トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

巧妙な罠

2008-08-03 20:22:47 | 元夫婦
相変わらず養育費は入れないのに、面会の要求ばかりしてくる元夫にイラだって
『面会の日にちは○月○日の予定です。あなたも養育費の約束を守ってください』とメールした。

その1ヶ月後養育費は振り込まれた。
1年ぶりだった。

すると次の週に『次の養育費の振込みは再来週です。お兄ちゃんの自転車も俺が買ってやりたいと思っています。』とメールがきた。

私達が引っ越した直後の面会から急に羽振りのよくなった元夫。
子供たちに好きなだけゲームやプレゼントを買ってやったり、前は朝、昼とパンだけの食事が全て外食だったり。

仕事を始めたようにも見えず不思議だった。

そして今回の養育費。
前の家が売れたのだろうか?
最近は元舅達と連絡を取るようになったから、お金でももらえるように
なったのか?

前のように勝手に年金通帳からお金を下ろしているのか。

もしかしたら、働き始めたかもしれないのにいい予感が全くしない。
何のお金なのか。

何のお金でも関係ないのか。
養育費は子供の権利。
だから詮索など必要ない。

分かっている。

でも声が聞こえる
『お前が約束を守れって言ったんだ。養育費を入れろって言ったんだ。
だからやったのに、お前は俺を認めていない。俺だけが悪いんじゃない』


元夫に性病をうつされた時も
『お前が子供が欲しいって言ったんだ。俺がなかなか上手く出来ないから
風俗へ行って治そうと思ったんだ。お前が言ったんだ。』


借金をした時も
『お前が生活が苦しいって言ったんだ。だから俺は売上の穴埋めをしたんだ。
俺だけが悪いんじゃない。お前が』

何かを要求するととてつもなく大きな代償と共に跳ね返ってきた。

いつしか私は元夫に何も望まなくなったし希望をいう事が恐ろしくなった。

責任のすり替え。
巧妙な罠。

私はその罠から今も抜け出せない。

振り込まれた養育費の通帳から聞こえてくる。
『お前が言ったからやったんだ』

予感

2008-06-03 20:14:56 | 元夫婦
今回の予感は外れていた。
私の勘違いだった。

結婚していた頃、百パーセントの的中率だった私の予感。

いつも最悪の結果を運んできたあの嫌な感覚。

ありない。
そう思っても頭に浮かんだ想像は膨らんでパニックになった。

予感は外れた。

冷静になればありえない予感だった。

でも私はあの頃に容易に連れ戻され、何も考えられなくなった。

私の心は自分が思っているよりずっとずっと

あの頃を忘れないのだと知った。


勘弁してよ

2008-05-01 23:19:49 | 元夫婦
『やっぱり、電話して確認しあったほうが良いね。メールじゃ分からないからさ』
嬉しそうに電話口で元夫が言った。

引越しするのに義理父名義で登録していたものとかあって
その手続きをメールしたらお互いに勘違いして二回手続きをしていた。

『今回は私がもう一度銀行に連絡しておくから』

『そう?で。電話はどうなったの?こっちでなにかすることある?』
まるでピクニックにいく相談みたいに明るく言う。

