前にも書いたが、一人旅で一番困ってしまうのは「食事をどうするか・・・」。
リゾートのレストランでは、日本人カップルがいちゃついているうえに、2時間かけてコースで食べるようなお店ばかりなので、一人で店に入ることがためらわれてしまう。最近はインターネットで現地情報が簡単に入手できることから、地元の人たちが利用するような美味しくてリーズナブルな店まで、日本人の若者たちが出没するようになってしまった。だから、一人で入れそうな店を探すとなると、現地でローカルの人たちに聞いたりしてと一苦労となる。
そんな中で、サイパンでお勧めの一人食事。その一つは毎週木曜日に開かれるガラパンののナイトマーケット。
ここではいろいろな屋台が、いろいろな食べ物を売っている。このナイトマーケットの魅力は何といっても現地料理を「安く」「沢山」食べられること♪
会場となるガラパンのメインストリートまで歩いていくと、ずらっと並んだ屋台テントに大勢の人々がひしめきあって、バーベキューなどの煙に混じって、人々の熱気が湯気となって舞い上がっている。
道の一角には、食事をするためのテーブルとイスが所狭しと並ぶ。こちらは日本人カップルたちの御用達。黙々と食べている日本人カップルたちに・・・ローカルたちも思わず遠慮して席を譲ってしまう。
屋台で目に付くのが、好きな惣菜を5種類選べる店。店は何軒もあり、「ファイブダラー、ファイブチョイスー!」という声が飛び交う。
チャイニーズの屋台でかわいい中国女性に「何で買わないの?」と声をかけられ、「あちこちで写真を撮ってからね」と答える。
外国人の多いサイパンの国柄を反映してか、屋台の種類も実にエスニック。カラフルな衣装を着ているタイ料理屋の屋台や、インド、韓国、ねじり鉢巻の日本の屋台など。
さて、チャイニーズの屋台に戻って、先ほどのお嬢さんと再会。注文は好きな惣菜を選べるのだが、どれも美味しそうで迷ってしまう。結局、5種類を彼女に選んでもらってその日の夕食をゲット。
チョモロの屋台には、これぞチョモロというステレオタイプのおばちゃんたちが、楽しそうに料理をテーブルに並べていた。お馴染みのチョモロお菓子やココナツ粉のクッキー。そして、カラフルなバナナケーキ、キャロットケーキ、タピオカプディングなどなど。
ぼくの一番のお気に入りは、お馴染みのチョモロお菓子「アピギギ」。普通はバナナの皮に包まれて売られているのだが、ここでは使い捨てのプラスチック容器に入っていたので、「これ、何?」とおばちゃんに聞いてみたところ、屋台の先で売られていた青いココナッツの実を示した。甘くておいしいよと盛んに勧める。
翌日の朝食にと買い、次の日の朝、食べてみたらアピギギだった。ちなみに、24時間営業のドーナツハウス、ウィンチェルズでも、このアピギギがきれいに四角形に切られて売られていた。ほおのりと甘く、モチモチして懐かしい味がする。
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