山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

南八ヶ岳・権現から赤岳(その2)

2012-08-06 | 山梨の山

標識(1)

立派な標識がありました。
ここは海抜1800mです。
この石を担ぎ上げたのでしょうか?

登山道(1)

比較的緩やかな登山道です。
時々、ホトトギスの鳴き声が聞こえてきました。


ミネウスユキソウ

ウスユキソウはヨーロッパではエーデルワイスと
呼ばれています。
ここでは1輪だけ咲いていました。


キバナオダマキ

最初に出会った花よりきれいな色をして
いました。
まだ咲いて間がないようでした。


クルマユリ

笹の葉っぱの間から顔を出していました。
葉っぱが輪生しているのですが、笹に隠れて
見えませんでした。

ミヤマカラマツ

花弁はなく白い花糸がよく目立ちます。
葉っぱが卵形で丸い鋸歯があります。


登山道(2)

しばらくはこんな笹薮の登山道が続きます。
時々小鳥の声が聞こえるだけで静かな登山道でした。


カワラナデシコ

花びらの切れ込みがかなり深いです。
群生しているとかなりよく目立つ花です。


標識(2)

海抜2000mの標識を見つけました。
登山道の横に無造作に横たわっていました。


ミヤマカラマツ(2)

先ほど見た花より花がたくさんついています。
まるで花火のようでした。


キソチドリ

ランの仲間です。
側花弁が万歳の形をしています。
緑色をしている花なのでなかなか目に止まりません。
今年も会えてよかったです。


標識(3)

こんな標識が倒れていました。
実際にはここまでかなりの急坂でした。
まだ30分も続くようです。


イワオトギリ

昔、この花を薬草と知った兄が弟に「誰にも漏らすな!」と
いったそうです。
しかし、弟がつい村人に話したため、怒った兄が弟を
斬り殺したそうです。
それで弟切草(オトギリソウ)という名前になったそうです。
これは岩場に生えているので、この名があります。
赤いツボミがかわいい花です。