編み笠を目深にかぶり踊るその姿。笠の下から時折、顔がのぞく。しなよく踊るその姿は、真夏の夜のはかない夢のよう・・・。
「網笠をすこしかたむけよき君はなほ紅き花に見入るなりけり」(白秋)
北原白秋第一歌集『桐の花』より。白秋は22歳の時、隣家の夫と別居中の人妻、俊子と出会う。恋に落ちた2人は、愛人がいて嗜虐壁もある俊子の夫と離婚話が本格化した夜、初めて結ばれる。
夫の松下長平は報道写真家だった。その松下長平が、白秋を告訴した。姦通罪だ。
隣家の夫から告訴された2人は編み笠をかぶり、手錠をはめられ数珠つなぎで縄に縛られ、馬車で市ヶ谷の未決監に送られる。
当時の罪人は、人目から保護するために網笠をかぶる慈悲が与えられていたのだろうか。
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