中国雑技団のウ・チャオさん。
椅子を次々と積み重ねながら様々なポーズを披露するバランス芸。鍛え上げられた筋肉と研ぎ澄まされたバランス感覚が可能にする技。普通は男性が行う演目とのことだが、彼女は女性ならではの美しさを演出しつつ観客を魅了する。
プロとしての日々の厳しい練習がなせる技だ。
彼女は今年の正月に某テレビ局の正月番組に出演した。
風景写真を含めたプロの写真家なら、それなりの対価を払って撮影をする。だから、アマチュアカメラマンが押し寄せる一般の大道芸などを撮影することはない。彼らのプライドがそれを許さない。そういう世界だ。プロがアマチュアと同一のフィールドで勝負はしない。
だが、テレビ業界のプライドっつうのはどうなっているんだろう。
重大事故につながる危険な技を、命綱も使わずに撮影している。ウ・チャオさんが命綱を拒否しているのかもしれないが、放送した番組では考えられないような体力を彼女に要求していた。
「人間の限界まで挑戦」。そういう主旨だから、それはそれでいい。
だが、いくら金がかかろうが、天井にレールをつけてでも、安全をまず第一に確保すべきだろう。
こうした芸人を使い捨てのテレビ業界のやり方に腹が立つ。
ケガをしたら、放送をカット。芸人はお払い箱。芸人育成の気持ちなんてこれっぽちもない。
(とか思ったが、じゃあ、映画はどうなのとなると、それこそ、裏方のスタントの世界かあ)
テレビというメディアは、超売れっ子へのステップだ。これからも、彼女のCM出演など、テレビへの露出は増えていくと思う。だが、彼女にはあの業界の消耗品にはなってほしくない。
そして、どんなパフォーマンスでもいいから、元気な姿をYOKOHAMAでずっとみていたい。
・・・そんな風に思うのは、それは、きっとぼくが彼女のファンだからだろう。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