トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

愛娘

2007-01-31 17:24:39 | 
何をするにも酷く疲れます

人の事ならあんなに元気に出来るのに
自分の事だからでしょうか

今日は娘の保育園を決めてきた
試験の合格通知を貰った日にたまたまチラシが入っていた保育園
その日のうちに電話して体験させてもらった

園児15人位の小さな保育園

園長先生は優しい普通のお母さんって感じだった

娘を一時間ほど預けた
私の心配を他所に娘は元気に遊んでいた

預ければいつでも面接に行ける
決まるまでは慣らし保育にもなる
それでも娘とまだ一緒にいたい。
可愛い姿をずっとずっと見ていたい
離れたくないと決心がつかなかった

最近は一日中バイト情報誌とパソコンとにらめっこ
そしてあーでもない。こーでもないと考えてばかりいる

こんな風に家にいても進まない
娘を預ける事でまた自分へのステップになるはず
そう思って今日、申し込みをしてきた

どっちにしても今年から幼稚園だった
2ヶ月早くなったと思えばどうってことない。

申し込んだ帰りに園長先生に
「お子さんよりお母さんの子離れの方が大変ですね」と笑われた

そうです。
愛しくて愛しくて可愛い娘
寂しくて寂しくて離れたくない

娘に「来週から此処のお友達と遊ぶんだよ」と言うと
緊張した顔の中にニヤリと笑みが漏れた

毎日私と2人の生活に飽きかけている娘
毎日「今日は何処に行くの?」とお出かけ好き

きっと娘には良いはずなんだ

今、進まなくちゃいつ進むんだ。
明日もあさってもただ悶々と悩み続けるのはもう嫌だ

辛いけど。
恐いけど。
この狭い世界から飛び出したいんだ

でも疲れた
なんだか布団にもぐってずっと寝ていたい気分です

今日も聞いてくれてありがとう

決心

2007-01-29 20:30:05 | 元夫婦
「何でかなー。お財布の中を一杯にしたいという欲求を抑えられなかった」
真っ赤な目をして遠くを見つめながら夫が言った

午前中に母に電話した
母はビックリしていたが、「何で早く言わなかったのさ。決心がついているなら
帰っておいで。今なら子供もみてやれるから」そう言ってくれた

でも私はまだ決心がついていない事を話した
母は「それなら仕事をすぐ始めなさい。仕事をすれば自身もつくから。
そして離婚の意思を固めて両親に相談した事も旦那にいいな。」と鼻息荒く
言った

「わかった。仕事をまず探すね
決心はまだつかないけれど、これだけは決めている事がある
闇金に手を出す人は子供を守れない。子供を危険にさらすのだけは許さない
だから次があったりまだ残ってたらGOするから。」と言って電話を切った

電話を切ってすぐ夫がお昼を食べに帰ってきた

何事もなかったようにご飯を食べていると突然ポツリと言った
「俺ってさー。家族大事にしてるかな。。。。」

「なんで?」
「なんか。。。最近子供に八つ当たりしたりしちゃったし。。。」

今なら言えるような気がした

「大事にしているかと言われたら。。。今、私は苦しい
借金を告白された事がなにより苦しかった
車担保の借金がもう残っていないのか?
なんの借金か未だに明かせない理由は何なのか?
これから先も起こらないのか?
毎日、その事で苦しくなる」

暫く遠くを見つめながら夫は言った
「何でかなー。何に使うと言う目的もなかったんだよな。
ただお財布が空っぽでちょっとお財布にお金を入れたかったんだ
5万位あれば良いかな。すぐ返せるなってそう思っちゃったんだよな
後で凄い後悔したけどその時はそんな風に思えちゃったんだ
病気なんだな。。。結局」

