先生へ。
いつも大変お世話になっています。
今、学校祭に向けて合唱コンクールの練習にみんなで頑張っているとお兄ちゃんから聞いております。
しかし、歌詞を覚えて歌うという事がお兄ちゃんには難しいらしく、みんなに歌っていないと責められてとても辛いと言っています。
先日は音楽の授業に出ることが苦痛でたまらないと学校にいけなくなり、お休みさせていただきました。
特に指揮者のお子さんとの関係がとても悪くなってしまったらしく、とても悩んでいるようです。
最近では『誰とも上手くいかない。支援クラスにいこうかな』と言ったりします。
学校祭のうちのクラスの飾りつけは面白そうだから、作ってみたいとか、
技術でラジオを作ってきて、とても面白かったとか、まだまだ普通クラスで
体験したい事が沢山あるだろうに、みんなに分かってもらえないから支援クラスに
行くと言ったお兄ちゃんの言葉にとても悲しい気持ちになりました。
お兄ちゃんは発達障害があって、みんなと同じようにできることもあるけれど、頑張ってもどうしてもできない事がある。
なまけて見えたり、サボって見える事も、障害のせいなのだとみんなに伝えてもらえないでしょうか。
お兄ちゃんは支援クラスに異動するにあたって、担任の先生を知らない事を不安に思っているようです。
学校祭が終わってからで良いので、支援クラスの先生との面談や見学を予定していただけたらと思います。
宜しくお願いします。
お兄ちゃんに手紙を読んでもらった。
『お母さんは、今、毎日歌っていないって指揮者に責められているお兄ちゃんをみんなが見て、どうしてできないんだろうって思っているだろうから、なぜ出来ないかを分かってもらう良いチャンスなんじゃないかって思うんだよ。
お母さんは、お兄ちゃんに支援クラスに行くにしても、『みんなと上手くいかないから支援クラスに行く』ではなく『俺、新しいクラスで頑張るよ』って言って行って欲しいと思っているんだよ。
それに、まだ普通クラスで体験したい事が沢山あるでしょ。
外国の先生の英語も楽しいって言っていたでしょ。
技術だってまだいろんな事するだろうし、修学旅行だって行きたいって言ってたでしょ。
そういうのを体験して、『よし、俺は高等養護学校へ行く為に支援クラスへ行って
準備するよ。頑張るよ』っていう思いで行って欲しいと思っているんだよ。
『お母さん。何で泣いてるの?』
『お兄ちゃんは、今まで学校で大変だったろうなって思ってさ。
お兄ちゃんにもっと学校を楽しんで欲しいなって思ってさ。。』
『みんなが知ってからの反応が不安だなぁ。分かってくれるかなぁ』
『分かってくれない子もいるかもしれないけど、分かってくれる子だっていると思うよ。』
世の中は理想どおりにはいかない。
そんなに甘くないかもしれない。
でも、私はお兄ちゃんに学校が楽しいって思って欲しいんだよ。
いつも大変お世話になっています。
今、学校祭に向けて合唱コンクールの練習にみんなで頑張っているとお兄ちゃんから聞いております。
しかし、歌詞を覚えて歌うという事がお兄ちゃんには難しいらしく、みんなに歌っていないと責められてとても辛いと言っています。
先日は音楽の授業に出ることが苦痛でたまらないと学校にいけなくなり、お休みさせていただきました。
特に指揮者のお子さんとの関係がとても悪くなってしまったらしく、とても悩んでいるようです。
最近では『誰とも上手くいかない。支援クラスにいこうかな』と言ったりします。
学校祭のうちのクラスの飾りつけは面白そうだから、作ってみたいとか、
技術でラジオを作ってきて、とても面白かったとか、まだまだ普通クラスで
体験したい事が沢山あるだろうに、みんなに分かってもらえないから支援クラスに
行くと言ったお兄ちゃんの言葉にとても悲しい気持ちになりました。
お兄ちゃんは発達障害があって、みんなと同じようにできることもあるけれど、頑張ってもどうしてもできない事がある。
なまけて見えたり、サボって見える事も、障害のせいなのだとみんなに伝えてもらえないでしょうか。
お兄ちゃんは支援クラスに異動するにあたって、担任の先生を知らない事を不安に思っているようです。
学校祭が終わってからで良いので、支援クラスの先生との面談や見学を予定していただけたらと思います。
宜しくお願いします。
お兄ちゃんに手紙を読んでもらった。
『お母さんは、今、毎日歌っていないって指揮者に責められているお兄ちゃんをみんなが見て、どうしてできないんだろうって思っているだろうから、なぜ出来ないかを分かってもらう良いチャンスなんじゃないかって思うんだよ。
お母さんは、お兄ちゃんに支援クラスに行くにしても、『みんなと上手くいかないから支援クラスに行く』ではなく『俺、新しいクラスで頑張るよ』って言って行って欲しいと思っているんだよ。
それに、まだ普通クラスで体験したい事が沢山あるでしょ。
外国の先生の英語も楽しいって言っていたでしょ。
技術だってまだいろんな事するだろうし、修学旅行だって行きたいって言ってたでしょ。
そういうのを体験して、『よし、俺は高等養護学校へ行く為に支援クラスへ行って
準備するよ。頑張るよ』っていう思いで行って欲しいと思っているんだよ。
『お母さん。何で泣いてるの?』
『お兄ちゃんは、今まで学校で大変だったろうなって思ってさ。
お兄ちゃんにもっと学校を楽しんで欲しいなって思ってさ。。』
『みんなが知ってからの反応が不安だなぁ。分かってくれるかなぁ』
『分かってくれない子もいるかもしれないけど、分かってくれる子だっていると思うよ。』
世の中は理想どおりにはいかない。
そんなに甘くないかもしれない。
でも、私はお兄ちゃんに学校が楽しいって思って欲しいんだよ。