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通常と通常外

2007年07月24日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

 カトリック新聞は聖伝のミサに関する教皇自発書簡の、Ordinary を主要とか通常と、また extraordinary を通常外と訳した。
 だから新しいミサを「主要形態」とし、聖伝のミサを「通常外の表現」とした。

 さて、聖伝によれば、御聖体を配る Ordinary minister 司祭、Extraordinary minister は主任神父の許可を得て助祭だ。つまり通常の聖務者は司祭、特別役務者は助祭だ。助祭は通常外役務者だとも訳されてもいい。
 では、カトリック中央協議会は、新しく平信徒に御聖体を配らせようとして、平信徒が Extraordinary minister であるとされた時、何と訳しただろうか? 特別聖体奉仕者? 通常外聖体奉仕者? いや、Extraordinary を訳さなかった。あたかも普通、通常であるかのように、単に「聖体奉仕者」とした。日本カトリック中央協議会は、聖伝のミサに関する自発書簡を日本語に訳さないだろうけれど、もしも、訳すことがあるなら、Extraordinary をどう訳すだろうか?
 日本の司教様たち、神父様たちのために祈ろう。
 聖母よ、我らのために祈り給え。

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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