やっと一息と言うところです。
でもこうやって書いた後にまたすぐ次々と色々起こってくるのでしょう。
発達障害のお兄ちゃんの人間関係は本当に大変そうです。
言葉が上手く使えないお兄ちゃんに言葉の理解がなかなか上手くできないお友達。
ストレートに言葉が伝わって、ストレートに返ってくる。
『そんなつもりじゃなかったのに』と言ったって
『なにがそんなつもりじゃないんだ。ふざけんな!うぜー!』ってなってしまう。
お兄ちゃんの一番の仲良し君は、こだわりが強くて一度気になると止まらなくなってしまう。
ある日、お兄ちゃんの顔がお笑い芸人の○ぎという人に似ていると思った。
お兄ちゃんの顔を見るたびに『似てるよね』といい続け
お兄ちゃんを『○ぎ』と呼ぶようになった。
お兄ちゃんはあだ名をつけられることが大嫌い。
他のクラスメイトもふざけて呼んだけどお兄ちゃんが『俺はあだ名が嫌い』と言うと
すぐに止めてくれた。
しかし仲良し君は『頭にこびりついてやめられない』と言って、何度も何度も呼び続けた。
ある日会社から帰るとぐったりとベットに横たわるお兄ちゃん。
『俺。。。もう。ダメだ。どうしたら○ぎって言わなくなってくれるんだ。。
すごいストレス溜まって、俺、からだが動かなくなりそうだ。
そうだ!このストレスを解消するにはあのゲームをやるしかない。
お母さん、誕生日もう少しだから今すぐ買って来て!
あの、ゲームをやれば何とかなりそうだ』
『あのね。ゲームでストレス解消しても、問題は消えないよ。
ゲームなんてすぐ飽きるでしょ。問題が消えない限り次のゲーム。次のゲームって
終わりがなくなってしまうんだよ。
ストレス解消の為に大好きな事を道具に使うのは反対だよ。
大好きな事は楽しい気持ちの時にやるのが良いんだよ』
『じゃあ!どうすれば良いんだよ!あいつにやめろって言っても止めないんだ!
なんて言ったら止めてくれるか俺にはわからないよ!』
寝るまで延々とグチグチと暗い顔で泣き言を言うお兄ちゃんを宥めていると
こっちも気持ちが移って気が重くなってくる。
『とにかく、今日は寝よう。夜は良い案も出ないし。朝になれば気持ちも変わってるよ』
『そうかな。。。いや。ダメだ。これからもずっと言われるんだ。もう学校に
行きたくなくなってきた。』
ガックリと肩を落として自分の部屋に入って寝た。
次の朝。くらーい顔で起きてきた。
『もう!仲良し君はダメだね!今度お兄ちゃんに○ぎって言ったら仲良し君のお母さんにメールして言うか?仲良し君に直接お母さん言ってやるか!
嫌がってるのにね~ 』
『あいつ、親にチクッタって怒り出すさ。。。 』としょんぼりして学校へ行った。
その日に家に帰るとニコニコ笑ったお兄ちゃんが
『試しに、今度俺に○ぎって言ったら俺の母さんお前の母さんにメールするって言ったら凄いビビッてたさ。でこのメール母さんに見せてって』と携帯を開いて見せた。
『○ぎってしつこく言って済みませんでした。』
仲良し君。どんだけお母さんが恐いんだい。
であんなに大騒ぎした問題はあっけなく解決した。
だが!次の日はまたお兄ちゃんが友達と約束していた事を仲良し君に良い忘れてしまって、仲良し君は、約束したと思い込んで待ち合わせに出かけて、お兄ちゃんが他の友達と遊んだ事に激怒!
『てめー!俺と先に約束したのになんで他の奴と遊んでんだよ!』
『いや。誤解だよ。○○君と先に約束してたんだよ』
『チゲーだろ!俺が先だろ!』
とお兄ちゃんの中では○○君が先だから、先か後かで話が進まない。
会話はチグハグにずれて大喧嘩に。。。
『お母さん。。ダメだ。どうやって説明したら○○が先だってわかってくれるんだ』
ってまたまたくらーい顔に。
お兄ちゃんは、どうしてそうなってしまったかを聞くだけでも1時間はかかる。
ようやく聞き終えて分かった事をまとめて見る。
ひとつひとつ話して
『ねえ。先か後かじゃなくてどうすればこうならなかったと思う? 』
『最初に良い忘れてたけど俺、○○と約束してたんだ。今日は遊べないって言えば良かった』
『その通り。前の日から約束してたのは○○に聞いてもらえば分かるよ。
良い忘れてごめんね。って言えば分かってくれるかもしれないよ』
怒ってる時は俺の話聞こえてないからな。あいつ。。。
とまた憂鬱そうに学校へ行く。
0か100かしかないお兄ちゃん。
この世の終わりのような顔をされると本当にお母さんも元気が吸い取られるよ。
そして、帰ってくると『朝のバスであんまり怒ってなかった。上手く仲直りできた』
とにっこり。
お兄ちゃんの笑顔を見るとお母さんはホッとするよ。
最近、きっと仲良し君にお兄ちゃんは言葉の勉強をさせて貰ってるって思うように
なったよ。
『もう、絶交したい』って言うけど結局仲直りするふたり。
これほど分かり合えない友達はいないって思っている。
だけど、分かって欲しいと思っているふたり。
良いお友達に出会えて良かったね。お兄ちゃん。
だけどお母さんは振り回されてクタクタだよ。
でもこうやって書いた後にまたすぐ次々と色々起こってくるのでしょう。
発達障害のお兄ちゃんの人間関係は本当に大変そうです。
言葉が上手く使えないお兄ちゃんに言葉の理解がなかなか上手くできないお友達。
ストレートに言葉が伝わって、ストレートに返ってくる。
『そんなつもりじゃなかったのに』と言ったって
『なにがそんなつもりじゃないんだ。ふざけんな!うぜー!』ってなってしまう。
お兄ちゃんの一番の仲良し君は、こだわりが強くて一度気になると止まらなくなってしまう。
ある日、お兄ちゃんの顔がお笑い芸人の○ぎという人に似ていると思った。
お兄ちゃんの顔を見るたびに『似てるよね』といい続け
お兄ちゃんを『○ぎ』と呼ぶようになった。
お兄ちゃんはあだ名をつけられることが大嫌い。
他のクラスメイトもふざけて呼んだけどお兄ちゃんが『俺はあだ名が嫌い』と言うと
すぐに止めてくれた。
しかし仲良し君は『頭にこびりついてやめられない』と言って、何度も何度も呼び続けた。
ある日会社から帰るとぐったりとベットに横たわるお兄ちゃん。
『俺。。。もう。ダメだ。どうしたら○ぎって言わなくなってくれるんだ。。
すごいストレス溜まって、俺、からだが動かなくなりそうだ。
そうだ!このストレスを解消するにはあのゲームをやるしかない。
お母さん、誕生日もう少しだから今すぐ買って来て!
