トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

なんのためにやってきたのか

2015-04-30 22:55:02 | 
この2年、なんの為にやってきたのか分からなくなりました。

情けないです。

ともに頑張ったはずの仲間は、後に残る人の事をかけらも心に気にかけることなく
次々と解散し、残った仲間で必死に会を回してきました。

ヒステリックに罵倒されたり、何時間も意味のない愚痴を聞かされたり、
それでも、会長の手伝いをみんな惜しげもなくやってきたはず。

徹夜でふらふらでも、任された仕事は一生懸命やってきた私たち。

でも会長は、何の報告もなく、なんの引き継ぎもなく、突然、会を去ってしまいました。

「私は2年前から辞めるって言っていたから、辞めて何が悪い。」
「辞めるとしても半年前から引き継ぎの準備をするとか、残った人が困らないように道をつけるとか。
せめて相談や報告位、2ヶ月前でも良いから言ってほしかったし、そのための会を開いて欲しかった」

「だって!辞めるって決めてたんだから。みんな知ってたでしょ。言ってたんだから!」

顔を真っ赤にして私は悪くない!とにかくあと10日で報告期限がすぎるから、はやく残った人の中から
決めてくれの一点張り。

決めようにも、会長の仕事の内容も分からず、どう引き継いで良いかもわからず
途方に暮れる私たちの出した結論は
「解散」

会員100人を抱えて、解散するというのだ。

まだ小さな子供を抱えたお母さんたちも沢山いるし、
つい最近入ってきたお母さんもいる。

たったひとりの子育てに不安を抱え
「いろいろ教えてください。色んな行事を楽しみにしてます」と言ってたのに。

奨学金も、あんなに苦労して立ち上げた無料塾も、何もかも解散して終わらせてしまうと言うのだ。

残った支部長たちも、「もう、疲れた。メンバーはなにひとつ手伝おうともせず、私におんぶにだっこ。
美味しい汁を苦労せずすすりたいだけの人達。
何かたのもうとすれば、すぐ退会すると言いだす人達に、お金をもらえるわけじゃない、ボランティアのような
この会の為になぜ私たちがそこまで苦労しなければいけないのか。

もう沢山だ。解散で良い!」と皆声をそろえて、今までたまっていた不満が爆発してしまった。

私だって、そう思った時もある
「どうして、私だけこんな思いをしてまでやらなくちゃいけないのか」って
でもこの会に入って、楽しかった事だって、ある。

結婚していた時は子供たちを旅行に連れて行ってあげる事もできなかったけれど、
会の旅行に格安で参加させてもらった。

果物狩りに、ボーリング大会。
塾だって、勉強が苦手な娘にはすごく助かっていた。

無料で大学生や定年した学校の先生が一対一で教えてくれるなんて、どこを探したってない。

それもこれも、みんな、無くなってしまう。

本当にそれでいいの?
そう皆に問えば「じゃあ、会長の仕事できるの?」と聞かれる

内容もよくわからないし、ただ昼間の活動が多いと聞かされれば、「仕事を犠牲にしてまで、無料奉仕はできない
」としか答えようがない。

「ほらね。みんな働いているんだから。やれそうな年配の方が次々と退会した状況では、もう解散しかないのよ」と
言う。

そうなんだけど。
納得いかない。
気持ちの整理がつかない。

40年続いたこの会を、そんなに簡単に解散できるのか。。。

辞めたくて、やりたくなくて、辛い会の仕事だったのに、
どうして私はこんなに落ち込んでいるんだろう。。