6月2日
6月になった。脳梗塞で左半身麻痺になって2年と半年が過ぎた。今では健常者と見間違える程まで回復している。リハビリと強い意志の賜物である。リハビリは単純作業の繰り返しと絶えず限界への挑戦の連続である。一流職人と同じなのだ。昔からやっていれば、今頃は私も一流職人になっていたろうに。今からでも遅くないから続けていこうっと。
脳梗塞による麻痺のリハビリは、他人(PT,OT等)からやってもらっても効果は小さい。患者自身が動かすぞという意思をもって行って始めて効果がある。何しろ、脳の中身の話ですから。それと、時間が掛かる。一つの進展に約3ヶ月、続けていて3ヶ月。楽ではありませんが、続けていると、ある日突然、贈り物がもらえるのです。一瞬ですが、嬉しくなります。次の瞬間から、新たな課題が送られてきます、否応なしです。だけど絶対ではありません、やらなくても良いのです。やらなければ機能はそこまでで、停止。それから退歩が始まる。
機能が回復して行くには順番があるように思います。私の左腕は指先の動きがイマイチですが、全体的には良く動きます。だけど、肩と腕はまだ完全に繋がっていません。指先が良くなるのを待っているように思います。私の感ずるところによると、肩と腕は前、真ん中、後ろの三箇所で繋げているようです。最初、真ん中が繋がりました。次に後ろが繋がりました。前はまだ繋がっていません。どうして判るのかって?それが判るんです。繋がった瞬間が、ピシッとスィッチが入って急に肩が軽くなるんです。一度に全部ではないんですね。最初は肩でした、二度目の時は肘でした。でも腕が固定されていないのです。力を入れていないとブラブラするんです。コップに水を入れて歩くと水がこぼれます。どうしてもこぼれるのです。制御できないんですね。繋がったときの感触が、真ん中だとか、後ろ側だというのが判ったのです。前がまだなんだ。指や手首が機能的に回復するのを待っている。機能が回復するまでの間、指や手首は動くのか?動きます、ただ、スムーズじゃないので力がいります。。軽快に動きません。それを動かすわけです。闘うのです。誰と?私の脳と。強く抵抗してきます。その抵抗を押しのけて動かすのです。とっても力が入りますが、指は動いても指に力が入っているわけじゃない。脳に抵抗して動かすと、身体全体に力が入って、指や手首が少し動くわけです。是を繰り返していくと徐々に大きく動くようになっていきます。本当の動きができるようになるまで続けなければなりません。その間、脳は抵抗をやめません。自分との根競べです。単純作業なので嫌になります。嫌になって止める人もいるでしょう。昔は簡単に出来ていたことが出来ないし、それに単純作業ですからね。やってもすぐには結果が出ないからね。最低3ヶ月続ける必要があるようですね。すると、回復が少し見えてきます。ちっちゃな回復を確認しながら休まずに続けると、ある日突然それはやってくるのです。劇的ですね。もう、ばんざーーーーい!!!!です。でもそれでお終いじゃないのですね、残念ですが。又、新たな課題が降りてくるんですね。誰が持ってくるんでしょうか?自分自身ですね。
去年の八月、指の関節が動かせた時、回復を確信しました。あれから10ヶ月が過ぎようとしています。当時よりは動くようになっていますが、まだまだです。思うところがあって、4月から重点的にグー、パーをしています。やり始めたら50回を課しています。歩いていても座っていても立っていても、とにかく始めたら50回やる。すると先週あたりから身体に変化が出てきました。グーパーだけではないと思うけど、腕と肩との繋ぎ目の前側に鈍痛が発生しました。今も続いています。指の動きも以前より少し軽快になりました、が機能的には使い物になりません。前進しているのは、確かなようです。何時までこんな状況が続くのでしょうか。
脚にも変化があります。以前より動きやすくなっています。多分、大きく変化させたと思います。バランスが大きく変わったようです。全体的に左足への支援を減少させたような感じ、そのため左足に負担が大きくなった。左膝の違和感がとっても大きく感じられる。歩行や走行はできる。膝全体が重い感じが、ここ二週間ほど続いている。感じつつも普段どおりやっていくしかない。はい、いつもどおり続けます。
毎日が日曜日なので、リハビリに行く回数を増やそうと思い、病院に相談したところ、出来ないという返事をもらった。保険の関係で月に6回が限度らしい。私みたいな半身麻痺が150日で回復するわけないし、今では定期的に回復途上にあることを申請しなければ病院にも行けない。入院患者も3ヶ月毎に次の病院を探さねばならない。一律に判定をするのは、どうかと思う。
