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Haolonggood ダスプレトサウルス



安くても、チャチいものはいらない。多くの恐竜マニアの方がそうだろう。私もこのHaolonggood ダスプレトサウルスについては、見本写真よりもチャチい感が強かったら嫌だなと思っていた。手元で見ると、予想より良かった。

PNSOも持っているが、全般的な顔の作りやリアルさではやはりPNSOの方がいい。例えば瞳の入れ方はPNSOの方が正確である。しかしこのHaolonggoodは唇が付いていて、顎を閉じると完全に歯が隠れる。オオトカゲというより、イヌっぽい可愛さがある。唇の上のウロコの形はいろいろ好みがあるだろうが、上顎、下顎の付け根のウロコはよくできているように思える。そして体色はPNSOとは違ったポリシーで塗装されている。PNSOのダスプレトサウルスはよくある褐色系で、ありがちなストライプであるが、このHaolonggoodは(私のはグリーン)明るいライムグリーンにセピア褐色の網目模様で、ところどころかすれたように薄くしてある。全体として不自然でないくらいにキレイな色合いになっている。体色・模様についてはむしろ優れているかもしれない。体形もアルバートサウルス亜科よりがっしりしていて、イメージに近い。

角の位置がおかしい、それだけで全然ダメだと思う方には、別に記事を書こうと思っている。

獣脚類に唇をつけるのは、Haolonggoodのカルカロドントサウルスが先駆的なものらしく、その後もこのダスプレトサウルスではHaolonggoodが先行している。しかしPNSOも黙ってはおらず、最近のヤンチュアノサウルスとサウロファガナクスでは唇をつけてきた。近い将来、ティラノサウルス類にも唇をつけるだろう。最近の一連のティラノサウルス類がある程度売れた頃、今後2年くらいの間に唇付きのティラノサウルスを出すのではないか。そう思ってキャメロンは買っていない。
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