全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

Things Around Us At School

2007-12-15 05:45:45 | 教師の仕事 2007

 試験監督に教室に行く。カンニングを疑うわけではないが、予防のために、チャイムよりも5分ほどは早く行くことを…職場全体として申し合わせているわけではないが…みんなが心がけている。まあ、当たり前のことだ。

 教室に着き、机の上に出せるもの、出せないものの指示、掲示物のチェックなどをする。黒板に受験者数その他を書き、準備OKになる。手元には以前取り上げた(2005.05.23、「すべてのものには名前がある(?)」)例の「ラーフル(黒板消しの別名)」があった。

 馬印?

 初めて見るメーカーだった。商品に見覚えはあるので、メーカーを知らなかったということだ。興味はわいたが、試験監督に集中した。(苦笑)

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 放課後、職員室その他で改めてみてみると、いろいろなものをいろいろな会社から学校は購入していることに気がついた。ほとんどは知らないメーカーだった。

 黒板消しの製造会社、株式会社馬印は、同社ウェブサイトによれば、「白墨並びに黒板拭きの製造および販売」「ホワイトボード・黒板類並びに案内板・掲示板・パネル類の製造および販売」をする会社。明治29年創業の老舗だ。前に取り上げたことのあるラーフルは、商品名をダストレスラーフルといい、日本理化学工業株式会社が製造元だ。この会社も昭和12年創業だから、創業70年になる。この会社はチョークのトップメーカーだ。

 HRの生徒用ロッカーはKOYOの表示があった。これは光葉スチール株式会社の製品。KOKUYOかと思っていたら違っていた。職員室の衣服ロッカーは、Naiki(株式会社ナイキ)製。

 HRのヒーター(ストーブ)はSUNPOTというラベルがはってあった。これはサンポット株式会社というところのもの。現在は株式会社長府製作所の子会社らしい。

 ついでに黒板もみてみたら、株式会社須藤黒板製作所とラベルがはってあった。会社のウェブサイトを見たら、「国土交通大臣許可(般-15 第20397号)」「内装仕上工事業」として許可を受けた「建設業者」なのだそうだ。黒板製作が建設業とは知らなかった。確かに内装業といわれればそのとおりだ。

 生徒用の机イスはHOUTOKU。株式会社ホウトクは1953年創業。比較的新しい会社だ。DAIICHIの机もあった。第一工業株式会社は1946年創立の会社。他にも聞いたことのないブランドもあった。

 教室にあったスチールイス(折りたたみイス)はKOKUYOだと思っていたら、Aichiとブランドがあり、愛知株式会社の製品だった。

 KOKUYOかPLUSばかりだと思っていたら大間違い。いくつかの製品について、オンラインのカタログをみてみると、かなりお高い。ちょっとびっくりだった。生徒にも大事にするように言わなくちゃいけないと思った。

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 赤字をそのままGoogleで検索すれば、(たぶん)各社のウェブサイトが見つかります。


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