成功した人を「運がよい」と羨む人がいる。
金持ちも高位高官も運しだい、
人間は運に支配されているように言う。
こう考える人がいる一方で、
運というものを一切否定し
迷信の一種として馬鹿にする人もいる。
運には、はこぶ（運）
という字が使われている。
自力で己を運んで行かなければ、
運の神に会えないし、
運の神に愛されることもない。
運が確かに存在するのならば、
自分がそこへ行って取るべきだ。
「運はハコブなり」である。
安田財 閥安田善次郎の訓えより
「商いの原点」 荒田 弘司著
金持ちや高位高官を羨む気持ちがないわけではないが、
上を見ればきりがないし、
下を見てもきりがない。
そうなら、自分が今おかれている状況が
金持ちや高位高官である。
と思えないこともない。
比較の目がある限り、
どこまで行ってもきりがない。
比較の目を捨てたところにこそ、
満足感という幸運が
もたらされるような気がする。
そしていろんな人に会いに足を運ぶ、
そしてたくさんの人とご縁を深め、
心を満たせば満足感という
幸運はますます大きくなり
多くの人に影響力を
及ぼす存在になれるのかもしれない。
早起き鳥
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