何に使うあてもなく借りてしまう
まさしく病気だよ。。。
絶句してしまった

「車担保といったら闇金と一緒だよ。闇金なんて恐ろしい
私は子供を守りたい。あなたは子供を危険にさらしたい?
今子供達の安全が守られているかどうかを知りたい」

「それはもう借金はないかって事?それはない。」

「絶対?子供の安全が守られていなかったりこれからもし同じ事が起こったら
私は離婚したいと思っている。お父さんへの気持ちは結婚の時と何も変わっていない。でも私は子供を守りたい。だから安全が守られていないなら離婚して
それぞれで暮らしたいと思っている」一気に話した

「俺も別居は考えていた。ちっこの顔色を見ながら暮らすのが辛いんだ
お金もいちいち報告してもらう事が惨めで堪らない
それは俺が悪いんだ。俺が悪いって自分を責めだすと堪らなくなる
逃げ出したくなるんだ。別居したい。1人になりたい。
でも家族を失うのも恐い」そう言うと泣き出した

私は「責められるように感じて辛いんだね。そんなに辛いなら別居は出来ないけど
離婚は受け入れるよ。1人になって仕事や自分の事を見つめていったら良いよ。
もし見つめなおせたらやり直す事も出来るかもしれないし」
私の心は穏やかだった

午後の仕事を全部潰して話をした
結論はまだ出す事は出来なかった

でも2人で話し合ってどうする事が一番良いかを決めていこうと言う事になった

私も仕事を明日から探そうと思う
これは前向きな話し合い

別居か離婚か。
同居しながら離婚か。
現状維持で家計は別にしてそれぞれ責任を持って生活をするか

同居しながらお互いにカウンセリングを受けて自分を見つめていくか
その中でもハッキリしているのは子供の安全を犯さない

私は此処だけは決心できた
次があったらGO。

まだまだ話し合いは続く
でも逃げずに話し合おうって決めた

一歩。また一歩

今日も聞いてくれてありがとう



前向きな決断

2007-01-27 12:47:26 | 元夫婦
もう十分頑張ったよね。

今、私は最後の決断を迫られているんだと思う
ずっと出来なかった両親への相談をしようと思う

これは前向きだよね。
きっと先に進めるよね

大丈夫だよね
私なら出来るよね

頑張れ私
頑張れちっこ

今日も聞いてくれてありがとう

報告

2007-01-23 22:23:32 | 
試験結果通知来ました

「合格」でした

嬉しくてみんなで喜びました

愚痴ったり、落ち込んだりと大騒ぎでしたね

みんなに応援してもらって本当に嬉しかったです

とにかく報告だけしたくて書いています

本当にありがとう

目標の角までたどり着きました

また次の角を目指して行きます

前に出した足を後ろへ
その足をまた前へ
ただ一歩の為に前を見て進みたい


今日も聞いてくれてありがとう


あの頃には戻れない

2007-01-20 12:41:21 | 元夫婦
「今年の目標は年収100万だな」
新聞配達を終えて帰ってきた夫が求人誌を見ながら言った

「それって本業が100万って事?」
「そう。月10万を目標にさ」と明るく言う

そんな風に言うつもりじゃなかったが日頃の不安が積もり積もってフッと
「月10万じゃ生活できないよ」と言ってしまった
しまったと思ったけれど遅し。。。

「だからバイトして少しでも金稼いでんだろ!」

「また始まった。別に責めてないよ。生活できないからどんな風にやっていくか
聞きたかっただけだよ。本題に入る前にいっつも逆切れだよね。
私も働きたいけどお父さんは朝から晩まで自分の事で手一杯。
あーちゃんの保育園の事も相談にのって欲しくても声も掛けられない」

「お前だって働く働くって言って何にもしてねーじゃないか。」

「試験の結果を待つべきかその前に違う職を見つけるか悩んじゃって
決められなくて悩んでるんだよ」

「悩んでるだけじゃ駄目なんだよ!履歴書ぐらい書いたのかよ?
保育園に空きの電話くらい掛けたのかよ?
何にもしてないのに相談、相談って何を相談すれっての?
悩む前に少しは動いたら?」

