トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

最近

2014-07-24 20:56:31 | 
最近の私はどうもよくない。

急にカッなる事が多い。
一度、腹が立つ事が起こるとそれをいつまでも消化できない。

子供相手でも、年老いた母相手でも。

仕事の関係でも。

私の仕事をチェックしてくれる女性がいる。
その人は私以外の人の仕事もチェックしてくれる。

とても丁寧に仕事をする人で、隙がない。

彼女が見てくれたのなら安心だと思うけど、彼女はいつも「それも?私忙しくて見れない。」
「えー。そんなに。時間ないのに。」と常に仕事をひとつ頼むごとに「忙しいのに。。」と言葉がでる。

忙しいだろうと思う。
忙しい時に申し訳ないなぁと思う。
だから早めに出来て、チェックをそんなに急がなくても良いように余裕を見て出している。

彼女からも「来週は忙しいから、今週中にチェックできるものは作って出してほしい」と言われれば
今自分の持っている仕事を後回しにしてもその仕事に取り掛かるようにしている。

来週は忙しいから。そう言うから頑張って作って出したのに。。。

「こんな、どうしてもって言うものを出してほしいんだよね。私は見れるけど、決済する人が今日は忙しいでしょ。
そういうの考えてだして欲しいんだよね」


最終チェックする人が忙しいのなら、彼女が見た後に様子をみて渡してくれれば良かったのに。
なぜ?
来週は忙しい。今週は決済する人が忙しい。
だったらいつ出せと?

忙しい忙しいってため息つきながら、物を渡すたびに横目で見て鼻で「ふっ」ってあきれたようにため息つかれると
本当にがっかりする。

そんなどうでもいいような事に引っかかってずっとイライラする。

久しぶりに実家に帰ったら、母が飼っているオウムがすごく太っていて、お腹の羽を地肌が見えるほど抜いていた。

動きも緩慢だし、常に口をあけてハアハアしていて苦しそうだし、鳥はあまり水を飲まないはずなのにずっと
水を飲んでるし。

母に言ってみたが「あんたは家で小さなセキセイインコを見ているから、オウムが大きく見えるんだよ。元気だし
別に大丈夫だよ」と言う

家に帰ってもやっぱり気になって、色々調べてみた。
主食にひまわりの種を食べているが、栄養が高くあまり沢山与えてはいけないようだった。
他にも人間のあかちゃんが食べるビスケットやかっぱえびせんなどを与えているので、それもやめた方が良いんじゃないかと思えて、母に電話したら。

私のひとつひとつの話に「別に大丈夫じゃないの。元気だし。そんなに食べてないし。そんな野菜のゆでたのなんて
可哀そうじゃないの。ひまわりの種あげなきゃ良いんでしょ。元気だし。遊んでるし」と次々反論されてなんだかイラっとして
「別に私の鳥じゃないから良いけどね。ただちょっと気になっただけだから」と捨て台詞で電話を切ってしまった。

そう。
飼い主が気にしていないのだから、私が勝手に調べてあれこれ言う事じゃなかったんだ。
でも、昔飼っていた猫が死んだ時も、母は「自分の親が死んだ時より悲しい」と言ってしばらく立ち直れなかった。

鳥は具合が悪くなるとあっという間に悪くなってしまう。
いくらオウムで体が大きくても、やはり鳥なのだから、甘いものばかりや好きな物ばかりは体に悪いし
長く生きれば50年は生きられると言うのだから大切に育てたら良いのにって思ってついむきになってしまった。

スマホに夢中になった友達ともずっと疎遠状態。
本当は夏休みに会う約束をしていたが、日程を連絡出来ずにいる。

また会って、スマホとにらめっこしながら、かみ合わない話をしたくない。
これ以上彼女を嫌いになりたくない。
自分も傷つきたくないって思ってしまう

こういうところが駄目なんだよね。
自分が誰かの邪魔なんじゃないかって思ってしまうとどうしても連絡出来なくなってしまう。
そうやって、何人もの友達と疎遠になってきた。

自分から連絡もしないし、相手からも来ないのだからそれだけの関係なんだろうって思う。

お兄ちゃんが、毎日遊んでいる友達と上手くいかなくなってきたという

「毎日遊ぶと楽しいけど、そのつけが後から廻ってくるから嫌なんだよね」


本当にそうだね。
お母さんも、時々、人との境界線を間違えちゃうんだよね。

距離感って大切だよね。。。

19歳

2014-07-04 23:10:57 | ポエム
「行ってきます」

今日もまるで遊びに行く時みたいに、出かけて行った。

今日も気温は夏日。
仕事場は30度は越えるだろう。

「今日はさすがに帰りたくなった」と言いながらも
「夢中になってると、暑さも分からないんだけどね」なんて言う。

2Lの水と、でか弁2個、氷漬けタオルを入れたリュックは、私にはとても背負えない重さだ。


お財布がボロボロだったから、お財布を買ってあげた。
もう「えー!ゲーム買ってほしかったのに」とは言わなかった。

みんなでバイキングに行って食べた。

スイーツの美味しいバイキングで有名の店に行ったので、誕生日ケーキも「ここで食べちゃおう」と言っても
「えー!家で別に食べたかったのに」ともいわなかった。

最近は、ずいぶん要求される事が少なくなった。

家にもほとんどいないんだけど。。。

充実しているんだなって思う。


いつも、友達の家に泊まってばかりだから
「たまには給料もらえるようになったんだから、友達のお母さんに、いつもすみませんってお菓子のひとつも
手土産に持ってあいさつするのが社会人だよ」って言ったら

「もう、渡した。デパートのお菓子にした」

へええええ。びっくり。

19歳になったんだね。

君が生まれて19年もたったなんて。

君が生まれた年は、地下鉄サリン事件や阪神大震災があって大変な年だったんだよ。

暑い夏だった。
義理母が君が生まれる一週間前に脳こうそくで倒れてね。。
「孫の顔を見るまで死ねない」って言って3日間こん睡状態になっっちゃって、それでも半身まひにはなったけど
君と散歩するんだって言って、杖をついて歩けるようにまでなった義理母も死んじゃったなんて信じられない。。

離婚して7年もたった。

自分の人生なのに、自分の人生のように思えない時があるよ。

臆病で、卑屈で、心が乾いていつも貰うことばかり考えていた自分が、君の19年と一緒に
歩いてこれたなんて。

なんだか、頑張ったなぁって思える。

大嫌いだった自分に「ありがとう」って思える。

君に、あーちゃんに、「ありがとう」。

この家族に「ありがとう」。





そして君にもね。

ちょっと大きくなりました。