爆睡していた。
これですっかり元気になって走れた。
28日 夜
新潟の健康ランドで仮眠
風呂に入って、4時間熟睡。
前回の600の時は2時間弱しか眠れず、翌日中がきつくなったので、「睡眠導入剤」を使用して熟睡。
ところが3時間たったところで人違いで起こされた。 (-_-;)
でも、予定通り4時間熟睡。
29日 朝
4時に起きて「くわめたさん」と準備・朝食で5時前にスタート
2時間弱でなんとなくパワーが出なくなった。
補給食を食べても回復しない。またしても、目が仮眠可能なバス停を探っているので、眠いことを自覚。
長岡市内の病院前のバス停(総ガラス張り)に手ごろなベンチを発見。
背中のバックを枕に横になったとたんに爆睡。 バスのアナウンスで目が覚めた。
時間的にはそれほど長くないと思うが満足できる熟睡。
以降、暑い中を走っても、眠気や脱力感が出ることなく走り続けられた。
帰宅して、午後8時から10時間爆睡。
30日は休みが取ってあったが、体に浮腫みが出る事もなく、一日楽に過ごせた。
睡眠を十分に取った結果と思われる。
●膝の痛み
登りでゴリゴリ踏んで登ってしまった影響か、山形に入ったところで、左膝裏側が痛くなる。
軽いギヤでケイデンス90程度で回せば痛くないが、トルクが掛かると痛む。
ダンシングをしようとすると痛みでダンシングが全然出来ない。
新潟まで、大きな登りが無いので、騙し騙し走ることに。
基本的に降り基調なのでどうにか走り続けたが、市街地に入って信号で止まると最悪。
普段、左足でスタートする癖なのだが、膝が痛くて踏み出せない。
意識して右足で、2・3回踏んでから左足のビンディングを嵌めるが、それでも痛みが走ってギアを軽くする。
こんな事で、ラスボスの三国峠が越えられるのか・・・(;_;)
健康ランドの風呂でマッサージしながら、どうするか考える。
案1 ここでDNFして、W@Hさんに自転車屋を紹介してもらって輪行バックを購入
案2 PC5まで行って挨拶後、DNF
案3 とりあえず養生しながら走る。
せっかく、痛みをこらえて130km走ってきたので案3でいくことに。(まだ、220kmもあるのにホント馬鹿だね。 (^^ゞ)
29日 走り始めると、28日ほどの痛みではないが、ケイデンスを高めに維持して、左足にトルクを掛けないようにして走る。
思ったようにペースが上がらないが、走り続けられるだけでも幸せとする。
PC5の挨拶も無事に終わり、スキー場が現れだすと登りが多くなる。
積極的にギアを変えてケイデンスを維持していくが、湯沢を過ぎるともうギアは目一杯。
引き足を意識して足を回していくが、少しずつ左足にもトルクを掛けて走っていくが、左膝裏の痛みは出てこない。
気を抜かずに用心して左足に負担を掛けずに登っていく。
いきなり目の前に車が2台止まって運転手が降りる。
何事かと思ったら、もろQさん でした。
応援を頂いても、再スタート時に左足にトルクを掛けることが怖くて、止まる余裕も無くて申し訳ありませんでした。 m(__)m
三国峠を登っていくと、どうしても左足にトルクを掛けたり、ダンシングの姿勢になったりしてしまうが、左膝裏に痛みが走らない。
痛みが出始めてから20時間、養生してきたので痛みが引いたらしい。
ただ、同じ左膝の膝頭左側に痛みではない違和感が出てくる。
少しずつ左足を使い出して、どうにかラスボス通過
その後、帰宅しても左膝頭の違和感は消えなかったが、30日の昼間、温泉でのんびりしたらほぼ収まった。
走っていて膝が痛くなった時は、負荷を掛けずに軽く回して痛みを取るしかないと思っていたが、ここまでうまく行くとは思わなかった。
ただし、次回もうまく行く保証はないので、登りで負荷を掛けないように心がけよう。
●股間対策
前回の514事前認定から「ドルマイシン軟膏(ゼリア新薬 第2類医薬品)」を走る前に股間からお尻周りに塗布している。
以前は、痛くなってから縫っていたが、朝の走り始め前に塗っておくとまったくトラブルが発生しないので今回も大成功。
●総括
北海道のシミュレーションとしての600だったが、左膝の痛み以外は、ほぼ想定どおりに走れた。 ゴールタイム的には、29日走行分が想定より遅くなってしまったが、左膝が原因と思う。
ゴリゴリ走りをせずにクルクル回して走れれば(514の事前認定の時のように)、膝の痛みを発生させずに走りきれそうな気がする。
装備品も、ドロップバックを使用すれば荷物は減らせるし、睡眠もしっかりとれば、3日を超えて走り続けられる気がする。
まあ、いろいろ書いたが、事故無く走りきれて何よりの600kmでした。