あの、ゲームをやれば何とかなりそうだ』
『あのね。ゲームでストレス解消しても、問題は消えないよ。
ゲームなんてすぐ飽きるでしょ。問題が消えない限り次のゲーム。次のゲームって
終わりがなくなってしまうんだよ。
ストレス解消の為に大好きな事を道具に使うのは反対だよ。
大好きな事は楽しい気持ちの時にやるのが良いんだよ』
『じゃあ!どうすれば良いんだよ!あいつにやめろって言っても止めないんだ!
なんて言ったら止めてくれるか俺にはわからないよ!』
寝るまで延々とグチグチと暗い顔で泣き言を言うお兄ちゃんを宥めていると
こっちも気持ちが移って気が重くなってくる。
『とにかく、今日は寝よう。夜は良い案も出ないし。朝になれば気持ちも変わってるよ』
『そうかな。。。いや。ダメだ。これからもずっと言われるんだ。もう学校に
行きたくなくなってきた。』
ガックリと肩を落として自分の部屋に入って寝た。
次の朝。くらーい顔で起きてきた。
『もう!仲良し君はダメだね!今度お兄ちゃんに○ぎって言ったら仲良し君のお母さんにメールして言うか?仲良し君に直接お母さん言ってやるか!
嫌がってるのにね~ 』
『あいつ、親にチクッタって怒り出すさ。。。 』としょんぼりして学校へ行った。
その日に家に帰るとニコニコ笑ったお兄ちゃんが
『試しに、今度俺に○ぎって言ったら俺の母さんお前の母さんにメールするって言ったら凄いビビッてたさ。でこのメール母さんに見せてって』と携帯を開いて見せた。
『○ぎってしつこく言って済みませんでした。』
仲良し君。どんだけお母さんが恐いんだい。
であんなに大騒ぎした問題はあっけなく解決した。
だが!次の日はまたお兄ちゃんが友達と約束していた事を仲良し君に良い忘れてしまって、仲良し君は、約束したと思い込んで待ち合わせに出かけて、お兄ちゃんが他の友達と遊んだ事に激怒!
『てめー!俺と先に約束したのになんで他の奴と遊んでんだよ!』
『いや。誤解だよ。○○君と先に約束してたんだよ』
『チゲーだろ!俺が先だろ!』
とお兄ちゃんの中では○○君が先だから、先か後かで話が進まない。
会話はチグハグにずれて大喧嘩に。。。
『お母さん。。ダメだ。どうやって説明したら○○が先だってわかってくれるんだ』
ってまたまたくらーい顔に。
お兄ちゃんは、どうしてそうなってしまったかを聞くだけでも1時間はかかる。
ようやく聞き終えて分かった事をまとめて見る。
ひとつひとつ話して
『ねえ。先か後かじゃなくてどうすればこうならなかったと思う? 』
『最初に良い忘れてたけど俺、○○と約束してたんだ。今日は遊べないって言えば良かった』
『その通り。前の日から約束してたのは○○に聞いてもらえば分かるよ。
良い忘れてごめんね。って言えば分かってくれるかもしれないよ』
怒ってる時は俺の話聞こえてないからな。あいつ。。。
とまた憂鬱そうに学校へ行く。
0か100かしかないお兄ちゃん。
この世の終わりのような顔をされると本当にお母さんも元気が吸い取られるよ。
そして、帰ってくると『朝のバスであんまり怒ってなかった。上手く仲直りできた』
とにっこり。
お兄ちゃんの笑顔を見るとお母さんはホッとするよ。
最近、きっと仲良し君にお兄ちゃんは言葉の勉強をさせて貰ってるって思うように
なったよ。
『もう、絶交したい』って言うけど結局仲直りするふたり。
これほど分かり合えない友達はいないって思っている。
だけど、分かって欲しいと思っているふたり。
良いお友達に出会えて良かったね。お兄ちゃん。
だけどお母さんは振り回されてクタクタだよ。