山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

南八ヶ岳・権現から赤岳(その3)

2012-08-07 | 山梨の山
ヤマブキショウマ

葉っぱがヤマブキの葉に似ています。
トリアシショウマなどと比べて花の色が淡い
感じがします。

テガタチドリ(1)

根っこが手の形をしているそうです。
野生ランの仲間です。


クジャクチョウ

きれいな蝶がイブキジャコウソウに止まっています。
模様がクジャクの羽根のようでした。


花の共演

手前からテガタチドリ、カワラナデシコ、ネバリノギランの
順に仲良く並んでいます。
ネバリノギランは花に触ると粘りがあります。


テガタチドリ(2)

かなりきれいなテガタチドリです。
花の後ろの距(きょ)がよく見えます。


タカネグンナイフウロ

グンナイとは地名からとったようです。
グンナイフウロより濃い色をしています。


ガス(1)

ガスがでてきました。
夏山ではよくある現象です。
気温が高いとカミナリなども発生します。



イワオトギリ

葉っぱの先端が丸く、花のオシベも元気です。
この時期はよく見かける花です。


ムカゴトラノオ

イブキトラノオに似ていますが、花が終わると
ムカゴができます。
そこからこのような名前がついています。


ミヤマコゴメグサ

コゴメグサの高山型です。
花びらの黄色い斑点がポイントになっています。


ヒメシャジン

花柱が花びらから外にでていません。
また、ガク片が線形で鋸歯があります。
花柱が花びらから飛び出して、ガク片に鋸歯が
なければミヤマシャジンです。


ガス(2)

ますます、ガスが濃くなってきました。
まさに幽玄の世界です。


カイタカラコウ

舌状花が5枚で、葉っぱの先端が尖っているのが
特徴です。
甲斐駒ヶ岳付近でもたくさん見ることができます。


ハリブキ

春先には白い花をつけた姿を見かけました。
もうこの時期には青い実をつけています。
秋になると、この実が真っ赤になります。
トゲが多いのでうっかり触るとたいへんです。