早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

農家の平均年齢は36歳

2012年07月26日 03時19分49秒 | 読書





外の世界を知る人が
村に定住することで、
村の文化を大きく進化させています。

村には24時間
開いている図書館、
ハイビジョン・シアター、
2ヶ国語同時通訳できる
ホールなどがあり、
国際交流も頻繁に開催しています。

村民の語学能力も高く、
村に閉じ籠っていないで、
積極的に外の世界と交流し、
良いものはどんどん取り入れる
ここ十数年でこうした
好循環が出来上がりました。

 「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄


     
     






都会の進歩的で
グローバルな暮らしを
知っている若い人が
農業後継者として育つということほど
素晴らしいことはなく
これは大きな財産

儲かる仕組みさえ整えば
若い人はどんどん戻ってくるだろうし
都会生まれの人も田舎を目指すだろう

我々サラリーマン世帯が稼ぐ年収
1000万円を超える収入があれば
この山あいの地での農業生産
十分後継者としてやっていける

とはいえ、言うは易し行うは難し
このような儲かる仕組みを
我々も考えたいものだ

     早起き鳥





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冬に穫れるレタス、暑い夏に欲しい!

2012年07月25日 03時12分05秒 | 読書





昭和25年、
日本が戦後復興の真っただ中にある時、
朝鮮半島で戦争が勃発しました。

この戦争には
米軍などの連合国が参戦し、
支配下にあった日本から
大量の物資を調達しました。

当時の日本では
大根や白菜は作っていても、
米国人が好む
西洋野菜は作られていません。

そこで米軍は
朝鮮から地理的に近く、
栽培に気候が適していた
川上村を生鮮野菜の
生産拠点として選び
さまざまな種を持ち込み、
栽培方法を村民に指導しました。

 「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄


     
     






連合軍の軍事目的から
手掛けられた西洋野菜の栽培
村内全耕作地の
74%も占めるレタス栽培

その生産量は
年間約500万ケースに達し
日本一だとか

日本全国の市場の実に
70%を占めるというから驚きだ
これだけのロットを
確保するとなれば
この地域の価格決定力はゆるぎない

ちょっとしたチャンスをとらえて
必死にがんばる努力は
雪国らしい凄い奮闘
実に素晴らしい

冬になれば
どこでも栽培できるレタス
でもこの暑い夏に
涼しい川上村でとれるレタスは
一人勝ちなのかもしれない

     早起き鳥





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壮絶な生きるための知恵

2012年07月24日 03時14分50秒 | 読書





長野県川上村は、
昭和の半ばごろまでは、
極めて貧しい村でした。

島崎藤村が著した
「千曲川のスケッチ」に
信州の中でも最も不便な、
貧しい荒れ果てた山奥の一つと
描写されている村だったのです。

そんなどうにもならない寒村が、
一躍豊かな村へと変貌したのは、
その厳しい自然環境を
逆手にとった村民たちの
壮絶な「生きるための知恵」
のおかげでした。

 「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄


     
     






信州とは
比べものにはならないけれど
今、自分が住んでいるところも
冬の雪は凄まじい

この街に35年以上住んでいるけれど
冬の雪は凄い
裏日本と言われてきたのも良くわかる

そんな雪国が
豊かになるにはどうすればいいか

原子力発電所や石油備蓄基地を誘致して
地域の経済を潤すという
歴史を受け継いでいるが

川上村のような
生きるための知恵を振り絞って
新たな産業を興す時なのかもしれない

     早起き鳥





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人の匂いがする息づかい

2012年07月23日 03時18分37秒 | 読書





街の発展は住民の暮らしと
常に一体化しなければ、
何の意味もありません。

大きな施設をいくら建てても
そこに住民の息づかいがなければ
地域に対する誇りがうまれませんし、

誇りが生まれないと
街は発展しません。

作った形が継承されていくのではなく、
その「志」が継承されていく。
街づくりの基本はそんなところに
あるのだと思います。 

 「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄


     
     






街の人の
暮らしの息遣いが感じられる街
そんな人の匂いがキーワード

物づくりであったり
商いであったり
そういう人々の営みが
基本にあっての街づくり

大切なことであり
至難の業
なかなか言うは易し行うは難し

一朝一夕にはとても
できるわけではないが
強烈なリーダーシップがあってこそ
うまくいくのかもしれない

はこもの施設を整備するというより
仕組みとか人づくり組織づくりを
立ち上げるそんな
人の匂いがする息づかいを感じた

     早起き鳥





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休日は観光客でいっぱいでも、平日は閑古鳥

2012年07月22日 04時55分51秒 | 読書





すくなくとも一億円
くらいの商いにならないと、
現実問題としては
店は続けられません。

「そこに仕事があり、
かせげるのなら、
だれも街を捨てて外には行きません。

川越には蔵があるから
人が来る
という人もいるでしょうけれど、
あるものをなんとか
工夫して使っただけで、

最初から蔵が
すごい商売になるなんて、
だれも思ってませんでした。

商売は形ではなく志。
川越には蔵があったから
成功したわけではなく、

理想に燃えて
街づくりにかけた
人材がいたから、
成功できたのです」 

 「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄


     
     






川越市というと
埼玉県というだけで
あと何もイメージが膨らんでこない

でも川越市という地名は
よく知っているし記憶に残っている
きっと素晴らしい何かが
あるのだと思っていた

なるほど蔵、土蔵、
蔵のある街なんだ
江戸時代の商いの要所
そんな商売の心が伝わってくる

地元商店街の仲野さんのことば
「休日は観光客でいっぱいでも
平日は閑古鳥」
強烈な一言

まさに自分たちが暮らす街も同じ
そこに暮らす人が
稼げる街づくり
それに尽きるわけだ

そしてそのためには
人づくりが欠かせない

     早起き鳥





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