矢継ぎ早に言われて全然返す言葉がなかった


夫の言うとおり。
悩みだしてから袋小路に嵌ってしまって、何をする勇気も元気も沸いてこなかった
試験の結果通知は1ヶ月後と言っていたけれど実際はもっとかかるらしい

夫にガツンといわれ水を掛けられたように気がついた

私はまだあの頃を忘れられない
夫を信じていたあの頃、まだ1年も経っていないのにずっと昔のような気がする

夫の借金が発覚するまでの8年間、私は時々要求されるお金も
勝手に財布から引き出されるお金も全て夫の
「会社の売上の穴埋めの為」
「仕事で失敗した為の資金」
「回収できなかった売上の穴埋め」といういい訳を信じていた

8年前まで散々借金に泣かされた
ポストを覗くと見慣れないはがき
それが借金発覚の合図だった

私はポストを見るのが恐くなっていった
最後に発覚して「もう2度としない。結婚前の借金を全部報告できなかっただけなんだ。もうない。全て払った」そう義理両親の前で言い私に約束したのだ

でも最初は信じられなかった
またはがきが来るに違いない
きっとまた嘘に違いない

信じちゃいけない
傷つくから。。。

今日こそ入ってる
今日もまた請求書が届くはずだ
そう思っては覗くポストに請求書が入っている事はなかった

1年経ち、2年経ち3年が経つ頃ようやくポストを見ることが出来るようになった
電話も来なかった
「本当にもうなくなったんだ。良かった」そう思えるようになった

だから夫の会社の穴埋めと言う言葉をを信じきっていた

嘘をついてお金を持っていっても、嘘だと分かっても借金とは結びつかなかった
「きっと今月も売上がいかなくて上司に嫌がらせさせられるからだ」と
考えた

だから穴埋めさえ済めばまた穏やかに暮らせる
仕事に使うお金だって必要なんだ
夫の業績があがれば穴埋めも減るだろう
そうすればもう嘘をつくこともなくなる

うちには借金がないのだから夫が会社を辞めない限り食べていける
辞めさせられないためには少しくらい穴埋めの協力もしなくちゃ

「だって借金はないのだから。。。。」この言葉に支えられてきたのだ

夫も会社でリストラされない為に必死に頑張っている
夫は信頼を裏切らず頑張っているんだ
そう思えたから私は姑の事も舅の事も夫と必死に乗り切った

でも全ては嘘だった
舅の依存症を勉強して依存症者の家族の苦しみを共に語りながら
その間も借金は膨らみ続けていたのだ

私は基盤を失ってしまった
8年掛けてようやく積み上げた夫への信頼がガラガラと一瞬にして崩れてしまった

あの頃を返してよ!
あなたを信じていたあの頃を返して!

そう心の中で叫んでいた

もうあの頃には戻れない

夫が会社を辞めた時
もう夫が嘘をついてお金を用立てなくても良くなったとどこかホッとしていた

でもお金の元凶は夫自身だった
会社を辞めても夫の嘘とお金は終わらないと知ったのだ

もう自分自身への誤魔化しが利かないのだ

私が描いていた構図
全部壊れちゃった

よくも騙したな!
夫のバカヤロー!

信じてたのに。。。
本当に此処まで苦しんで苦しんで積み上げたのに
それが砂の上だったなんて

あんたの嘘の上だったなんて
本当にバカーーーーー!!


あー。すっきりしたよ。みんな
私はずっとこれが言いたかったんだ

本人に言ってやりたいけれど、みんなに聞いてもらえたから、もういいや。
自分がずっともやもやしていた事がハッキリした

また、前に進むよ
頑張るよ

今日も聞いてくれて本当にありがとう



聞き上手

2007-01-17 21:43:23 | 元夫婦
私は人の話を聞くのが好きだ

自分の事はほとんど話さない
相手の生い立ちや家族のこといろんな事を話してくれるととても嬉しくなる

友達に「ちっこさんに話すとホッとする」と言われた事がある
お年寄りや通りすがりの人にも良く話しかけられる

うんうんと頷いて聞いているのは苦じゃなかった

子供話を聞くのも大好きだ
息子の友達も私にいろんな事を話してくれる
息子も娘も同時に話すので最後は誰の話だったか分からなくなる事もある

ところが私は夫の話だけは苦手だった
夫の話はいつも結論から始まる

「もう、見てきたさ」
「何を?」
「テレビでやってたやつ」

「え?テレビで?」
「あのドラマで見たやつ」
「あのドラマって?」

「昔、あの女優と競演していた奴知らない?」
「昔って?」
「だから!あー。もうなんか殺人の犯人のドラマ」
と話があっちに飛び、こっちに飛び全然終わらないし何が言いたいのか分からない

