全英連参加者のブログ

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ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018-04-05 04:00:00 | 全英連参加者 2018

「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」 ポスターイメージ 西暦2740年。全宇宙の平和を守るべく銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアンとその相棒ローレリーヌは、とある任務を遂行すべく”千の惑星の都市”として知られる「アルファ宇宙ステーション」へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する場所。しかしその内部では、邪悪な陰謀と秘密が隠されていた。

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 かなり待っていた作品である。最初に取り上げたのが、去年の1月25日の「これも見たいよ。」なので、1年以上になる。IMDbで偶然本作の予告編を見かけたのだが、第一印象が「リュック・ベッソン監督作品『フィフス・エレメント(1997)』に似てる」だった。調べたところベッソン監督作品だった。

 公開初日の先月30日(金)、レイトショーに出向いた。

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 マッチョなコーベン・ダラスも、オレンジ色のリール-も出てこないけど、とにかく見ていてキレイな映画である。

 とある惑星。白い砂浜、全身が真珠のように白い異星人が住んでいる。争い、いざこざのない平和な世界である。
 ある日のこと、空から何か異形のものが落ちてくる。それは隕石のようでもあり、人工物のようでもある。それらは惑星に大災禍をもたらす。避難する住民たち。あるものが取り残され、命を落とす。最後の時、その住民は何かを宇宙に放つ。。。
 そこで主人公ヴァレリアンが目覚める。
 彼は自分が見たものは、夢だと考えているが、実はそれが、「邪悪な陰謀と秘密」の鍵である。
 ・・・これ以上は書けません。

 映像はキレイ。アルファ宇宙テーションは、フィフス・エレメントで描かれた都市の、宇宙版である。白い砂浜の惑星も含め、リュック・ベッソンが作りたかった映像(舞台装置+宇宙人+武器等)を、全部ぶち込んだ感じ。とにかく映像がすごい。

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 「邪悪な陰謀と秘密」を解くのが、ヴァレリアンとローレリーヌである。

 ヴァレリアン:
 明るく、軽いヒーロー。宇宙警察(?)的な仕事をする主人公である。
 ローレリーヌ:
 ヴァレリアンの彼女(候補)である。鼻っ柱の強いキャラクター。

 この2人が暴れまくる。ただ、ストーリー展開はやや拡散気味、長い感じがした。スター・ウォーズ、フィフスエレメント、ギャラクティカ。。。 どこかで見たような映像+ものがたりという感じである。

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 ヴァレリアン役:
 デイン・デハーン (Dane DeHaan、1986年2月6日生まれ)は、アメリカ合衆国の俳優。32歳!!!
 ローレリーヌ役:
 カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne, 1992年8月12日生まれ)は、イギリスのファッションモデルで女優。25歳。

 2人とも実年齢よりも若く見える。
 2人とも初めて見る俳優さんである。IMDbで見ると、それぞれ年齢相応の雰囲気なのだが、作品内ではずっと若い。デハーンは途中からウエンツ瑛士さんに見えた。

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 S+L
 SFとラブコメ両方は必要だろうか?
 僕の個人的趣味で言えば、ラブコメ的要素はいらないかなと思うけど、この映画は両方あってのものなのだろう。

 文中一部敬称略。

 三つ半かな?


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