トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

自分が嫌いになるとき

2008-11-23 23:52:12 | 
最近 とても気持ちが不安定だ。

とても良い気持ちだったのに
突然イライラとした感情が押し寄せる。

離婚して1年半が過ぎたのに昨日のことのように思える。

離婚したばかりの頃の方が結婚生活を遠く思えたのはなぜだろう。

なんだかいろんな事に押しつぶされそうな気がする。

お兄ちゃんの中間テストが終わった。
2人で頑張った。

お兄ちゃん自信の目標はクリアできた。

一科目20点前後。

勉強しなかったらきっと全て0点だったろう
それが20点。

数学の先生もテスト前に補習の時間を作って息子の勉強を見てくれた。

それでやっと20点

ある人が言った。
『学習障害なんだから勉強してもダメなんでしょ。それでも勉強しなくちゃいけないの?』

勉強してもダメかもしれない。
でも得意な科目もあるかもしれない。
勉強の中にはないかもしれない。

でも、選択は広げておかなくちゃいけない。

できない事を頑張るのではなく出来る事を伸ばすんです。

できる事を見つけるためにあきらめずに勉強をやり続けなくてはいけないと感じている。

点数の問題じゃなくてどれかが必ず芽が出てくるはずなのだ。5教科の中には
ないかもしれない。
あるかもしれない。

私だってこの方法が良いのかなんてわからない。

どうやって育てていくかなんて気持ちが決まっているわけじゃない。

ただ、今を必死にやるしかないのだ。

『大変だね。どうするの?』
この質問がとても重い。

そしてそのイライラをお兄ちゃんに向けてしまうときがある自分が
とても嫌いなのだ。



未練

2008-11-20 20:37:28 | ポエム
結婚していた時に住んでいた家に新しい家族が引っ越してきたと
知った。

おじいちゃんと。おばあちゃんと。お父さんとお母さんと子供達。

それを聞いて『あー。本当に帰る家はなくなったんだな』なんて思って
ちょっと寂しくなった。

まだ、私の中に未練が残っていたんだなぁと思った。


やるって決めたから

2008-11-17 22:52:34 | 子供
『お母さん、今日、あーちゃん、おやつに自分から『牛乳ください』って言って
一パック全部飲んだんですよ』

牛乳が嫌いだけど我慢して飲み続けたために、生活全体に影響が出たため
牛乳を休んで水に変えてもらってしばらくが過ぎた。

少し前から『お母さん、みんなと同じが良いから先生に牛乳にしてって言って』と言われていた。

でも本当に飲みたいかと聞くと『うーん。やっぱり家でちょっと飲んでから』とか
言うので放っておいた。

『あーちゃん。すごいねー。牛乳くださいって先生に言って全部飲んだんだって!?』

『うん。あーちゃん、今日、するって決めてたから』

鉄棒の前回りが出来なかったあーちゃん。

先生が『あーちゃんはやろうとしないんです。運動会で鉄棒をして、縄跳びをするという障害競走があるんですがこのままじゃ出場出来ないし、あーちゃんも恥ずかしいと思うのに練習しないんです。
鉄棒も恐がってましたが今日はみんなに待ってもらってあーちゃんだけ特訓しました。

恐くてすごい声で泣いてたんですがみんなが応援して何とか少し出来ました。』

恐くてぎゃーぎゃー泣くあーちゃんを先生が2人がかりで練習させている姿が目に浮かびさぞ恐かっただろうと胸がいたんだ。

保育園の帰り道『あーちゃん、運動会で鉄棒となわとびあるんだって。公園でちょっと練習していく?』と聞くと
目に涙をためて『やらない!あーちゃん。運動会でやるんだから。練習しない!お母さんまで練習なんて言わないで!』と怒った。