「あんなやつもいるんだよな」
「誰の事?」
「前の上司よ!」
「あー。で?」

「人のこと陥れようとするような奴よ」
「本当だね。いろんな人が。。」と返事をしているうちにどこかに行っていない事もある

そのうち夫の話を聞くともの凄く疲れると感じるようになった
何度も聞き返すと怒り出すからだ

話をするのが億劫になっていつしか適当に返事だけするようになった

夫の話は全然耳に入らないし心にも残らない
大切な事も知らなくて「言っただろう!」と怒られる
「えー?聞いてない。そうだっけ?」
そんな会話が日常茶飯事だった

コミニュケーション不足
私の言いたい事を伝えやすくする為には会話を増やさなくちゃいけないと感じた
夫も言いやすい。伝えやすいと思うように

そこで夫の話を目を見て聞くようにしてみた
これがなかなか苦痛。。。。

やっぱり夫の言っている事が分からない
どうして結論から言うんだろう
主語がないと何が言いたいのかさっぱり分からない

それでもうんうんと頷いていると夫は多弁となって嬉しそうに話す

バイトの愚痴も今の生活の不安もいろいろ話すようになった

携帯代が先月より五千円も減っていた
私と話している時間が多いからだろうか。。。?

少しは努力が実っているんだと良いなぁ
と淡い期待を抱くのだった

今日も聞いてくれてありがとう



焦り

2007-01-12 19:38:11 | 元夫婦
また私の悪い癖の焦りに悩まされている

早く結論を出さなくちゃ
別れるなら早く自立の道をつけなくちゃ

そんな風に焦ってしまう

夫はタバコを止めて3週間がたった
辛かったのは最初の1週間で今は二コレットもいらなくなったらしい

そして深夜のバイトは一日の研修で辞めて来てその日の夜中から
新聞配達を始めた

深夜の2時半に出かけて朝の6時半に帰ってくる

まだ真っ暗な中、厳しい寒さの中頑張っている

そんな中、夫は疲れやイライラが増し息子にあたる事が多くなった

些細な事にも声を荒げ、話しかけるにも気を使う
夜は9時には寝る
子供達と煩くしないようにとピリピリしてしまう

今朝も夫は息子の返事の仕方が悪いと怒り出した
いつも言ってもいないのに「こんな風に聞こえた」と息子に難癖をつける

私は特に悪い言い方だったとは思えなかったので
「そうかな?そんな風に聞こえなかったよ」と言うと
「馬鹿にしたような言い方だった」と怒った

「じゃあどんな言い方だったら満足するの?」と思わず聞いた
夫は「もういい!」と怒って出て行った

息子は「俺はそんな風に言っていないのに。。いっつも違うこと言って怒る」と泣いた

そんな姿を見ているとなんだか早く決断しなくちゃと思ってしまった

ぼんやりと考えているうちに任意整理しているのに車を担保でお金を借りた
夫が恐くなった

任意整理する事は一般の人にとっては大変な事だと思おう
私にしてももう絶対借金は出来ない状況になってしまったなって思うものじゃないだろうか

それをいとも簡単に車を担保に借りてしまう

病気だから仕方ないで済ませて良いのだろうか
初めて夫が奇異なものに見えた

結局今日も試験の通知は来なかった
週末とか単発の仕事でも始めようか

家にいてばかりだから気が滅入るのかな
外の空気が吸いたい

穴に吸い込まれそうで恐い
必死にもがく自分がいる。。。


今日も聞いてくれてありがとう



押入れ

2007-01-11 14:12:32 | 
子供が「おやつは?」「おやつは?」と何度も聞きます

さっき夫が帰ってきて途中で袋に小分けになったケーキを買ってきました
十個ありました

夫はお昼の後に一つ食べて私も一つ食べて
後は子供達が2人で争って食べていました

あっという間になくなってしまいました

