遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

2006-08-05 23:08:47 | Weblog
8月5日
 先週、私の声が変わった。突然やってきました。少しかすれ気味の声になったのですが、力がはいった声です。その夜の風呂で大きな声で歌いました。
 次の朝、妻に言ったら変わっていないという返事。内と外の感覚の違いは、思ったより大きいのですね。身近にいる人でこうなのですから、世間一般になると、ほとんど分かってもらえないのですね。
 脳梗塞による半身麻痺というのは、本当に半身が麻痺しています。顔の半分、手や足、身体の半分。半身の麻痺はそれ自身だけでなく、麻痺でない部分にも影響を及ぼすようです。機能の低下のような。左右でバランスをとりながら機能していたものが、急に負担が倍増するのですから、そりゃ大変になるでしょう。
 声が変わる。つまり声帯も半分しか動いていなかったのが、動くようになった(まだ完全ではないが)ということです。笑いながらジョークでも言おうとするときなど、声がどこかにいったんじゃないかと思うような声になっていたのですが、少し解消されたと思います。
 喉も半分麻痺ですが、一番苦しくてつらいのが嚥下(ゴクッと飲み込む行為です)です。麻痺が強いと半分でも嚥下ができません。食べ物は食べられないし、唾さえも飲み込めないのです。私の場合は軽かったようなので、最初の数日間だけ苦労しました。完全に回復しているかというと、現在は完全ではありません。
 動きや様子が外から見える部位は、何か変だなと分かってもらえるのですが、見えない部位は分かってもらえませんね。
 私も気づかなかったのですが、背骨を中心にしての麻痺しいている側、私の場合は左側、見た目動いている部分はありません。見えないところで知らない筋肉がたくさんあることを知りました。
 
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