『嫌ならやらないよ。ただ運動会ですぐはできないだろうと思ったから。
嫌なら良いんだよ』

『あーちゃんは。やるって決めてからやるの』そうプリプリ怒りながら言った。

数日たって保育園に迎に行くと子供たちが園庭から走ってきた。
『あーちゃんのお母さん!あーちゃん前回り出来たよ!見て!見て!』と口々に
園庭隅の鉄棒を指差した。

あーちゃんが鉄棒からクルッと廻って降りた。

あーちゃんが走ってきて『ほらね!あーちゃんやるって決めてやったんだよ』と得意そうに言った。

運動会の当日。
あーちゃんは縄跳びも連続で10回跳び。前回りも無事に終えて二位でゴールした。

先生が『縄跳び、あんなに連続したの始めてでしたね。』と笑った。

運動会の帰りもあーちゃんは目をきらきらさせて満足そうに言った。

『あーちゃんはね。やるって決めたから出来たんだよ』


すごいね。本当にあなたはすごい。
お母さんはあなたが決めるのを待っていれば良かったんだね。

イメージできない

2008-11-13 20:16:26 | 
離婚してすぐの頃からいろんな人に言われた

『まだまだこれからよ。いい人だって見つかるわ』

再婚。
『結婚しなくても彼氏がいるだけだって違うよ。まだ若いんだから』

『子供たちが巣立った後が心配なんだよ。』

彼氏。


今の私には全くイメージが湧かない。

また、誰かと暮らす事。

元夫と暮らしていた普通の部分を思い出す。

休みの日には子供たちと公園へ行き、買い物をする。
大きな荷物を一緒に運んだり、冬は雪かきをしたり。

そこには違和感もなく、そこにいる元夫が当たり前に思えていた。
家にいても何時間も無言で過ごしても苦にならない。

18年も共に暮らすと空気のような存在となっていた。

もし、もう一度元夫と暮らす事となったとしても
きっともう元夫は私にとっても空気とはならないだろうと思う。

吸って、吐いて。

大体、私は男の人自体を好きじゃなかったのかもしれない。

いつも好きになる人に理想の人格を勝手に押し付けては失望して
振られたと泣いていた気がする。

子供たちが巣立ったとしても私は誰かと暮らしているイメージが湧かない。

ひとりで暮らし、友達と笑っているイメージの方がずっと自然に感じる。

『もう、誰も愛さない』なんでドラマが昔あったけれど
そこまで深刻じゃないとしても、
私には『もう、誰とも出会う気がしない』というところだろうか。

『そんな、寂しい!』と友達は言ったけれど
好きな人がいなくて寂しいという気持ちもまたイメージできない。


変化

2008-11-09 18:25:06 | 
9月の終わり突然同じ課の人が隣の部署に転属になり
それに伴い新しい人が入って、大掛かりな席変えもあった。

今まで離れていた社員の女性の方が隣になった。

とてもキャリアを積んだ女性で話も気さくで入った時からとても親切に
教えてもらっている。

そしてもうひとりパートさんも入った。
この方も私の隣に座っている。

特に何も困ることもないのに必要以上に気を使ってしまって
くたびれた。

そうしているうちに今度は部室ごと引っ越すことになった。

今までお昼を一緒に食べたり、仲良くさせていただいていた総務のパートさんとも
離れ離れとなった。

お昼になれば運がよければまた食堂で会えるけれど、いつもチラチラと目に
入っていたのでちょっと寂しいと感じた。

それでもなんとか慣れたかなぁと思った途端、私が入社して1ヵ月後に
転勤されてきた課長さんが転勤して行った。

何もわからない私と何も分からない課長さん。
Kさんが転勤してからは2人であーでもない、こーでもないと話し合って
仕事をこなしてきた。

おおざっぱな課長さんでパートの私の話も親身に聞いてくださり
「ちっこさんが入ってくれて良かった。私一人じゃ本当に途方にくれていた。」
ありがとう。ありがとう。と転勤前日まで労ってくださった。

新しい課長さんはとても寡黙な方だ。
まだ日も浅いけれど黙々と仕事をこなしている。

それでも私の課は他の課と勝手が違うので私の仕事も
一から説明する事となってしまい、当分は休めそうにない。

あーちゃんの入学の為の健康診断も母に頼むしかない。

こんなに立て続けに周りがめまぐるしく変わったのは久しぶりだ。

変化に苦手な私は一つずつこなしていくしかない。

ただ目の前の仕事と義務を果たすしかない。

そんな時息子が面会を終えて帰ってきて言った
『お父さんこの近くに引っ越すかなって言っていたよ』

最近、良く元夫の夢を見るけどこの事だったのか?

人の念って届くのかしら。

元夫は先日の面会の別れの時に泣いていたらしい。

舅と姑はようやく施設に入ったと子供に言ったらしい。

この近くになんて住まれたら。。。。

うーん。また引越し?
ぞっとする。

まだ起こっていない出来事は横に置いといて
今ある変化を乗り越えなくちゃ。

ただ今、ちょっと。お疲れです。

成長

2008-11-04 21:19:41 | 
だんだん皆さんにお伝えできる事が少なくなってきたなと感じています。

これまで沢山の心の葛藤を書き続けてきて、皆さんの言葉に励まされたり
自分自身を見直す事ができたりして前に進んでこれました。

最近は1日が終わって『うーん』困ったなと思いながら
パソコンに向っているうちに『うん、そうだな。様子を見てみるか』
とか『あの時もこんな風に迷ったけどこんな風に乗り切った』とか

過去の皆さんの言葉が頭に浮かび書いているうちに
『それ程悩まなくても大丈夫かな』と思いパソコンの更新が止まってしまう状態が続いてきました。

共依存症という問題や元夫との関係など自分なりに結論に近づいているのかな。

成長したという事でしょうか。