いつもおやつがないわけじゃない
おやつも馬鹿にならないし、手作りも好きだから
クッキーを焼いたり、ケーキを焼いたりして食べさしています

でも子供達はあっというまに食べてしまいます

「そんなにおやつ、おやつっておなかがすいたならおにぎり作ろうか?」
するとおにぎりもぺロッと食べてしまいます

そしてまた1時間もすると「おやつは?」「おやつは?」の大合唱

「そんなにおやつばっかりないよ!」と言うとシュンとして部屋へ行ってしまいました

なぜこんな事が悲しいと感じるのでしょう
大声で泣きたい気分です

子供の頃私は押入れが好きでした

大声を上げて泣くと「うるさい!」とか「あっちで泣け」とか言われるか
完全に無視されてその事が寂しくて泣けました

押入れなら誰にも見つからず泣けました
布団に顔をつけて戸を閉めて真っ暗な中で大きな声で泣いても
誰も気がつかないから傷つく事もないと思い
暗い押入れの中が私を慰めてくれました

今、私は大声で泣きたいのです
押入れに入ってあの優しい布団に囲まれて
大声で泣きたいのです

今日も聞いてくれてありがとう

リスト

2007-01-09 12:06:34 | 
今週中にはきっと試験の結果がでるだろう。
そう思うとドキドキが止まらない

最近私の頭は混乱中である
いろんな事が浮かぶのにすぐ消えてしまうのだ

見えない。
見たくない
考えなきゃ
考えたくない

自分の気持ちを正直に出していくと今と全く違う答えにたどり着きそうで恐い

恐いという感情はさまざまな不安を呼び、想像を重ね、イライラとしたり
八つ当たりを生んだりする
自己嫌悪に陥っている間にまたまた結論から程遠い気持ちへと行き着いてしまう

だから恐いもの見たさでリストを書いてみよう
正直に今の状況も無視してただ心に思っているなりたい気持ちを書いてみよう

私は娘を幼稚園に行かせたかった
私はフルタイムで働きたくないと思っている
息子が帰ってくる時間には家にいたいと思っている

娘が学校に行っても参観日に出てあげられるようになりたいと思っている
資格が取れていたとしてもそれを生かす仕事につく自信がないと思っている
資格には経験者優遇という事が優先されている事を不安に思っている

すぐに勤務ではなく少し経験をつんでから仕事につきたいと思っている
それには年齢や時間がどう関係していくかが不安に感じている

周りの人に「来年からフルタイムで働きます」と宣言した事を後悔している
資格以外の仕事にも興味を持っている

夫には自営を辞めて欲しいと思っている

これだけ書いただけでも自分が今目指している現実と気持ちとが全然ずれている事に気がつく

一つずつ整理してみたい

何と言っても私は娘を幼稚園に入れたかったと思っている事が
1番大きく心を占めているんだと気がついた

もう何処も申し込みが終わってしまっている
来年までまって一年だけでも入れてあげようか。。。。

自分の中でフルタイムは嫌だという考えがあった事にも驚いている
早く自分の足元を固めたい
夫の行動を見ていたら待ったなしのような気分で自分を追い詰めているのかもしれない

最近趣味の仲間達が次々とパートを始めた
いつもの様に趣味の会に行くと友達が突然言い出した

「私、明日からバイトに出るわ。週3回で午前のみ。お休みは一週間前に申告すれば自由なのよ。今までどおりこの会にも出られるしお小遣いも貯まるしー」とウキウキしていた

すると次の週にはまた違うメンバーが
「私も昨日見つけちゃった!毎日だけど3時間で子供の帰る時間までは家にいられるのよ。」

私は資格をとってフルタイムを目指して何ヶ月も前から働きたいと思いながら
未だに結果待ちという状態。
いっそ別のバイトを見つけて資格は資格で持っていた方が良いんじゃないか

