(Entry 363~366/365) OLYMPUS PEN Lite E-PL1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L
自分のダイビング中の写真を見て頭を抱えたのは、ぼくの泳いでいる姿勢の悪さ。プールで水泳の練習をしている時も、コーチに散々言われている腰のポジションの悪さだ。
普段、前かがみでの歩行が癖のせいか、泳いでいる時でも腰から脚のポジションがやや下の方にある。この姿勢では、水の抵抗が大きくて速く泳げない。
一方、エアー消費量が少ない人は、きれいなストリームライン(流線型)での水平姿勢をとっている。
つまり、正しいフォームはどちらかと言えばフィンは体のラインよりも上。フィンキックは体のラインよりも下に蹴り下ろすのではなく、むしろ、腰より上にフィンを持ち上げるイメージで行うのが理想だ。腰より上にフィンを持ち上げることにより、体のラインに対してまっすぐな推進力が得られ、しかも、水流に対する抵抗が最小限になる。
泳ぐ姿勢の良さは、エアー消費量を下げることにダイレクトにつながる。
ぼくは、一時、軽いプラスティック・フィンを使っていて、その頃は脚が体よりも上にあったのだが、フィンが柔らかすぎて思うように前に進まないため、Gullのゴムフィンに戻したら脚の位置も元に戻ってしまった。
ということで、最近はエアーの消費量も増大。そういうわけで、この前のダイビングでは危うくエア切れに・・・。
自己弁護のためにもう少し詳しく説明をすると、ボートダイビングのナフタン。メンバーは、プライベートガイドの友人と、ゲストの女性2名。そしてぼく。一通り、岬に平行してドロップオフを泳ぎ、流れに乗って、エントリーのブイまで帰ってきた。ここでぼくの残圧70kg/cm^2。安全停止してもおつりが来る。
友人はホソカマスの群れをはるか向こうに見つけて、みんなを引っ張っていった。
自分の残圧を考えて一瞬どうしようか迷ったものの、水深はあまり深くないので、とりあえずみんなにくっついていくことに。
数分後、残圧50kg/cm^2になったぼくのゲージを友人に見せて、ブイまで帰らせてもらうことに。だが、カレントはやや強めのアゲインスト。
友人は念のため、ダイバーリンカを、ぼくのBCの中圧ホースの引き抜いて、そこに接続した。
このダイバーリンカ。オクトパスで・ブリージングをしなくても、他人のタンクのエアーを供給してもらえる。
相手のBCの中圧ホースと、こちらのBCの中圧ホースが接続するのだが、お互いの体が近接するので強い流れに逆らって泳ぐにはちと厳しい。・・・せっかく、ドライスーツ用ホースがあまっているのだから、そちらにと思ってダイバーリンカの接続を解くと、こちらの意図を理解しない友人があわてて再接続。
ダイバーリンカ。オクトパスでブリージングをしなくてすむという優れものにはちがいないのだが、どうやらエアーは、レギュレータ性能によって、どちらのタンクからエアーが供給されるかが決まるようだ。けっして、残圧が多いタンクからというわけではない。
ボートに設けられた安全停止バーに、ダイバーリンカでつながれてたどり着いた時は、50kg/cm^2あったぼくのタンクは、2人でエアーを消費することになって、見る間に10kg/cm^2へ。
安全停止中、ダイバーリンカははずしてもらったのだが、顔見知りのガイドたちが、珍しがって顔を見に来る。・・・エアーが無くなったの?と。
ダイバーリンカ。優れものには違いないんだけどなあ。残圧が少ないぼくのタンクから、エアーを消費してくれてもなあ・・・。
気に入った写真や記事がありましたら応援のクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村