トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

7年目の鬼門

2012-06-25 22:12:06 | 
まだ7年経っていないけれど、今まで勤めた仕事でどうにも5年を過ぎるとソワソワしてくる。

こうしていちゃいけないような。
ここに居ちゃいけないような。
次へ進まなきゃいけないような。

6年目になると、最初の頃より環境も、人も変わる。
転勤の多いこの会社では数年単位で人が入れ替わっていく。

早い人は数箇月で代わってしまうこともある。

そんな中で、パートの私は入れ替わり、立ち代りペアーを変えながらここまできた。

3年一緒にやってきたパート仲間が部署替えで違う部屋へ移動していった。

彼女が抜けたあとの補充もなく、彼女の仕事を残ったパートで分けた。

3年一緒にやってきた、上司が転勤となった。
女性職員がペアーとなった。

いままで、どんなにパートナーが変わっても、私の仕事とパートナーの仕事がごっちゃに混じることはなかった。
それぞれが、それぞれの分担でこなしてきた。

でも、女性職員の人は私の仕事も関わるようにと言われてきたらしく、私の受け持つ仕事をすべて
兼用するようなった。

ここ数が月、ずっと違和感があった。
同僚のパートが移動した埋め合わせで、ますます仕事は忙しくなり、自分の仕事に手が回らない。

自分の予定していた仕事にかかれない。
そんな中で女性職員が私の今までやっていた仕事を次々と片付けていく。

そして、女性職員さんは自分のやりやすいように仕事の内容ややり方を次々と変えていく。

私にもそのやり方をするように細かく指導してくれるけれど、6年間やってきた自分のやり方から
変えるのは難しく、やりずらい。

それでも、女性職員さんも一生懸命考えてくれた方法なのだから文句は言えないし、そのやり方の方が
間違いを未然に防ぐことができるのだ。

本当に気を使ってくれるし申し訳ないくらいなのだ。

だけど、ずっと違和感があって、毎日が憂鬱だった。

悶々とした気持ちに自分に聞いてみた。

『何をイライラしているの?』と



『私の仕事なのに。私が6年かけてやってきたことなのに。』

そう、私は残念だった。
あっという間に人事異動があって、突然やってきて6年やってきたことをあっという間に変えられて
自分を否定されているような気がした。

今じゃ、自分がやっていた仕事の半分は女性職員さんがやっている。

『触られたくなかったのに』

ここまでずっと一人でなんとかやりくりして、積み上がった仕事が片付いた時は達成感もあって、
自分だけの仕事。なんていい気になっていた。

だけど、本当はどんなやり方でも、誰でも簡単に出来るんだ。

移動したパートさんの仕事をやって忙しさは変わらないのに、なんだか自分の仕事をしていないような
空っぽ感が残る。

わがままなんだ。
分かってる。

仕事ってそういうもんだ。

誰が悪いんでもない。
女性職員さんに怒りもない。

だけど、どんどん下がっていくモチベーションをなかなかあげる事ができない。。。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひらりん)
2012-07-09 12:00:45
わがままじゃないと思います。
誰かに言われた訳でもないのに、
【これは、私の責任で回していく仕事】
って思ってやってた仕事だからじゃないでしょうか。
ってことは、自然と“テリトリー”意識みたいなのが出来ちゃったから、(侵された)って感じただけだと思います。
本当は、経営者からみたらそういう被雇用者ってありがたいんですが、末端まで目が行きわたらないし、経営者自身判ってない人も多い。
そうすると、こちらとしたら、
(お金を貰う分だけ、言われたことをやればいいだけ。)
って思わないとやってられない時が出てきます。
理想的ではないですけどね(汗)
たとえ、効率的で無かったとしても“責任”持って仕事してること、評価してもらえる世の中だと本当はいいんですけど・・・。

返信する
ひらりんさんへ (ちっこ)
2012-07-10 19:35:25
そうなんです。
思い入れが強すぎたんですね。

でも仕事量が増えすぎて対応しきれず、ミスも多くなっていたので、今回の会社の対応は仕方いと
も納得しているんですが。。。

ひらりんさんに分かってもらえて嬉しかったです。
ふっきれた気がします。
いつもありがとうございます。
返信する

コメントを投稿