イーペンランナー・メーリムのコムローイ会場で披露された少数民族の舞踏。意外なことに若い女性たちだった。
観光村などに見学に行くと老人や子供ばかり。子供がいるということは、若い夫婦がいるに違いないが、観光の時間帯ではついぞ見かけない。おそらくは、若い人たちは子供をおばあちゃんに預け、都会に働きにでているのだろうと思った。
コムローイ祭は満月の夜だが、タイの祝日ではないし学校もある。今年のイーペンランナー・メーリムのコムローイは月曜日。それゆえ、なぜに少数民族の若い人たちが舞踏を披露できるのか不思議なのだが。
とにかく祭りを盛り上げるため、大勢の人たちがボランティアで駆り出されているもよう。会場の交通整理などは大学生たちががんばっている。
少数民族の踊り。どうしても少数民族というと土産物屋のおばちゃんたちを短絡的に連想してしまうから、若い女性たちの動きの激しい踊りは想定外だった。きっといろんなことを犠牲にして会場へと駆け付けたのだろう。これに対して、男性たちはどこの世界でもフットワークが鈍い。けっしてチェンマイの民族舞踏に男性の踊りが存在しないわけではない。作物の収穫を祝う踊りであれば、当然ながら男性と女性が参加して行われる。
男性たちはムエタイとかの格闘技系に出演、あるいは会場設営にとしておこう。彼らの名誉のために。。