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2021 恐竜科学博ララミディア


いやー久々に満喫しました。昨年はあらゆるイベントが絶滅していた反動か、今年は各地で恐竜展が目白押しなわけですが。まずはパシフィコ横浜の恐竜科学博ーララミディア大陸の恐竜物語ーに行ってきた。もちろん土日祝日は日時指定で、感染防止対策ばっちりで。それでも夏休みに、恐竜が見られるありがたさ。暑いとか、混んでるとか子供がうるさいとか文句を言いながらも、大変充実した時間を過ごすことができて幸せなことである。普通に恐竜が見られることが、いかにありがたいか痛感する。

構成がよくできている。最初のイントロと最後のクライマックス、白亜紀の世界のところは映像で一体感を出すのは定石通り。今回、ララミディア大陸の説明と当時の生態系の概要の次は、早速トリケラトプス、エドモントサウルス、ティラノサウルス、その他の恐竜とコンパクトな説明ブースになっている。満身創痍のゴルゴサウルスの病理学、歯のいろいろ、皮膚痕など外表組織、足跡など生痕化石と、基本的な解説は簡潔に前半で済ませている。ここにあるトリケラ、ティラノ、エドモントの3D映像は本当に立体的に見える。新宿東口でも、巨大三毛猫の代わりに時々これを映してもらいたい。

そして後半に行くと、最新技術で作成されたトリケラトプスの幼体を主人公に、物語仕立てで段々と、小さい動物から大物へと全身骨格が登場してくる。ここでは解説パネルもあるが、堂々たる全身骨格をじっくりと「魅せる」ように配置している。映像シアターを出ると、レイン対スタンの骨格を堪能できる。まあ、トリケラトプスとティラノサウルスが登場すれば子供たちの満足度は高く、親御さんたちも安心しているように見受けられた。

そしてワークショップやお土産ショップ、フードコーナーで締めくくると。今回は図録の他にティラノの骨格模型プラモデルを買った。コラボしたフェバリットの商品はあったが、シュライヒやパポのフィギュアはなかったようだ。ぬいぐるみは、ダコタラプトルの出来が今ひとつだった。お菓子は、缶入りチョコクランチとミルクモンブランの2種類のようだった。



新しく発見されたTufs-loveの頭骨。3Dプリンターで縮小した模型はうちでも飼っている。



「ナノティランヌスとする意見も根強い」というのは、今回協力したのがピーター・ラーソンさんだからでしょうね。しかし私もナノティランヌスという種類がいてほしいとは思う。



満身創痍のゴルゴサウルス「ルース」さん



コリストデラ類チャンプソサウルス。この人は尾椎の横突起がずいぶん長いというか、仙肋骨と同じくらいあるのですね。頸肋骨も長いけど。



追われるストゥルティオミムス



追うダコタラプトル。これはやはり顔が向こう向きなのが惜しいか。



なにげに良かったデンヴァーサウルス



海の猛者。背景が青色だとやはり美しいですね。



レインさん。
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