『ところで家は近くに見つかったの?』

『それで、引越しはいつ?』


なんでそんなに明るいの?
私は毎日遅くまで自分の荷物からあなたの置き去りの荷物まで整理して
ゴミの日は朝早くから何回も往復して捨てに行っているんですよ。

『で。電話番号は決まったの?』

勘弁してよ。。。。


決意

2008-03-30 22:11:14 | 元夫婦
『悪いんだけど4月中に家を出て貰いたいんだけど。。。。』

何ヶ月ぶりだろう、元夫の声を聞いたのは。

やはり家のローンを払っていなかったらしい。

『親父が一ヶ月で退院してくるんだ。急展開で施設のお金も用意しなくちゃいけなくて、そっちの家と合わせて売るんだけど。。。』

『施設ってケアマネージャーさんのところに入らないの?』
『うん。ケアのついたマンションみたいな。。頭金に800万いるんだ。だから。。』

『はあ。ケアの人はそんな高いところじゃなくても今なら賃貸並みのところも
あるって言ってたよ』

『い。。。や。。。だから。。』

『それに、3月でそこ引き払って実家に帰るとか言ってなかった?』

『う。。。ん。(沈黙)』

『そんな4月中なんて無理だよ。入学式もあるし、仕事してるし』

『そうだよね。。。今叔父とも話してるから、だから何か要望があったら言って欲しい』

『要望とか希望とか言うけど、じゃあ引越ししないようにしてくださいとか
この家をくださいって言ったらくれるの?』

『うん。いや。。。たとえば残りのローンをちっこが全額払っていくとか。。すればそういう事も出来るかも』

『パートで10万も満たないのにどうやって残りを払うの?養育費も貰ってないのに。出来るわけないじゃん。』

『養育費はこれから少しずつでも払うよ』

『とにかく、今すぐ返事できないから。こっちも色んな人に相談したいし、
話を預かったということで良いかな』

『(沈黙) 』

『あの。。。』と何か言いたそうにしたまま何時までも沈黙が続いていた。

あの頃に戻ったようにイライラした。
いつも結果を急ぐ時は意味深に沈黙を続け私が根負けするのを待つのだ。

『いちおう、話は聞いたということで良い?考えたいから。今、返事は出来ない』
もう一度強く言った。

『あーーー。』

『じゃ!』

ムカムカする。

もう!良いや。
わたし!引っ越すわ。

これは相手の思う壺の決断かもしれないけど
もうかかわるのは真っ平だし、本当か嘘か分からない話に
振り回されるのも嫌なのだ。

保育園からちょっと遠くなっても
後1年だもの乗り越えて見せるわよ。

負けないんだから。






次から次へと

2008-03-16 22:38:35 | 元夫婦
『親父が遂に限界が来て●●●に入院しました。
ここまでこれたのもちっこのおかげです。ありがとう。
お兄ちゃんには小学校卒業おめでとうと伝えてください』

全く。次から次へと。。。

結婚している時もそうだった。

何か自分に不利な状況になりそうになると次から次へと問題を持ってきて
押し付けて問題をすり替えた。

病気になってみたり、交通事故を起こしてみたり。
会社で大きなミスを犯してクビになりかかったり。
その問題に奔走している間に本当に大事な問題はどんどん先送りされ
悪化していった。