6月になった。脳梗塞で左半身麻痺になって2年と半年が過ぎた。今では健常者と見間違える程まで回復している。リハビリと強い意志の賜物である。リハビリは単純作業の繰り返しと絶えず限界への挑戦の連続である。一流職人と同じなのだ。昔からやっていれば、今頃は私も一流職人になっていたろうに。今からでも遅くないから続けていこうっと。
脳梗塞による麻痺のリハビリは、他人(PT,OT等)からやってもらっても効果は小さい。患者自身が動かすぞという意思をもって行って始めて効果がある。何しろ、脳の中身の話ですから。それと、時間が掛かる。一つの進展に約3ヶ月、続けていて3ヶ月。楽ではありませんが、続けていると、ある日突然、贈り物がもらえるのです。一瞬ですが、嬉しくなります。次の瞬間から、新たな課題が送られてきます、否応なしです。だけど絶対ではありません、やらなくても良いのです。やらなければ機能はそこまでで、停止。それから退歩が始まる。
機能が回復して行くには順番があるように思います。私の左腕は指先の動きがイマイチですが、全体的には良く動きます。だけど、肩と腕はまだ完全に繋がっていません。指先が良くなるのを待っているように思います。私の感ずるところによると、肩と腕は前、真ん中、後ろの三箇所で繋げているようです。最初、真ん中が繋がりました。次に後ろが繋がりました。前はまだ繋がっていません。どうして判るのかって?それが判るんです。繋がった瞬間が、ピシッとスィッチが入って急に肩が軽くなるんです。一度に全部ではないんですね。最初は肩でした、二度目の時は肘でした。でも腕が固定されていないのです。力を入れていないとブラブラするんです。コップに水を入れて歩くと水がこぼれます。どうしてもこぼれるのです。制御できないんですね。繋がったときの感触が、真ん中だとか、後ろ側だというのが判ったのです。前がまだなんだ。指や手首が機能的に回復するのを待っている。機能が回復するまでの間、指や手首は動くのか?動きます、ただ、スムーズじゃないので力がいります。。軽快に動きません。それを動かすわけです。闘うのです。誰と?私の脳と。強く抵抗してきます。その抵抗を押しのけて動かすのです。とっても力が入りますが、指は動いても指に力が入っているわけじゃない。脳に抵抗して動かすと、身体全体に力が入って、指や手首が少し動くわけです。是を繰り返していくと徐々に大きく動くようになっていきます。本当の動きができるようになるまで続けなければなりません。その間、脳は抵抗をやめません。自分との根競べです。単純作業なので嫌になります。嫌になって止める人もいるでしょう。昔は簡単に出来ていたことが出来ないし、それに単純作業ですからね。やってもすぐには結果が出ないからね。最低3ヶ月続ける必要があるようですね。すると、回復が少し見えてきます。ちっちゃな回復を確認しながら休まずに続けると、ある日突然それはやってくるのです。劇的ですね。もう、ばんざーーーーい!!!!です。でもそれでお終いじゃないのですね、残念ですが。又、新たな課題が降りてくるんですね。誰が持ってくるんでしょうか?自分自身ですね。
去年の八月、指の関節が動かせた時、回復を確信しました。あれから10ヶ月が過ぎようとしています。当時よりは動くようになっていますが、まだまだです。思うところがあって、4月から重点的にグー、パーをしています。やり始めたら50回を課しています。歩いていても座っていても立っていても、とにかく始めたら50回やる。すると先週あたりから身体に変化が出てきました。グーパーだけではないと思うけど、腕と肩との繋ぎ目の前側に鈍痛が発生しました。今も続いています。指の動きも以前より少し軽快になりました、が機能的には使い物になりません。前進しているのは、確かなようです。何時までこんな状況が続くのでしょうか。
脚にも変化があります。以前より動きやすくなっています。多分、大きく変化させたと思います。バランスが大きく変わったようです。全体的に左足への支援を減少させたような感じ、そのため左足に負担が大きくなった。左膝の違和感がとっても大きく感じられる。歩行や走行はできる。膝全体が重い感じが、ここ二週間ほど続いている。感じつつも普段どおりやっていくしかない。はい、いつもどおり続けます。
毎日が日曜日なので、リハビリに行く回数を増やそうと思い、病院に相談したところ、出来ないという返事をもらった。保険の関係で月に6回が限度らしい。私みたいな半身麻痺が150日で回復するわけないし、今では定期的に回復途上にあることを申請しなければ病院にも行けない。入院患者も3ヶ月毎に次の病院を探さねばならない。一律に判定をするのは、どうかと思う。