逃げるように始めた資格だけど、それが使えたら嬉しいけれど、でも
どの求人誌を見ても「経験者優遇。年齢35才まで。時間9時から5時まで」

時間とか資格に拘らなければ仕事はすぐに見つかるんじゃないか
こうしている間も娘を保育園に預けて働けるんじゃないか

もしかしてすごい遠回りをしているんじゃないか

此処まで整理しても気持ちが纏まらない
自分がどうしたしたいかをもっと突き詰めなくちゃ

「せっかく頑張った資格なのに」
この気持ちに縛られているような気がする

今日も聞いてくれてありがとう

お金と私

2007-01-07 14:57:09 | 
私はお金を使うことが凄く恐い
お金が減っていく事がとても恐いと感じる

夫の「靴か買いたい」「床屋に行きたい」なんて使い道がはっきりしている
事でもお金を要求されると凄く嫌な気分になる

これは夫の嘘のお金の要求に振り回され続けた結果
私自身に夫の口からお金の話が出ると気分がもの凄く落ちていくのだ

お金を渡す時私の顔は凄く歪んでいると思う
黙って渡していても夫には責められているように感じた事だろう
夫自身も過去に後ろめたさがあるから何も言わないけれど
だんだん言いづらくなったと言うのも分からないでもない

そんな事を考えていたら、実は私の金銭トラブルはずっと前からあった気がする

子供の頃から私はお金を持たされたことがなかった
自営業だったから給料日もない
小学生の頃はそれでも困らなかったけれど、中学になって部活や友人関係が増えていくとお小遣いがやっぱり必要になった

お年玉を貰ってもすぐ取り上げられた
たまに購買のパンを買うと言ってお金を貰っては食べずに浮かせてみたり
祖母の手伝いのお駄賃をもらえた時はそれを大事に大事にとっておいた

大事に大事にとっておいてそして使えないのだ
姉や弟はすぐに好きなものをどんどん買っていた
お菓子も食べたいものをすぐ決められた

でも私には出来なかった
結局姉に「ちょっと貸してー」と言われて
何ヶ月も大事に貯めたお小遣いを簡単に貸してしまった

そして返ってくる事もなかった
また私は1から貯める。
そしてまた全然自分とは関係ないことに使ってしまう
悪循環だった

祖母は戦争の中をお金に苦労して生活してきたので、いつも「贅沢は敵だ」と言って聞かされていた
祖母は自分の為に買ったお菓子もいつも押し入れに仕舞っていた
「せっかく買ったのに食べないの?」と聞くと
「いつ必要になるか判らないのだからとっておくのだ」と言った

祖母の押入れには何年も前のかき餅とかせんべいが詰まっていた
祖母は私にも「いつお金が必要になるか分からない。お金は大事にしなさい」と言われ続けた

戦争の中を生き延びた祖母世代なら誰でも言いそうなせりふだと思う
なぜこれほど私の心に染み付いたのか分からない

お金を使うことは悪だ
この事がいつも頭にある

好きな服を買っても千円、二千円の違いで凄く悩む
ようやく買って嬉しくて家に帰ってお財布を見ると必ず後悔の念に苛まれる

子供の物を買うときもそうだ
私は息子の物を欲しがる気持ちを押さえつけすぎて息子はおかしくなってしまった

あれから少しだけ子供のおやつやおもちゃも嫌な顔をせず、子供の喜ぶ顔を楽しみにお金が使えるようになった

でもまだ自分の事や夫の事などは上手くいかない
誰かにプレゼントをしたいと思う時もそうなのだ

生活するうえでお金はとても大切だと思う
でも私はお金に振り回されている気がする
お金に凄く執着しているのだと思う

どうしたら自分の為にお金を使っても罪悪感が湧かなくなるのだろう
この部分を見つめられたら、もう一つ壁を抜け出せる気がする

そもそもお金とはなんだろう


今日も聞いてくれてありがとう