大手スーパーが相次いでPB(自社ブランド)ビール系飲料を売り出す。先月末経済誌、経済ニュースでかなり取り上げられていた。販売する2社のプレスレリースを読んでみた。
セブン&アイ:
「THE BREW ノドごしスッキリ」
350ml缶・123円で販売。
イトーヨーカドーでは350ml×6缶パックを600円で販売。
イオン:
「トップバリュ 麦の薫り」
350ml缶:100円で販売。
…あんまり細かく書くと、宣伝もどきになっちゃうか。。。
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僕はあまり家でアルコールをとることはない。もちろん外でもない。だからビールにしても何にしても、新製品が出ても強くは惹かれない。
今から10年以上前だったか、ダイエーがバブル後の不景気の一番ひどいときに、外国からビールを輸入して販売したことがあった。飲んでみたけど、まあ、好みの問題でもあるから断定的なことは言えないが、美味いとは思えなかった。そのあと発泡酒とかリキュール類とかいろいろなビールもどき(ビール系飲料)が開発・販売されるようになり、ずいぶんビールに近い味になっているといわれている。僕にはよくわからないけど、たぶんそうだろう。
前に取り上げたこともあったが、セブン&アイはPB製品に、製造企業名を明示している。一方イオンのTOPVALUは製造元を表示していない。でも、今回は同社のプレスレリースの写真を見たところ、缶にSUNTORYと明示してある。方針転換なのかそれとも酒税の関係でそうなるのか、よくわからない。ただ、PBに製造元が書いてあり、同類のオリジナルのものとあまり明確な味の差がないと、製造元のNB(ナショナルブランド)製品にいい影響はないだろう。そこまでしてでも、販売量を増やさないといけないんだろう。経済関係のデータを見たら、SUNTORYは大手酒造会社では、キリン、アサヒに続いて3位。4位のサッポロに追い上げられている。背に腹は代えられないということか。
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2008.01.21、「PB」