山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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南八ヶ岳・権現から赤岳(その5)

2012-08-09 | 山梨の山
三ツ頭の頂上

三ツ頭の頂上全体はこんな感じです。
腰を下ろして休むにはよさそうなところです。


赤岳

遠くにピラミット型の山が見えてきました。
八ヶ岳の主峰・赤岳です。
今回はあの山にも登ります。


登山道(1)

ハイマツの中の登山道です。
ガスがかかっていてこれから向かう権現は
みえません。

ウラシマツツジ

秋になると葉っぱが真っ赤に紅葉します。
葉っぱの裏に縞模様があるので、裏縞(うらしま)ツツジです。
浦島太郎とは関係ありません。


権現岳

ガスが流れて少し権現岳が見えてきました。
まだまだ先は長そうです。


赤岳

赤岳の勇姿です。
標高2899mの岩峰です。
雲が下で渦を巻いていました。


シラビソ

シラビソの木に片側しか枝が伸びていません。
右からの風が強いので左にしか成長しないようです。
これをみれば右が北、左が南と方位を知ることができます。


登山道(2)

ハイマツの中の登山道です。
風が時々強く吹いてきます。


ミヤマダイコンソウ

この時期は黄色い花がよく目立ちます。
葉っぱがダイコンの葉に似ているので、このような名前が
ついています。


編笠山(1)

富士山のような形をした山が見えてきました。
数年前に観音平からこの山を登って権現までピストンしたことが
あります。
やはり岩がゴロゴロとした山でした。

登山道(3)

このあたりの登山道はかなり荒れていました。
風が強いと吹き飛ばされそうなところです。


三ツ頭

歩いてきた山を振り返ってみました。
一番奥の高い山が三ツ頭のようです。
南八ヶ岳にも雄大な山が多いです。


タカネシュロソウ

草むらから顔を出していました。
花びらが6枚で先端が内側に反っています。
葉っぱの繊維が残ってシュロのように見えるので、
この名前がついています。

編笠山(2)

再び編笠山が姿を見せてくれました。
右下に見えるのが青年小屋です。

編笠山は標高2523mのきれいな形をした山です。
中央線の電車の窓からもよく見える山です。


ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲの残り花です。
この花は雪解けと共に咲き出します。
わずかでも残っていてくれてよかったです。