トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

まずは一歩目

2006-08-01 13:21:30 | 共依存症
今回の事で分かったのは自分の共依存症がとても根深いと感じた事だ

自分は舅の事を手放せた事で回復しつつあると思っていた
でもそれは全くの勘違いだった

私は夫に対しての共依存症が全然回復していなかったのだ

先日夫が私に「今日はちょっと情報を仕入れてくるから」と言った
私はハローワークに行って情報を収集してくるんだと思っていた

その日の午前中の掃除や洗濯に追われて忙しく動いていてふと気がつくと夫がいなかった
「あれ?もう行ったのかな?」と思って部屋を覗くと
そこには携帯も財布も置きっぱなしの状態だった

携帯も財布も置いてしかもハローワークのカードも置きっぱなし・・・
どこへ行ったんだろう?と不思議に思った

1時間たっても帰ってこない
お昼も過ぎたのにいったいどこへ・・・
だんだん不安が募ってくる

もしかしたら・・・変な借金取りに呼び出されて慌てて出て行ったんじゃないだろうか
そんな妄想に取り付かれてしまった

そこからはもう何も手に付かない状態になってひたすら娘と
「お父さんはどこ行っちゃたんだろうね」と玄関の開くのを待っていた

すると夫がひょっこりと帰ってきた
「どっ何処行ってたの?財布もカードも置いて、心配したよ」と言った

すると夫が「だから情報誌仕入れに行って来るって言っただろう」

え?じゃあコンビニに情報誌買いに行ってたの?
てっきりハローワークに情報仕入れに行くんだと思っていたよ
もう1時間も経ってるし、思いつめて自殺したんじゃないかと心配したよ

「だからあんまり天気が良いから、散歩がてら図書館で調べてそれからコンビニで買ってきたの。あっはっはっはっは。情報誌と情報仕入れと間違ったんだ。」
と腹を抱えて笑い出した

「死ぬわけないじゃん」とまた笑った

今こうして落ち着いていられるのは夫が毎日目の前にいるからなんだ
目の前にいる限り私は夫の行動を心配しなくて済むから

でもひとたび目の前からいなくなると途端にいろんな事を心配してしまうのだ

これはとってもまずい状況だと感じた

今日も夫は朝「ハローワークに行く。ガソリンないよ」と言った
私が財布から2千円取り出して「ハイ」と渡した途端

「そうだ。他にも回って来るから」と言った
咄嗟に「何処へ?」と言う言葉が出そうになって飲み込んだ

さっきまでまた落ち着かない気分だった
ふと「夫が考えて行動している事を私が心配してもしょうがないよな
私は私の事をしなくちゃ行けないんだよね。」と思ったらちょっと気が楽になった

夫がこの先どういう行動を取ろうとそれは私のせいじゃない
こんな風に私はいつも夫の行動に振り回されて来たんだなと思った

こんな事じゃこれから夫が会社に勤めたら私はどうなってしまうんだろう
心配で潰されてまた元の木阿弥じゃないか

だからこそ自分の回復を目指さなくちゃ

最近共依存症を凄く鋭く書いているサイトを見つけた
そのほとんどに自分が当てはまって愕然とした

夫が今何処にいても私にはどうする事もできない

私は今日は借りてきたビデオを見て
作ったフェルトの値札付けをする

それから前から考えていた資格試験の試料を請求してみる

まずは夫に向きがちな意識を自分に向けるところから初めてみよう
それが今日の私の一歩





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