トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

騒ぎすぎ

2009-04-25 08:25:18 | アルコール依存症
騒ぎすぎ。

可哀相。

俺が飲み方を教えてやる。

反省してるんだから。

ほどほどにして。

気持ちは分かる。

ストレスがたまっていたんだろ。

もっと周りが気をつけてあげていれば。


『もっと、大人になって良いお酒が飲めるようになりたいです』マイクをしっかりと握り締め、まるで未来の夢を語るようにしっかりとした口調で言った。


あーー。

『もう、2度とお酒には手を出しません。私にはお酒は禁物だと自覚しました』
とはならなかったんだなと思った。

まだ飲める。
許してもらえれば。

自分は大丈夫。
ちょっと魔がさしたんだ。

誰だってある事なんだ。

誰かを傷つけたわけじゃない。
これは事故なんだ。
覚えていないんだから。

これからは気をつければ大丈夫なんだ。

そう言えば周りから、何度も『気をつけろ』って注意されてたっけ。

今度こそ気をつけるぞ。

次に飲むときは失敗しないぞ。

アルコール依存症の元舅が泥酔して寝室にやってきて、子供にオッパイを添い寝であげている私の布団に入ってきたとき、ショックと怒りで元夫と元姑に訴えた。

元夫と元姑は
『バッカだなぁ。また飲みすぎたんだな。』と言った。

『飲みすぎたからって酷い!』と言うと

『覚えていないんだから仕方ないだろ!』と怒鳴られた。

『この家は酔っていれば、覚えていなければ何でも許されるんですね』


当の元舅は私が許してくれるのをじっと物陰に隠れて待っていた。
『酔ってたんだ。今度は気をつけるから。反省してるから』


幼い子供がいたずらを咎められたように反省していた。

そんな姿を元夫と姑は

『飲まなきゃ良い人なんだ』と言った。



疲れの原因

2009-04-24 21:28:16 | 
仕事が終わった後、からだの底から『ハアアアアア』と大きなため息が出る。

今日も、一日中続いたな。。
新しい課長さんは一日中喉を鳴らしている。

『んっ。んっ。』と咳を喉の奥で我慢するような音。

ずっと鳴っている。

今、課長さんは私と組んでいた仕事からはずれ、新しい仕事を始めている。
今までの分野と違うせいか戸惑う事が多いらしい。

この分野はまだ結成してから年数が浅く、たった一人の男性と上司から始まって
今は8人で結成されている。

最初の1人の男性の並々ならぬ努力の成果があって此処まで来たのだときいた。
だからこそ、その男性の部署への思いいれはとても強い。

ある朝、カンカンに男性が課長さんを怒っていた。
何か失敗をしてしまったんだと思った。

その日から課長さんの喉が鳴り出した。

男性が『だからどうすんですか?そんな事まで私が支持するんですか?
はあ?言ってる事がめちゃくちゃじゃないですか?どうするんですか?
期限まで間に合いませんよ』

『いや。ん。ん。ん。』返す言葉もないのか言葉が出ないのか
黙ったまま喉が鳴り続ける。

『さあ。黙ってていつも最期は私がやるんですか?暇ありませんよ。
やってくださいよ。資料を説明してくださいよ。状況が分からないと教えられないです。はあ?なんですか?言ってる意味が分かりませんよ?』

