全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

修士論文中間発表

2005-07-25 05:29:48 | 教師の研修 2005

 自分の在籍した大学院の修士論文中間発表会にでかけてきました。

 中学校での英語教育に関する提言、英語嫌いの研究、大学の英語教育の目的と目標の研究、英語教育の評価について等4本の修士論文中間発表を聞くことができました。特に最初の2本の研究は、実際に教壇に立っていない院生の研究です。自分のように、現場で日々どたばた仕事に追われている者の視点とは異なる立場からの研究です。違う考えが表れていて、おもしろく感じました。もちろん=申し訳ないけど=空論になる危険性を把握した上での研究なくてはなりません。そのことを充分わかって勉強している様子だったので完成が楽しみでした。

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 発表会に行く前に、久しぶりに新宿の紀伊国屋にでかけました。
 来年度総合的な学習の時間で「英字新聞購読」の講座を開講することになり、この夏はそのシラバスを作ることが研修の目的になっているからです。3年生で週1時間の講座です。どの程度のコンテンツがあれば、充実した講座になるか今から準備をしなければなりません。いくら「英字新聞購読」と言っても、JTやその他の英字新聞を自分で買ってこさせて、ただ読んでおきなさいではだめです。自分としては洋書で易しいものを用いて、
 ①新聞記事の読み方を学ぶ。
 ②実際の新聞を読む。
 時事問題の話題を英語で読む。教科書以外のauthenticな英語にふれ、読むことの言語活動を行わせる。結果としてリーディングの力も少しはつけられるようにしたい... などと、考えていましたが①と②の間の教材がほしくなりました。ちょっといきなり②は無理そうなことがわかったからです。
 自分は①はAddison-WesleyのBasic Reading Powerの一部分を用いるつもりでした。24日(日)、紀伊国屋でIN THE NEWSという考えていた①と②の間として使えるものを見つけました。早速購入-高かった-しました。もちろん全部が講座で使えるわけではなさそうですが、いい部分を抜粋、教材を作るヒントにできそうです。
 夏休みの研修の元ができました。
 2冊の本は、このブログの好きな本に登録しました。詳しくはAmazonで調べてください。


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