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浅草でヘテロドントサウルス



どうした、獣脚類じゃないぞ。まあオルニトスケリダの関係で、いま旬の注目されるグループではある。カギ爪だし牙あるし。

天気の良いGWの日に、ヘテロドントサウルスの指骨の長さなどを学ぶという、なんて有意義なんだろう。

南アフリカの単弓類(ゴルゴノプス類、ディノケファルス類、ディキノドン類、キノドン類など)、パレイアサウルス類、ヤンギナ、マッソスポンディルスなどの写真も見られて充実しました。
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イワコーの消しゴム



 イワコーの面白消しゴムというもので、ティラノ、トリケラ、ステゴ、プテラノドンが各2色。割とリアル志向なのか。
 消しゴムにしては珍しく、単色ではなく目が黒目であるが、解析の結果、左右の目はつながっており、右目を押し込むと左目が出るという構造であることがわかった。
 「消しゴムバイキング」で、よりどり7個で500円であった。
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コレクタ社の羽毛ティラノ



「狩猟」というんですか。たまたま立ち寄ったザ・スタディルーム(科学玩具の店)で見つけた。これはコレクタ社にしては良いような。毛並みの流れもちゃんとしているし、大腿部が羽毛でふくらはぎはウロコだが、同色で違和感がないようになっている。少なくともお手頃感はある。これはメトリアカントサウルスと同じ造形者かな。

ネットで新製品をチェックして買うのもいいが、雑貨屋さんの店頭でふと見つけるのも良い体験ですね。この方が出会い感がある。
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プロケラトサウルス・カラー変更




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紫色の背景に緑色というのがやや違和感があるかと思って、ありがちな配色に。

ワコムのインチュオスを買ってきたが、まだ繋いでいない。
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パソコン更新中




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これは20年も前に、Aldus SuperPaint で描いた絵で、このときは何も資料を見ないで、動物(哺乳類など)を描いていた。ペンではなくマウスで線を引いてペイントもしていた。

なんでそんな絵が出てきたかというと、ブログ開設以来初めてパソコンを更新したので、データ移行の過程で発掘された。周辺機器とくにペンタブレットはまだ買っていないので、まだイラストを描けない状態。

それにしても昔、恐竜好きが知られている職場で、「イヌとかネコとか普通の動物も好きですよ。」と言ったら、「またまた無理しちゃって。XXXさんは爬虫類専門でしょう?」と決めつけられたのは、偏見ではないか。爬虫類好きと恐竜好きはまた違うし。。。
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魚竜ルネッサンス


科学ジャーナリストのTraci Watsonという人が、Nature のNews Featureに近年の魚竜研究の隆盛について記事を書いています。論文ではないのでナショジオのような感じで、カラーのイラスト付きで楽しく読めます。

恐竜などに比べて地味な扱いだった魚竜の研究は、最近になって研究者の数もどんどん増え、未だかつてないほど盛り上がっているようです。2000年までの2世紀に記載されたのは80種だったのが、その後2017年までの17年間に20-30 種も追加されているということです。確かにちょっと系統図などをみると(もともと有名どころしか知らないのですが)、知らない種類が山ほど増えていることがわかります。

個人的に興味を惹かれたのは、魚竜の起源に関わるあたりが、非常にホットになっていることです。三畳紀の中国南部(湖北省)からの新発見が注目を浴びていて、魚竜の初期進化についての手がかりをもたらすものとして期待されているようです。魚竜とはいえないが、系統的に近縁と考えられるようになった海生爬虫類(Ichthyosauriformes, Ichthyosauromorphaなど)で、非常に奇妙な動物が次々と記載されているようです。
 ニジマスほどの小型のカルトリンクスCartorhynchusと、カメのようなウミトカゲのような体形のスクレロコルムスSclerocormus は吻が短く、この2種はナソロストラNasorostraというグループをなす。他にも幅広い肋骨とガストラリアで囲まれた胴部と細長い吻をもつフペスクス類Hupehsuchia (フペスクスHupehsuchus、エオフペスクス Eohupehsuchus、パラフペスクス Parahupehsuchus、ナンチャンゴサウルス Nanchangosaurusなど)が2014, 2015, 2016あたりで続々と記載されています。これらの奇妙な爬虫類は、ペルム紀末の大絶滅から数百万年の間に急速に進化し、ニッチを埋めていったということです。

古生物に興味をもつ人は、やはり現生にはみられない変わったデザインに惹かれることが多いと思います。私も典型的な魚竜の姿になった後はそれほど関心がないのですが、この時代の海生爬虫類には見たこともないような、得体のしれないものがごろごろいて、そこが面白い。
 もう10年以上も前のミネラルショーやミネラルフェアで、中国の業者のブースに行くと、よくわからない海生爬虫類の化石があったことを思い出します。典型的な首長竜や魚竜ではないために、あまり気にも留めなかったわけですが、研究者から見れば宝の山だったのかもしれません。


参考文献
Traci Watson. How giant marine reptiles terrorized the ancient seas. Nature 543, 603–607, (30 March 2017) doi:10.1038/543603a

Motani, R. et al. A basal ichthyosauriform with a short snout from the Lower Triassic of China. Nature 517, 485-488, doi: 10.1038/ nature13866 (2015).

Jiang, D.-Y. et al. A large aberrant stem ichthyosauriform indicating early rise and
demise of ichthyosauromorphs in the wake of the end-Permian extinction. Sci. Rep. 6, 26232; doi: 10.1038/ srep26232 (2016).
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