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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

米軍横田基地「友好祭」(1)

2009-08-27 21:26:17 | プチ放浪 都会編

 
 
 
 

防衛省の希望に反して導入が困難視されている米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22ラプター2機が、米軍横田基地(東京都福生市)の基地開放イベントで一般公開された。当日はものすごい人出。 そのせいかゲートはフリーパスだった。
駅から長蛇の列の基地入口第5ゲートを抜けるとそこはアメリカ。まさに身近なアメリカがある。会場内を移動するトロッコ風バスに乗っていた米兵が、ヤケにハイテンションで水鉄砲を乱射してくる。これで、水鉄砲で応戦したら大問題なんだろう・・・なあ。
しばらく、イベントでやっていたバスケの3 on 3を眺めていたら、米兵に声をかけられた。脇を抜いてレイアップシュートして見ろと。
ボールを受け取ってオンサイドドライブと見せかけてリバースターンをし、ゴールを目掛けて放ったスリーポイントショットの軌跡は、曇り空の中をキレイな放物線を描いたのだが、ゴールのリングにはほど遠く離れていた。・・・・・・。

戦前までの日本の航空機生産数は、アメリカ、ソビエト、イギリス、ドイツに続く規模だった。ジェット機を飛行させたのも、世界で5番目と、かつての日本の航空機開発能力は世界でも有数のものだった。ところが、敗戦を迎え、日本の航空技術者の大半はJRや自動車などの分野に転身を余儀なくされた。というのも、航空機製造技術は全面的に国家の支援を必要とするくらい莫大な資金と人員を要するからである。
戦後の日本政府は経済力の貧弱な財政事情から、莫大な研究開発費を要する航空機の研究開発を中断するしかなかったのだ。しかも、敗戦により航空に関する活動の一切を禁止され、7年の空白が生じた。日本の航空技術はその時点で完全に止まってしまったのだった。

日本は戦後一貫して自動車など民生の工業製品の研究と開発に全力を傾けた。一方アメリカは、航空宇宙分野での研究開発に力を注いだのである。その結果、アメリカは自動車や家電などは完全に国際競争力を失ってしまった。日本は戦略として、自動車や家電、造船などに目標を決め、アメリカは航空宇宙分野など防衛産業に力を置いた結果だった。

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