tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アクアビクス25

2011-07-02 22:45:28 | lesson

 
 
 
 

さて、ダイブマスターが初級の成人水泳教室を受けると・・・。
ダイブマスターって、エアが足りなくなった時のスペアタンク代りぐらいにしか思ってもらえてないが、
これで結構大変だ。

ツアーや講習のアシストに付く時は、なによりもまず、チーム全体を見渡せる最後方のみんなよりも1~2メートルほど上方に位置する。

ダイビング中に突然浮き上がってしまい再潜降出来ず、気づいた時は水面というダイバーが時々いる。 こんな時はパニック状態に陥っていて、水面の安全確認もおろそかになり、とても危険。
また、ドリフト中に上下感覚を失い、どんどん水深を落としていくダイバーも危険だ。
ダイブマスターは、最後方からダイバーたちを常に監視し、みんなの急浮上、急潜降に備えているのだ。

しかも、先頭を行くインストラクターと常にアイコンタクトして、チームに異常がないことを知らせなければならない。このため、インストラクターがいつもどちらの方向から後ろを振り向くのか、その癖を見抜き、振り向いたらすかさず合図を送る。つまり、インストラクターの振り向く方向を推測して、チームの右側、あるいは左側に位置するのかを決め、チームを後ろからバックアップするのだ。
まあ、地形とかの関係で、推測した方向とは逆からインストラクターが振り向いて、アシストしているはずのぼくをイライラしながら探すことが多かったりするだが・・・。
教習のアシストの際は、デモとしてインストラクターに呼ばれる気配を機敏に察知して、インストラクターのすぐそばに詰めると、じゃまだあっちに行けと合図されたりするのだが・・・。

なによりも大変なのは、カメラ派ダイバー。勝手気ままに、被写体を見つけてあちこちへ行ってしまうので、後方からチームをまとめ上げるのは至難の業だ。
写真を撮り続けるダイバーの邪魔をしてはならず、みんなとはぐれてしまってはならずで、水中ではものすごい葛藤がある。。
もちろん、陸に上がったら、
「すごい写真が撮れていそうですね。あとで見せてくださいね」
など、水中では「おめえなんかにキレイな写真が撮れるわけねーだろ!ばーか。ばーか」
なんて心の中で毒づいていたことはおくびにもださず、話しかけなければならない。

そんなダイブマスターが初級の水泳教室に参加すれば、当然のことながら、泳ぐ順番は一番最後となる。続きは明日。


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