私が養育費を要求した途端、家を売る、売らないの話を私に押し付けて
養育費の話とすり替えようとしたのだろうか。

家の事で頭がいっぱいになれば養育費の事を忘れてくれるとでも思っているのだろうか。

家を売ると言うメールの返事はしなかった。
なんて言って良いのか分からなかったから。

「了解しました」とも「納得行かない」とも返事が出来なかった。

無視されたことに元夫は焦ったのだろう。
問題は摩り替わらなかった。

次は舅の話で私の様子を探ろうとでも思ったのだろうか。

舅の話の後にとってつけたように『お兄ちゃんに卒業おめでとうと伝えて。。』

そうじゃないだろう!って突っ込みたくなる。

元夫は子供の行事が嫌いだった。
お遊戯会も運動会も卒園式も。
いつも嫌々仕方なく参加しているのがみえみえだった。

運動会もビデオを頼んでもまともに映っていた事がない。

写真を頼めば全てピントはずれ。
いつも私がビデオ片手に写真を撮った。

離婚してお兄ちゃんの運動会に散々文句をつけて来たくせに
結局競技を見ることもなくシートに転がって寝ていた。

娘の運動会は呼ばなかった。
元夫からも何の連絡もなかった。

卒業式も元夫にとってはどうでも良い事なのだ。

そろそろ、元夫も自分のした事は自分で尻拭いをするべきだと思う。
自分が安易に送ったメールでどういう結果を招いているかを責任を持つべきだと思う。

もう、話を摩り替えられるのはごめんだ。
だから、このメールの返事もするつもりはない。

どんどん遠くなる元夫。
さようなら。さようなら。





碇を下ろした船

2008-03-10 22:57:47 | 元夫婦
元夫のメールを読み返しているうちに『何かおかしい?』と感じた。

義理父と相談しています。

顔を見るのも声を聞くのも嫌悪していた元夫が、姑の事で何年ぶりかで
会っただけで、そんな話し合いをするなんておかしい。

それに、家を売却しても残ったローン分には足りないはずなのだ。
だから今までだってずっと売る事が出来ず、人に貸すにはリフォーム代がなくて
私達が住んで払っていくしかなかったのに。。。

それをいきなり売るというのがおかしい。

ふと、見えてきた。
『嘘なんだ』

きっと離婚してから元夫が払うはずだったローン分をずっと滞納しているのだ。
だからローンが滞ってここが差し押さえになろうとしているんじゃないだろうか。

その事が私にばれる前に『売る』という口実を使っているんじゃないだろうか。

そう考えるとスッキリと繋がる。

息子の中学入学を期に養育費を滞納されてから初めて請求してみた途端
この展開。

もしかしたらお金が必要でここを無断で売ろうとしているのかもしれない。
義理父の車を無断で売ったように。

やっぱり、もう深くかかわらない方が良いのかもしれない。
ちょっとずつ荷物をまとめて、今の条件に少しでも合うような物件を探すしかないかも。。。

いままでもずっと執着してきたものはみんな手放す羽目になった。

姑や舅のこともしがみついても、しがみついても引き剥がされた。
元夫との結婚生活も、泣いても叫んでも結局手放す事になってしまった。

でも、結果はいつだって幸せに近づいた。

『執着は碇を下ろした船のようなもの。
碇をあげても行き先が分からないから碇をあげるのが恐くて
いつまでも碇を下ろしたまま同じところをグルグルと廻っている。

碇をあげるためにはあげる前に次の場所を決める事。
決まれば自然と碇はあがり船は穏やかな海へと旅立っていける。』

ある、サイトで教えてもらった執着心の話。
本当だなって思う。

この家も大好きで大好きで離れたくないけれど
手放さなくちゃいけないなら受け入れるしかない。

少しでも今の条件にあった家で子供達と笑いながら過ごす自分を
想像しよう。

目的地は安住の地。
碇をあげる準備をしよう。

がっかり

2008-03-09 21:37:51 | 元夫婦
元姑の施設への入所の相談をしてから、元夫は実父と相談を重ねていたらしい。

『父親と今、そちらの住んでいる家の売却を検討しています。
なるべく子供の事を考えて現状のままでと考えていますが最悪、近い将来
引越ししてもらう事になるかもしれないと考えておいてください。
あなた方、将来の1番良い方法を考えたいです。
もし、要望があれば、提案ください。お願いします』

って。。。

要望?

先日、お兄ちゃんの中学入学にお金がかかるから養育費を入れてくださいと
メールした事には触れずじまい。

あなた方、将来の1番の良い方法って。。。
私は今、掛け持ちで仕事を探しているんですけど。。。

ここなら車がなくても生活できる全てが揃っていて、
近所の人は子供が緊急の時は快く預かってくれて、
安全で安心に暮らしているのに。。。

あなたは養育費も入れないのに簡単に出て行けという。

『子供の養育を放棄したつもりはありません。面会の日を教えてください』とメールしてくるけれど、面会する事が養育の義務だとでもいうのだろうか。

つきに1度会って、ご飯を食べさせて楽しませる事が父親の義務だとでも?

