今、夫は一生懸命仕事探しをしている
前の会社で営業は向かないと言われかなり凹んでいた
私も正直にいうと夫には向かないんじゃないかと思う
お客さんにクレームをつけられて
「うちはこの商品の値段は払わないから」といわれるともう請求しないで自腹でうめる
顧客が倒産してしまい回収不能となった金額を自腹で埋めたこともある
倒産するかしないか分からなかったのかと上のものに言われるのが嫌だからだ
一言「分かりませんでした」で済む事なのに失敗した自分を認められないのだ
とにかく人からの評価が下がることが何よりも夫には我慢出来ないのだ
営業は売上の結果がもろに自分の評価へと繋がる
集金もそうである
お金を出し渋る顧客からいかに上手く強くお金を回収するかに掛かっている
それが出来なくてでも上司にも報告できなくて・・・・
だからもう営業じゃない仕事にして欲しい
確かに職種を選んでいては見つからないかも知れない
でも収入が下がっても良いからもうハラハラドキドキの営業はやめて欲しいのだ
夫も最初は配送、倉庫管理、事務関係などを探していた
今とそれ程条件の変わらない職場もあった
でも夫は申し込もうとしない
そのうちまた営業の仕事を探し出した
それも今よりずっと大手の職場だ
説明会を聞きに行った
全てがノルマ制。能力で決まる
三ヶ月達成できなければ即解雇という厳しい条件だ
もし仕事が上手く起動に乗ったなら三年後に正社員
その後は今の給料より倍くらいもらえるようになるという
でもそのノルマも実にきつそうだ
話を聞いているだけで胃が痛くなりそうだ
最初「私はあんまり賛成できない」と伝えた
でも夫は何度も何度も私に説明する
そして他の仕事を一切探そうとしなくなってしまった
もう自分でやろうと決めているのだろう
だからもう何も言うのを止めた
まだ試験も受けていないし採用されると決まってもいない
「やってみたいんでしょ」と言ったら
「俺自身これだけ引っかかるんだからやってみたいんだろうな」と曖昧に言う
「でも3年たったら見返してやれる。あの上司よりいい給料を貰って笑ってやるんだ」と言う
その言葉には引っかかった
「あんな会社あと何年持つか分からない。」
「後で潰れて悔しがるんだ。俺には関係ない」
「あいつも今に路頭に迷うんだ」
「あいつのせいでこんな風になった。あの会社の人間は誰も助けてくれなかった」
と毎日毎日前の会社を呪っている
純粋に自分の力を試したくてやるのなら応援もしようかと思う
でも相手に囚われすぎてあいつらよりいい生活をしてやろう
あいつより偉くなって見返してやろう
という気持ちではいつか自分で自分を追い詰め苦しめてしまうんじゃないかと思う
時に憎しみは原動力となり自分を奮い立たせるのに役に立つだろう
でも憎しみだけの人生なんて結局空しいだけの気がするし続かないような気がする
私はどんな職場だっていい。子供達が食べていけて、学校を出してやれて暮らしていければそれでいいと思う。
いったい誰のための人生なのか
相手が不幸だと聞いたところで自分は幸せになれるのか
夫の職探しは迷走を続けている
前の会社で営業は向かないと言われかなり凹んでいた
私も正直にいうと夫には向かないんじゃないかと思う
お客さんにクレームをつけられて
「うちはこの商品の値段は払わないから」といわれるともう請求しないで自腹でうめる
顧客が倒産してしまい回収不能となった金額を自腹で埋めたこともある
倒産するかしないか分からなかったのかと上のものに言われるのが嫌だからだ
一言「分かりませんでした」で済む事なのに失敗した自分を認められないのだ
とにかく人からの評価が下がることが何よりも夫には我慢出来ないのだ
営業は売上の結果がもろに自分の評価へと繋がる
集金もそうである
お金を出し渋る顧客からいかに上手く強くお金を回収するかに掛かっている
それが出来なくてでも上司にも報告できなくて・・・・
だからもう営業じゃない仕事にして欲しい
確かに職種を選んでいては見つからないかも知れない
でも収入が下がっても良いからもうハラハラドキドキの営業はやめて欲しいのだ
夫も最初は配送、倉庫管理、事務関係などを探していた
今とそれ程条件の変わらない職場もあった
でも夫は申し込もうとしない
そのうちまた営業の仕事を探し出した
それも今よりずっと大手の職場だ
説明会を聞きに行った
全てがノルマ制。能力で決まる
三ヶ月達成できなければ即解雇という厳しい条件だ
もし仕事が上手く起動に乗ったなら三年後に正社員
その後は今の給料より倍くらいもらえるようになるという
でもそのノルマも実にきつそうだ
話を聞いているだけで胃が痛くなりそうだ
最初「私はあんまり賛成できない」と伝えた
でも夫は何度も何度も私に説明する
そして他の仕事を一切探そうとしなくなってしまった
もう自分でやろうと決めているのだろう
だからもう何も言うのを止めた
まだ試験も受けていないし採用されると決まってもいない
「やってみたいんでしょ」と言ったら
「俺自身これだけ引っかかるんだからやってみたいんだろうな」と曖昧に言う
「でも3年たったら見返してやれる。あの上司よりいい給料を貰って笑ってやるんだ」と言う
その言葉には引っかかった
「あんな会社あと何年持つか分からない。」
「後で潰れて悔しがるんだ。俺には関係ない」
「あいつも今に路頭に迷うんだ」
「あいつのせいでこんな風になった。あの会社の人間は誰も助けてくれなかった」
と毎日毎日前の会社を呪っている
純粋に自分の力を試したくてやるのなら応援もしようかと思う
でも相手に囚われすぎてあいつらよりいい生活をしてやろう
あいつより偉くなって見返してやろう
という気持ちではいつか自分で自分を追い詰め苦しめてしまうんじゃないかと思う
時に憎しみは原動力となり自分を奮い立たせるのに役に立つだろう
でも憎しみだけの人生なんて結局空しいだけの気がするし続かないような気がする
私はどんな職場だっていい。子供達が食べていけて、学校を出してやれて暮らしていければそれでいいと思う。
いったい誰のための人生なのか
相手が不幸だと聞いたところで自分は幸せになれるのか
夫の職探しは迷走を続けている