トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

大忙し

2011-02-20 11:08:06 | 
本、一冊作るんですか?

って言うくらい大量の書類と共にお兄ちゃんの

『合格通知』が届きました!


親の面接で大失態してしまって、「合否に関係ありません」と言われていたとは
いえ、心配でした。

希望の学科にも無事、一番の仲良し君と一緒に合格できました。


だけど。この大量の書類は期限が一週間しかなく、何度も名前、住所を
書いて手が痛くなった。

ようやく、完成して送った。

そして、制服販売も週末はさんでの10日間しかなく、急いで買いに行った。

中学は詰襟だったけど、今度はブレザー。

175センチになったお兄ちゃん!

とっても似合ってました。
手足が長いので本当にカッコ良かったです。

制服の他に、ジャージ。作業着と合わせていたら、2時間近くかかって
出る頃には2人ともヘトヘト。

とりあえず、期限が決まったものは終わったけれど、入学までにはまだまだ
準備するものがたくさんあります。

卒業式に向けて、お祝い会やらお別れ会やら行事が目白押しです。

カレンダーに予定を書いているだけでなんだか疲れてきました。

予定がいっぱいって苦手なんだよね。
行事前に色々考えちゃって疲れちゃうんだよね。

しかも!年度末。
仕事もメチャメチャ忙しい。

あーーー。美容室もソロソロ行かないと。。
あーーー!免許の更新も迫っている。

どうする。
どうやってやりくりする~!!

これも縁なのか

2011-02-13 21:57:00 | 
連休前の深夜。
廊下からものすごい音がした。
お兄ちゃんがまだ起きていて『なんか、今、凄い音がしたんだけど。』

『また。呑んで帰ってきた人が乱暴にドアでも閉めたんでしょ』って言ったら
『いや。そんな音じゃない。階段から落ちたような音だった』

そう言って『俺。ちょっと見てくる』とパジャマを脱いで着替えだした。

『きっと。違うよ』と言ったけどお兄ちゃんは『見てくる』と言って聞かない。

『もし、酔っ払いでも暴れてたら恐いから。お母さんが見てくるからここに居て』と
言って、そーっと廊下を見てみた。

階段の電気はついているが、物音らしいものは聞こえない。

シンとした廊下を歩いて階段を覗いて見ると、足元に眼鏡が落ちていた。

耳を澄ますとかすかに『はあ。ハア』という音が聞こえる。
身を乗り出して踊り場を覗いてみると、靴が脱げた人の足が見える。

『あーー。』と心の中で呟いて
『もしもし。大丈夫ですか』と声をかけて階段を下りていくと
年配の男性が仰向けに倒れていた。

何度か呼びかけたけど『はあ。ハア』という声しか聞こえない。
血は出ていないようだ。
『今、救急車呼びますからね』と声をかけ、部屋へ戻って電話をした。

救急の人に『携帯を持って倒れている人の側から掛けなおして』と言われ
携帯を持ってその男性の側に行き『今、救急車呼びましたからね』と声を
掛けると突然その男性は目を開けた。

『大丈夫です!』と言って起きようとするのだけど、なかなか起き上がれない。
『頭を打ったかもしれないから横になっていてください』と言うと
『いや!大丈夫』と言って立ち上がった途端またヨロヨロと倒れそうになる。

救急の人が電話から『座らせて!』と叫んでいるが
その男性は、よろけては階段を登ろうとする。そしてまたフラフラと落ちてきそうに
なるのを私が必死で抑えている状態になってしまった。

『呑みすぎたんだ!すみません。救急車は要りません』と言いながら階段を登ろうと
するので救急の人に電話で説得してもらったが結局『大丈夫』と男性が言い張って
電話を切ってしまった。

仕方がないのでお兄ちゃんを呼んで階段を登らせ部屋まで送る事にした。

心配そうに廊下に立っていたお兄ちゃんを見て、男性は『あ!』と言って
『すまいなね。呑みすぎて。大丈夫』と言いながらフラフラと部屋に入って行った。

お兄ちゃんは、ボーゼンとして『あいつ。去年、オレの事疑って、怒鳴り込んできた奴だ。』と言った。

去年その男性の部屋のドアに氷の塊をぶつけては逃げ出すといういたずらがあった。

何日もその音に悩まされていた男性は、ガタンという音がして急いでドアを開けると
お兄ちゃんが自分の家に帰ってきて鍵を開けているところに直面し、お兄ちゃんが
犯人だと思い込み『てめーか!いたずらしやがって!』とお兄ちゃんに詰め寄り

『知らない。僕じゃない』と言うお兄ちゃんのポケットとか勝手に触って
氷の塊を探した。

管理人から私の携帯に突然電話があり
『おたくの息子が悪戯していたんだ。厳重に注意し、今度やったら退去してもらう!』と怒鳴り散らされ訳も分からず家に帰ると、その男性の家の前にぶつけられたという
氷の塊が、私の部屋の前に並べられていた。

その氷は、真っ黒に油にまみれたように汚く、悪戯でぶつけるにはとても大きな
氷だった。

窓についた氷やツララを悪戯でなげてぶつけたと言うなら納得できたけど
こんな汚い、大きな氷をわざわざ外から持ってきて、何の面識もないその部屋の
ドアにお兄ちゃんがぶつけるとはどうしても納得が行かなかった。

