遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

脳が疲れたとき

2008-05-24 11:28:40 | Weblog
5月24日
 5月も残り一週間となった。気温も高くなり身体も動きやすくなった。
何もなっかたわけではない。身体、体調は、毎日変化の連続でした。毎日、毎日が昨日とは違った日々でした。身体の中でも脳の動きの変動がその日の生活に大きな影響を及ぼしている。そんな状況の中でも、毎日の予定をこなしている。変な感じの脳なのに、バドミントンをしても良いのかな?と思いつつ体育館に顔を出し、いつもと同じように動き回っている私がいる。そして、昨日より進化している自分を発見している。脳も何とかして回復させようと努力しているのだ。バドミントンをすると、細かなステップを踏んでいる、多様な動きに対応するため自然におこなっている。これを15分ほど続けると左足のふくろはぎは、何故か動きが止まる。休憩しても本日内には回復しない。筋肉の疲れではないのだ。それでも無理やり動きに付き合わせる。ますます動かなくなる、それでも最後までゲームをする、途中で絶対に辞めない。痛みは無い、ただ動きたくないようだ。これは脳の問題なのだ、こうして重要な情報を脳に送っているが、早くて激しい運動の連続に対応できないでいる脳もきっとパニックに陥っているのだろう。早く改善しなくてはと昼夜の別なく動き回っているようだ。日が変われば、ご主人様は昨日のことも忘れて動き回っている。
 左手の指の動きは、足よりも更に細かい動きの連続ですよ。脳も対応が大変。こちらは、前腕に痛みが発生します。肩甲骨の背骨側の下部分に痛みが発生します。当然、脳の抵抗も強いものがあります、が、お構いなく続けます。ですが、リハビリの時は兆候が現れると、もう少し行って辞めます。
 遊びの時は、相手がいるので止められません。ミスが多くなりますが、終わりまでやります。仲間は私の事をわかっていますから、少々の手抜きをしても最後まで付き合ってくれますから、私も最後まで力を振り絞ります。つまり、その時の限界のところで動かしているのです。一人の時は基礎的な動きの練習をします。単調で辛い練習です。笛を吹きます。左手が無いと音楽になりません。薬指の動きが今一歩(いいえ、もっとです)なのです。薬指だけの単独ならなんとか良いのですが、他の指とからんだ動きになると、よくないのです。元の位置に戻らないのです。元の位置に正確にもどらないので、ホール(穴)を完全に塞げないので音がでなくなるのです。そんな状態で次の音が出るわけないですね。早さもありますから、音に追随できません。音楽になりません、悲しいことです。それでも、続けていると、日々薄皮がむけるように進歩がわかります。この薄皮一枚の進歩は、最初の頃の進歩に匹敵する進歩(回復)なのです。この進歩がないと次に進めないからです。
 先日、仲間との合同練習がありました。練習は2時間です。薄皮何枚かの進歩の披露は15分程で終わり、後は元の悪い状態になり練習を続けました。指は、もう動きたくないと何度も訴えてきました。止めるわけにはいかないので、私は苦痛の色を顔に滲ませながら、そして微笑みながら練習を続けました。そして、約二時間半の練習が終わりました。脳は、疲れ果てたようです。私に休養を訴えてきました。車を運転していると、とてつもない睡魔が襲ってきました。目を開けてはいられないほどです。やっとのことで家に着き、ベッドへ直行です。バタンと寝たきり数時間は夢の中でした。夢の中で脳は何をしたのでしょう?

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