地域活性化のポイントである
「日本一、世界一づくり」は
地元の特性を活かすことが最大のポイントです。
この白浜では、
それが魚市場(とれとれ市場)でした。
この不便で人口も少ないところに
「5000平方メートルの
魚中心の小売市場を作る」
と言うのですから、
地元では反対意見の方も多かったようです。
その後地域活性化のモデルとして
一見して「とれとれ市場」の
小型版のような市場が
全国にできましたが、
そのほとんどが失敗してしまいました。
「とれとれ市場」が
成功したもっとも大きな理由は
魚の品揃えにおいて
日本一の圧倒的な一番店だったことです。
そして商品の品質、鮮度、価格が
客の満足感を得るものだったこと、
さらにものすごい活気があり
サービス面でも第一級のものだったことです。
これは組合長の
リーダーシップの素晴らしさと
組合員の一体化の賜物だと思います。
「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄
福井市内は県庁前、
水産会館の一階ロビー
「地魚情報館」が昨秋オープン
その日に取れた鮮魚と塩干物が
常時販売されている
そして地魚の情報満載
鮮魚は獲れない日はおやすみ
日本一には到底及ばない
ささやかな情報発信拠点
毎週金曜日はテント市と称する
特売イベントを企画して頑張っている
漁業団体と漁協女性部
そして行政が協力して
越前若狭の地魚の良さをアピールするため
手造りの活動をしている
福井駅周辺のにぎわいを
取り戻そうとの一翼も担って
素朴さと身の丈の活動が爽やかである
早起き鳥
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