『あー。すみません。ん。ん。ん。』

胃がきゅっとなる。

今に課長さんが怒り出すんじゃないか。

怒鳴りだすんじゃないか。

どうして黙ってばかりなんだろう。

早く何か言ってよ。

私は聞こえない振りをしながら心の中がドキドキとして
嫌な汗が流れてくる。

ようやく課長さんが何かを作って持って行く。

『なんですか?これ。頼んだものと違いますよ。
こんなの作ってどうすんですか?意味があるんですか?
私の話を聞いてなかったんですか?』

『いや。。すみません。。ん。ん。ん。』

『もう。良いです。できないんでしょ。やれないんでしょ。
じゃあ私が何を言っても仕方ないじゃないですか。』

そしてどんなに今の仕事が大事か、なぜこの書類が必要であったかの説明が
また延々と始まる。

『やる気ないんでしょ。黙っていれば誰かがやってくれると思っているんでしょ。
ずるいなぁ。うまいなぁ。逃げるの』と皮肉タップリに責め続ける。

課長さんは一言も発しず「ん。ん。ん。』と喉がなり続ける。


男性の方も必死に伝えようとしているけど、まったく課長さんには伝わっていないらしい。

課長さんは私と組んで仕事をしていた時、私の出す書類をまったくチェックもせずに判をポンと押して返してきていた。

私の作る書類にまったく興味がなさそうだった。

期限の迫っているものもまったく無頓着だった。

何を説明してもつまらなそうに『ん。ん。』と頷くだけで聞いているのかいないのかも分からない感じだった。
いつも不安だった。

こんな風に仕事に対してやりたくない事はやらないという向き合い方をする人もいるのだと思った。

正直、パートナーから離れた時ホッとした。

だから、この状況はそういう仕事をしてきた課長さんにとっての試練なのかもしれない。
これを乗り越えたなら得るものがあるだろうと思ったりもする。

が。。。。
毎日朝から、帰りまでなり続ける喉。
そして責め続けられる日々。

仕事って大変だなってつくづく思う。
課長さんだって前の部署では優秀で有能と評判だったらしい。

自分に合わない仕事でも頑張ってやらなくちゃいけないのだから。

会社はひとつの世界だと思う。
その世界の中で自分をいかに生きていくか。
生き抜いていくか。

サバイバル。
そんな言葉が浮かぶ毎日なのだ。

こんばんわ

2009-04-15 21:49:58 | 
仕事が終わるとぐったりと疲れます。

仕事内容が変わったわけでもなく、仕事の量は増えて
忙しいけれど、私にとっては忙しい事は働く意欲がわいて
とてもありがたい事です。

が仕事が終わると誰とも話したくないほど疲れています。

帰りの列車の中では心が何度も『辛い。辛い』と何が辛いんだか分からないけれど呟いています。

あーちゃんは元気に学校へ行っています。

お兄ちゃんの反抗期もいちだんと激しくなってきました。
まるでジェットコースターに乗っているみたいにコロコロと気分が変わります。

怒鳴ってたと思ったら大声で歌を歌ってゲラゲラ笑っていたりします。
学校が辛いんでしょうか?
こうやって気分のバランスをとっているんでしょうか。

思春期だからでしょうか?
さっぱり分かりません。

それでも朝はあーちゃんの手をひいて小学校の前まで送ってくれます。
楽しそうにしている時間の方が長いので1年の時よりは落ち着いているのかもしれない。

だんだん高校受験が近づいてきます。
お金の問題も心配です。
そろそろ本腰をいれて収入を増やす事を考えなくちゃと思っているんですが。

近くのスーパーやコンビニに深夜や早朝のバイトを募集しています。
迷っています。

元夫から引越しすると連絡があった。
引越しするお金はあっても養育費は出せないんだそうです。

引越しして運気をあげて仕事を探すんだそうで。。。

もうどうでも良いって感じで返事すらする気になれません。

子供たちもそろそろ『お父さんに会いたい』とまた騒ぎ始めているけど

『どうやら、仕事も辞めて引越しするらしい。お金もないからしばらくは会えないって連絡が来たよ』と言うとあっさりお兄ちゃんが
『じゃあ良いや。お母さんがボーリング連れってってーーー』だって。

あーちゃんが一言
『贅沢できないんだよ』と一喝してました。

我家って平和だなぁと思いながら
今日も早く寝ることにします。

みなさん、なんだか思考もからだも重く更新が遅れがちですが
ぼちぼちやりますので、暇な時は遊びに来てくださいね。