山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

中山道(16-1)

2010-01-03 | 海外の旅
釜戸駅


中山歩きも回を重ねて16回になりました。
昨年12月25日~26日にかけて歩いてきました。
名古屋から中央本線に乗り、釜戸駅で下車しました。
事前に予約していたタクシーに分乗して目的地に
向かいました。


大湫(おおくて)

タクシーで約15分くらいで着きました。
前回はここから釜戸駅まで1時間以上かけて歩きました。
大湫(おおくて)と読みます。
今回の参加者は14名です。
現地参加者が2名いて総勢16名になりました。

残雪

これから琵琶峠に向かって歩きます。
雪が少し残っていました。
2~3日前に降った雪だそうです。

高札場


大湫宿の高札場跡です。
宿場の出入り口に掲げられ、情報発信していたようです。
ナンテンの赤い実が太陽に輝いていました。


ハボタンとフユサンゴ

大きなハボタンが植えられていました。
正月の飾り花としても使われるようです。
小さな実はフユサンゴのようです。
別名:タマサンゴとも呼ばれています。
夏から冬にかけてたくさんの実がなります。
ナス科の植物で観賞用として植えられているようです。



しばらく歩くとアズマヤがありました。
この寒いのに寝ている人がいます。
旅人か地元の人かはわかりません。
日陰には雪がかなり残っていました。



二つ岩

こんな案内がありました。
この近くに大きな岩があります。
かなり昔からあるようです。


烏帽子岩

そのうちの一つです。
案内では「烏帽子岩」とありました。
昔の旅人も同じように眺めて通ったのでしょう。
旅の目印になるようです。




標識

このような立派な標識も立っています。
このあたりは最近になって整備されたようです。
中山道も大きな道路ができると消えてしまいます。
古い地図やガイドブックを頼りに歩いていますが、
旧街道を探しながら歩くのはなかなかたいへんです。


琵琶滝の上り口

琵琶峠の上り口です。
ここから山道に入ります。
右の石仏はかなり古く、歴史を感じさせてくれました。



石畳

緩やかな坂道です。
石畳は苔むしていて昔からのもののようです。
このような道が街道歩きの楽しみです。
25日といえばクリスマスです。
ベルの音も聞こえず、静けさだけが広がっていました。