(Entry 343～346/365) OLYMPUS PEN Lite E-PL1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L
サイパンでは11月頃から5月頃まで、トレードウインド(貿易風)がマイクロビーチに吹く。
ペルー沖の冷たい海水で冷やされた空気)と、フィリピン近辺の温かい海水で温められた空気の気圧差が強い東風を起こし、サイパンに吹き寄せるのだ。
したがって、この時期は、島の東側にあるダイビングポイントは波が高くて、ビーチからのエントリーが困難な状況となる。
ラウラウは湾に直接風が吹き込み、オブジャンは湾でないために吹きさらしに。また、グロットは4m/s（8.4ノット)の風速でエントリーが難しくなる。
一方、貿易風のもたらす恵みの雨は、毎日どこかに虹のレビューを見せてくれる。
冬場は荒れてなかなか行かれないグロットだが、とても有名な大きな洞窟のポイントだ。世界各国からここを潜るためにダイバーたちがやってくる。
117段の階段を海に向かって降りていくと、円形状の天然のプ-ルがある。プールには外洋へ抜ける3つのホールがある。そのホールを抜けて外洋へ出る。
外洋から差し込む光がグロットブルーと言われる幻想的な景色を作り出し、外洋に出ると豊富な魚種の魚たちがダイバーたちを迎えてくれる。
サイパンのポイントで大物と言われる魚は全てこのポイントで目撃されている。
サイパンに7年間いたガイドは、ここで1度だけジンベイザメを目撃したという。
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