さっぱり理解できない。

どうしようかな。
ここは、私の砦のようなものだった。

でも、出るしかないのかな。

引越し費用くらい要求してみるか。。。


悪かったなって思うこと

2008-02-04 20:33:19 | 元夫婦
離婚する時、私は元夫に
「別に憎みあって別れるわけじゃない。それぞれがお互いに自立する為に
別々に生活していこう。
子供達のお父さんでいる事は変わりないし、子供達の事は相談していこう」なんて
言っていた。

あの時は本当にそう思っていた。

ご飯だってたまになら食べにいけるんじゃないか。

芸能人が「円満離婚です。今でもご飯も旅行もいきます」なんてコメントを
本気で信じていて、自分もそうなれるなんて思っていた。

でも、時間が立つにつれ、いろんな人と離婚の話をしたり、
結婚生活を改めて振り返ったりしているうちに、自分のダメージは思ったより
大きかった事に気がついた。

元夫の声を聞くことも苦痛になり
メールの返事にすら何日も気持ちが落ち着かなくなることがある。

事務的なこと意外は返信や連絡をしないようになってから
元夫からも感情的なメールが来ることもなくなった。

家に帰ると留守電がチカチカとなっていた。
元夫の叔父からだった。

元舅からの電話は繋がらないようにしているので、元舅の家で
何かがあると叔父の家に連絡が入り叔父から連絡がくる。

叔父には離婚した事を伝えていないので未だに元夫がここに住んでいると思っているのだろう
「○○(元夫の名前)が帰ったら連絡をください」

家に着いたときまだベルはなっていた。
でも名前を見て私は出るのをやめた。

元舅達の事を聞いたところでもう私には何も出来る事などないんだ
それにその事でまた元夫と話をする事も今の私にはとても辛い事だった。

元夫に叔父から連絡が欲しいと留守電が入った事をメールした。

『叔父さんには俺の携帯の電話番号を知らせたのでもうそちらにはかからないと思います』と返事がきた。

離婚する時まだまだ元舅と姑の問題は山積みだった。

今までこの事だけは元夫と必死で乗り越えた出来事だった
介護をした姑の事はとくに気がかりだった。

だから元夫にも「姑さんの事はこれからも相談にのるから」などと言っていた。

共依存自分がべったりと張り付いているような状態だったと思う。

元夫もその気だったろう。
いつでも助けてくれるんだって思ったに違いない。

だけど、私は変わった。
どんどん元夫との間に境界線は引かれ、元夫は裏切られた。騙されたと思ったんじゃないだろうか。

その気にさせて、気が変わりましたと私は鉈のごとく切り捨てたのだ。

元夫からのメールをみて、少しだけ寂しくなった。
でも元夫も境界線を引き始めたんだなって思った。

私も傷ついたけれど、私だっていっぱい傷つけちゃったんだなって思った。

待ち伏せ

2008-01-29 22:19:51 | 元夫婦
『今日ね、いい事があったんだぁ。お父さんに会っちゃった。
学校の側のコンビニで会ったんだよ。その後ね。。。あっ!お父さんに内緒って言われたんだった』息子がニコニコ顔で言った。

これまでも息子の学校の側のコンビニに朝いるところを会ったりしたと聞いたことがあったけど、帰りにあってその後遊びにどこかへ出かけたらしい。

『そう、良かったね』と言ったあとちょっと不安になった。

『あのね、まさかうちで遊んだわけじゃないよね。もうお父さんはお母さんとは離婚したからお母さんのおうちには勝手に入っちゃいけないんだよ。
家に入れたらいけないんだよ」と言った。

『違うよ。お父さんも入れないんだって言ってたもん』

『お父さんにいつでも遊びに来てねって鍵とかも渡しちゃダメなんだよ』

離婚してから1番気がかりだったこと。
息子が私のいない間に元夫を家に入れてしまうんじゃないか。
鍵を渡してしまうんじゃないか。つねに心に引っかかっていた。

息子には元夫の本当の事を伝えていない。
だからお父さん会いたさにやってしまうんじゃないかと不安を感じていた。

息子の言葉で溢れた気持ちは止められず矢継ぎ早に尋問のように息子を責めてしまった。

さっきまでウキウキだった息子は『何処へ言ったかはお父さんに内緒って言われたからいえない』そういうと布団をかぶって寝てしまった。

いつでも会えるよと言いながら待ち伏せされて予告ナシに会われると
とても不快に感じる。

やっぱり本当の事を息子に伝えるべきなんだろうか。
元夫も暮らしていた家だから入りやすいんじゃないかと気になるんだろうか。
いっそ実家に帰ったら親がいつも家にいるしそんな心配もなくなるんだろうか。