管理人に『納得が行かない。警察に被害届けを出して監視カメラをつけ犯人を捕まえて欲しい』と要求した。

結局、その男性も直接ぶつけるところを見たわけじゃなくて、たまたま帰ってきたお兄ちゃんを犯人だと思ったと言い。マンションの理事長が間に入って、管理人に張り紙などの注意を促して様子を見ようと言うことになった。
それ以来、そのいたずらはピタリと収まった。

その時、私はその男性と結局会って話をする事が出来なかったので、顔を知らなかった。
だから、倒れている男性がその人だとは思わなかったのだ。

男性はお兄ちゃんを覚えていたのだろう。
助けに来たお兄ちゃんを見て『あ!』と言ったら慌てて逃げるように部屋に入って行った。

あの事件は丁度雪祭り前のこの時期だった。

もし、お兄ちゃんが『俺、見てくる』と言い張らなかったら私はきっと
『何かの物音だよ』と言って見に行かなかっただろう。

その男性のおでこには大きなコブが出来ていた。

時間も深夜零時を過ぎていた。
もし見に行かなかったら彼はあの冷たい廊下に倒れていたままだったのではないか。

今は、真冬で朝方はマイナス5℃、6℃は当たり前の毎日だ。

そのまま眠ってしまっても危なかったかも。

しかし、あの事件をきっかけに私は『お兄ちゃんは、何もしていなくてもトラブルに巻き込まれるのだ』という思いが支援クラスへ行く決心を固めた。

こうして、1年が経ち、お兄ちゃんの成長を見て、
支援クラスへ異動して本当に良かったと思える。

あの頃は、最悪な出来事と思った事も今は何か意味があったんだなとか思ったりする。

今回、男性を助けることとなった事で、男性のお兄ちゃんへの誤解は少しは
溶けてくれていると良いのだけれど。

これも、縁なのか。
人の出会いには意味があると誰かから聞いたことがある。

縁とは不思議なものだとつくづく感じる出来事だった。








何でそんな風に言われなくちゃいけないの?

2011-02-06 22:15:23 | 
子供達が面会に行って来た。
いつも帰ってくるとあーちゃんが30分は泣き止まなくて
前回は1時間以上も泣き止まなくて困ったから、
あーちゃんに『帰ってきたら前から食べたいって言っていたラーメン屋さんに
行こう。楽しい事が待っていると思ったら帰りもそんなに寂しくないでしょ』

『うん。そうだね』と言って、面会に行き
帰ってきたらちょっと泣いたけど『さあ。行こう』と言ったらすぐ
支度をしてラーメンを『美味しい。美味しい。』と喜んで食べてくれた。

毎回、面会の度にこんな風に出来ないけど、泣かれるのは
やっぱり私だって辛い。

今回は上手くいってよかったってホッとして帰ってきたっていうのに
お風呂に入ってあがったらメールが来ていた。

『養育費の入金は確認してくれましたか。いつもお叱りや要求のメールは
すぐ来るのに入金のメールは遅いのでなるべく早くメールしてください。』

だって。
なにそれ。
離婚してもうすぐ5年。
養育費をメールしてきた日に入れるようになったのは去年の9月から。
それもたった4回。

それまではメールで○日に入れますと言って面会も済ませておきながら
入れないことなんてしょっちゅうだった。

入金を確認するには通帳を持って記帳しなくちゃいけない。
入ったか、入っていないか分からない養育費の為に通帳を持って銀行へ何度
足を運んだ事か。

入金がなくて腹ただしい思いも何度もした。
朝は、子供たちにごはんを食べさせ、持ち物やプリント提出物の確認など
冬休みなどの連休には2人分の弁当を作り、自分の支度をして慌てて
出て行く。

朝起きてから会社に着くまで、立ちっ放し。ご飯だってたってパンを咥えて
支度してなんていつもの事。
列車に間に合うように慌てて家を出た日には、通帳なんて持って出る余裕なんて
ない。

『あ!忘れた』って2日くらい忘れる事だってある。
でも確認した時はすぐ『入金確認しました』って連絡している。

それもここ4回の話。
たった4回なのに、今回だけ『確認しました』のメールを忘れていたのを
鬼の首を取ったみたいに『文句のメールは早く来るのに』ってまるで
私が故意にメールを送っていないみたいないわれかたされて。

気分が悪いから『朝は、忙しく、お弁当なども作って出る日には通帳を持ち忘れます。
でも確認が取れたときはすぐに連絡するよう努力してます。これからも、確認が
取れ次第連絡する事になります。故意で遅くなっているわけではありません。ご理解ください。』とメールしたら即返事がきた。

『僕だって、毎朝、仕事場を二箇所廻って、少ない収入の中から一生懸命
少ないですが払っています。
僕だって大変な中をやっています。
僕だって』と自分がいかに大変かを切々と語り

『だから、なるべく早く確認してください。ご理解ください』
だって。

何それ。
努力してるってメールしてるのに。
これ以上どう努力しろと?

忘れたら遅刻してでも取りに行けと?

さらに、嫌みったらしく『ご理解ください』って私と同じ言葉を使ってのメール。

本当に腹が立つ。
面会を終えて楽しかったんじゃないの?

こっちはその後の処理に心を痛めて対処してるって言うのに
なんで、そんな意地の悪いメールを送られてこなくちゃいけないの?

こういう時って本当に、自分がどういう人間を選んで結婚していたかを
思い知らされるよね。

本当に、気分の悪い日曜日。
あーぁ。久しぶりのラーメンは美味しかったのに、気分は最悪だよ!