外観はどこにでもある
普通の旅館です。
ところが、一歩中に入ると、
そこには別世界が広がります。
ロビーでは、琴の生演奏で迎えられ、
四季折々の生け花が活けられた
館内を通り過ぎて中庭にでると
二万坪の大庭園が広がります。
驚いたことにこうした
庭園の手入れから霊峰太鼓まで
従業員の手づくりなのです。
「うちには『感動部』というのがあり、
庭園管理、生け花、琴、和太鼓、
茶道、各種イベントを社員が行います。
約30名が仕事の一部として、
お客さんをいかに感動させるか
だけを考え、実行する部です」
「まちはよみがえる」 著 船井 幸雄
呆れるほどの、
徹底的にやるおもてなし、
お客の少ない日もあるだろうに
それでもきっとやるにちがいない
琴の生演奏や何から何まで
社員がやるというということは
芸人や達人を社員にしているようなもの
人件費というコストをかけてまで
徹底したおもてなし
実に素晴らしい
きっと閑散期などというようなものは
この旅館には無いんだろう
そして常時、満館ならば宿泊料も
高く無いのかもしれない
とはいえ気になる宿泊料
低料金だからこそ
期待を裏切るような感動を
お客さんに与えることができるのだと思う
早起き鳥
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