誰にも相談できない。
丸抱えの状態になってしまった。

結局元夫にメールした。
『お兄ちゃんがお父さんに会ったと嬉しそうに教えてくれました。
偶然会うこともあるかと思いますが一言連絡を入れて欲しいと思っています。
その後お兄ちゃんはお父さんに内緒って言われたと気にしていました。
口止めは子供の重荷になると感じます。考慮してあげてください。』

元夫からは『すみませんでした』の短いメールが届いた。

とても後味の悪い想いだけが残った。。。。


嫌だった事

2008-01-22 21:36:22 | 元夫婦
会社の退社時刻が近づいて来た頃

「今日はケーキでも買って帰ろうかな」とふと思った。

『わぁ。何、買って来たの?ご飯食べてから?見るだけでも良い?』
小さな目をキラキラさせて子供達が喜ぶ顔が頭に浮かんで、
思わず口元が緩んだ。

そういえば元夫もよくシュークリームとか大福とか買ってきた。
子供達が喜んで駆け寄って行くと
「お母さんに聞いてからだ」と私をチラチラ見ていたのを思い出す。

元夫もこんな風にみんなの喜ぶ顔が見たいと思っていたのだろうか。

私はいつも無理に作り笑いをしていた。
だってそのお土産のお金はその朝に元夫がなんらかの言い訳で持ち出した
お金で買ってきたと知っていたから。

元夫はそういう人だった。
私からお金を無心してはそのお金で借金を払い、余ったお金でお土産を買ってくる。

それがあまりにもあからさまでとても嫌だったのを思い出す。

初めて元夫にお金を無心されたのは
結婚する前の事だった。

婚約も決まった頃夜遅くに電話がなった。
『大変だ。会社の鞄をなくしてしまった、明日中に5万用意しなくちゃいけないんだ。用意できるだろうか?』

今までそういう金銭トラブルに巻き込まれたことのなかった私は
すっかり動転してしまい、元夫に5万を工面したのだった。

お金はすぐ返すと言っていた。
でも次の日になっても、その次の日になっても返しにはこなかった。

そして何日かたって、私の誕生日に元夫はバラの花束を私の歳の数だけ買って持ってきたのだった。
バラは用意してもお金は返してはくれなかった。

複雑な気持ちで私はその花を受け取った。

それから何日たってもお金を返してくれる様子もなく
お金の事を聞くと
『だって、バラあげたじゃん。あれは高かったんだよーー(泣くまね)」をして
話をはぐらかそうとした。

「あのね、お金は困っているだろうと好意で用意したんだよ。
すぐに返すのが普通だと思うけど」と言うともの凄く不機嫌な顔をして
『分かったよ』と言ってお金をお財布から出した。

とても嫌な気持ちだった。

元夫にとって借りた時点でそのお金は元夫のものになってしまうのだろう。
だからどう使おうと自由だ。
そのお金でプレゼントを買ってやったんだから喜べ。そういう意味だったのだろうか。

最近、ふとした場面で元夫との出来事が鮮明に思い出される。
忘れていられるのは仕事をしている時と家で子供達と騒いでいる時だけ。

眠れば元夫が夢に出てくる。
『もう、止めない?』と家に上がりこんでなかなか帰ってくれない。

目が覚めて『もう、止めない』の意味を考える。

そして、「絶対、止めない」と声に出して起き上がる。
とても疲れる。

怒りの時も過ぎつつある。
思い出の洪水に押しつぶされそうな日々に突入している。

これも、全てを受け入れ、受け流していく為の過程なのだろうか。